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ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤

ロックンロールやジャズのルーツと呼ばれるブルースの誕生は、19世紀後半にまでさかのぼります。

いわゆる戦前ブルースとも称されるデルタ・ブルースやカントリー・ブルース、戦後シカゴから発達したエレクトリックを用いたシカゴ・ブルースやモダン・ブルースなど、その形式はさまざまであって一口で語れるものではありません。

今回の記事では、2020年代の今も多くのミュージシャンがそのスタイルや魂を受け継ぐ、ブルースの名盤をご紹介します。

初心者の方でも聴きやすいモダン・ブルースをメインとしたラインアップとなっておりますので、日ごろロックを聴かれている方であっても、入りやすい内容となっておりますよ!

ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤(121〜130)

M&O BluesWillie Brown

Willie Brown – M & O Blues – Paramount 13090, Champion 50023 blues
M&O BluesWillie Brown

Willie Brown(ウィリーブラウン)は、1900年生まれ、アメリカ・ミシシッピ州クラークスデール出身のギターリスト、シンガーで、ロバートジョンソンにギターを教えた人物としても知られていたり、チャーリーパットンやサンハウスなどとも演奏を共にしています。

M&O Blues、Future Bluesは、パラマウントで1930年にセッションをしています。

Brown SugerZZ Top

ZZ TOPは80年代に一世を風靡したエレクトリック・ブギーバンドの印象が強いですが、実は出自がバリバリのブルースバンドであることを正確に理解している人は少ないでしょう。

ギターのビリー・ビボンズはブルースギタリストとしても名手で、玄人受けする技術には定評があります。

wild women don’t have the bluesIda Cox

アイダ・コックスは1920年代に活躍した女性クラシック・ブルースシンガーです。

アメリカ合衆国・ジョージア州出身の彼女は自分自身で多くの曲を書き、ショーのプロデュースも行っていました。

こちらの曲も作詞作曲、歌まで全て彼女によって表現されています。

That’s All RightJimmy Rogers

Jimmy Rogers(ジミーロジャーズ)は、1924年生まれ、アメリカ・ミシシッピ州ルールヴィル出身のブルースミュージシャンで、1950年代初期にマディウォーターズのセカンドギタリストとして活躍しました。

力強いベースラインや正確なリズムを刻む音は、マディのサウンドには欠かすことのできなかったとされています。

シカゴブルースの名門レーベル、チェスレコードのブルースメンとして最もシカゴブルースらしいサウンドを出していました。

That’s all right, You’re the oneなどの多くのブルースをヒットさせています。

ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤(131〜140)

its hurts me tooJohn Mayall

John Mayall & The Bluesbreakers – It Hurts Me Too
its hurts me tooJohn Mayall

英国白人ブルースのゴッドファーザー的存在。

彼の率いるバンド、ブルース・ブレーカーズの初代ギタリストとして若きエリック・クラプトンもデビューしました。

(2代目ギタリストはピーター・グリーン)。

御年83歳になる彼ですが、いまだに現役ブルースマンとして存命しています。

Catfish bluesLightnin’ Hopkins

今も多くのリスペクトを受ける偉大なブルースマン。

くわえタバコとサングラスがトレードマークで、一声唸るだけでそれとわかる「ライトニン節」と言われるボーカルスタイルは、ジョン・リー・フッカーと双璧でしょう。

このブルーススタンダード曲も見事に彼のスタイルになっています。

Poor Boy Long Way from HomeBukka White

戦前のアコースティック・ブルースの中には、スライド・ギターの名プレイヤーが多数存在しますが、その代表格がブッカ・ホワイトです。

スライド・ギターは特殊なチューニングをする事がありますが、これが戦前ブルースの独特な響きにも繋がっています。