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ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽

ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。

バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。

特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。

今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。

ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(101〜110)

カプリッチョ作品76の1Johannes Brahms

Ivo Pogorelich Plays Brahms Capriccio Op.76 No.2. lo-fi
カプリッチョ作品76の1Johannes Brahms

ドイツ3Bの一人であるブラームスの奇想曲第2番です。

イーヴォ・ポゴレリチは、旧ユーゴスラビアのベオグラード出身のピアニストです。

「異端」として知られ、さまざまなエピソードがあるが、演奏にもその異端さが型破りな演奏として出ており、曲の新しい側面を生み出す奏者でもあります。

雨の歌Johannes Brahms

★ブラームス ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78 ≪雨の歌≫ シェリング/ルービンシュタイン Brahms Violin Sonata No.1 G-major
雨の歌Johannes Brahms

オーストリア南部のヴェルター湖畔にある避暑地ペルチャハで作曲された曲です。

日本のじめじめとした嫌らしい暑さから抜け出したい気分の時には、避暑地で作曲されたこの曲を聴くのには絶好の機会です。

涼しげな湖畔を想像しながら聴いてみましょう。

ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 Op.102Johannes Brahms

フランツ・ウェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102より/2018年11月24日/サントリーホール
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 Op.102Johannes Brahms

1887年に作曲されたヴァイオリンとチェロを独奏楽器とする二重協奏曲です。

交響的でありながら独奏に重音を要求する難曲と言われています。

1886年に最後の交響曲となった第4番を完成した後、ブラームスは交響曲第5番の構想を練っていました。

同じ頃、ブラームスは長年の親友で、ヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムとの不仲となっていました。

ブラームスはヨアヒムとのぎくしゃくした間柄をなんとかしたいと考え、ヨアヒムの助言を得ながら作曲しようと試みます。

このことが交響曲の着想を協奏曲へと変更することになった理由であるというエピソードがあります

おわりに

いかがだったでしょうか。

我々にとっては偉大な作曲家ブラームスですが、本人は偉大なる作曲家と扱われることを良く思わず、一方で完璧主義者であったようで、厳格ながら時には熱く優しい部分が作品に表れているのではないでしょうか。

十二音技法の創始者であるアルノルト・シェーンベルクや、後期ロマン派のフランツ・シュミットなど後の作曲家にも多くの影響を与えており、今の私たちにも届いているようです。

オーケストラで演奏される曲以外でも、ピアノ、アンサンブル、歌曲などもぜひ聞いてみてください。