ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。
バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。
特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。
今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。
ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(71〜80)
チェロソナタ 第1番ホ短調 Op.38Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームス作曲の『チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38』です。
第1楽章:アレグロ・ノン・トロッポ、第2楽章:アレグレット・クワジ・メヌエット、第3楽章:アレグロの3つの曲で構成されたソナタで、1862年に作曲を始め、3年後の1865年に完成しました。
ハイドンの主題による変奏曲 作品56aJohannes Brahms

ヨハネス・ブラームスが1873年に作曲した名作『ハイドンの主題による変奏曲 作品56a』。
『ハイドン変奏曲』や『聖アントニウスのコラールによる変奏曲』というタイトルでも知られていますね。
変奏ごとに特色は変えるものの、一貫して穏やかなメロディーが展開されていきます。
そのため、ゆったりと過ごしたい休日の朝などにはピッタリの楽曲と言えるでしょう。
やや高貴な曲調なので、朝食を食べながら聴くのも良さそうですね。
ぜひチェックしてみてください。
ハンガリー舞曲第7番Johannes Brahms

ブラームスによる「ハンガリー舞曲集」はもともとピアノ連弾曲として書かれました。
ただこの曲集、この第7番だけでなくどの曲にも作品番号がついていません。
ブラームスによる作曲ではなく、ハンガリーのロマの音楽を採譜・編集したものだからだそうです。
実は出版後、盗作だとして訴訟を起こされましたが、「編曲」としていたので勝訴したというエピソードが残っています。
それはさておき、跳ねるようなリズムに力強い旋律が、いかにも民族舞踊らしくて心がおどりますね!
ハンガリー舞曲集(管弦楽編)Johannes Brahms

ブラームスはドイツの作曲家です。
ブラームスは若い頃、ハンガリーのヴァイオリン奏者レメーニーとの演奏旅行中、ハンガリーのジプシー音楽に親しみました。
「ハンガリー舞曲集」には、ジプシー音楽のどこか哀切なリズムと旋律が色濃く漂います。
バイオリンソナタ 第1番 「雨の歌」Johannes Brahms

ブラームスのバイオリン楽曲を2つご紹介します。
このバイオリンソナタは「雨の歌」という作曲家自身の歌曲が元になっていて、その旋律が形を変えて随所に現れています。
ブラームスらしい緻密に練られた構造と、人間的な感情の豊かな旋律が非常に美しい作品です。