ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。
バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。
特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。
今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。
ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(1〜10)
ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms

1869年に出版された作品です。
ハンガリーのロマ(ジプシー)の音楽をもとにして、ブラームスが編曲した全21曲からなる舞曲集です。
もともとは4手ピアノ(連弾)用として制作されましたが、後にピアノ独奏曲版や管弦楽版などに再編曲され爆発的な人気となり。
特に第5番は単独でオーケストラのコンサートでの演目や映画やCMなどBGMとしてもよく使用されています。
ピアノ五重奏曲 Op.34Johannes Brahms

1864年に作曲された作品です。
1865年に出版されました。
当初ブラームスはこの楽曲を、弦楽五重奏として制作していましたが、上手くいかず、2台のピアノのためのソナタに書き直します。
しかしその後、周囲のアドバイスを受けて、ピアノ五重奏に再び書き直した、というエピソードの残る作品です。
ちなみに、2台のピアノのためのソナタはop.34bとして1871年に出版されています。
ピアノ協奏曲 第1番Johannes Brahms

1854年から1857年に作曲された作品です。
はじめからピアノ協奏曲として書かれたものではなく、もともと、2台ピアノのソナタとして作っていたものを、交響曲として書き直すも上手くいかず・・・と紆余曲折を経て完成に至りました。
発表当時はあまり評判が良くなく聴衆から野次を受けたというエピソードもあります。
交響曲第2番 Op.73Johannes Brahms

ドイツのロマン派を代表する作曲家ブラームスが、オーストリアの美しい自然に囲まれた避暑地で作曲した珠玉の交響曲です。
全4楽章からなる本作は、穏やかな主題から始まり、哀愁を帯びたチェロの旋律、軽快なリズム、そして力強いフィナーレへと展開します。
1877年12月に初演され大成功を収めたこの曲は、ブラームスの交響曲の中でも特に明るく希望に満ちた雰囲気が特徴的です。
自然の中での安らぎや美しさを感じられる本作は、クラシック音楽に親しみたい方にもおすすめの1曲です。
ヴァイオリン協奏曲二長調 op.77Johannes Brahms

ドイツが生んだロマン派音楽の巨匠、ヨハネス・ブラームス。
彼の代表作の一つが、親友ヨーゼフ・ヨアヒムへ贈られたヴァイオリン協奏曲です。
1878年に45歳で作曲したこの作品は、交響曲的な重厚さと独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が見事に融合しています。
約40分の演奏時間で、壮大なオーケストラと独奏ヴァイオリンが織りなす音楽の世界は、聴く人の心を深く揺さぶります。
ベートーヴェンやメンデルスゾーンの協奏曲と並び称される本作は、クラシック音楽ファンはもちろん、音楽の深い感動を求める方にもおすすめです。