ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。
バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。
特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。
今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。
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ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(1〜10)
ピアノ協奏曲 第1番Johannes Brahms

1854年から1857年に作曲された作品です。
はじめからピアノ協奏曲として書かれたものではなく、もともと、2台ピアノのソナタとして作っていたものを、交響曲として書き直すも上手くいかず・・・と紆余曲折を経て完成に至りました。
発表当時はあまり評判が良くなく聴衆から野次を受けたというエピソードもあります。
交響曲第3番 Op.90Johannes Brahms

1883年ブラームス50歳の頃に作曲された3つめの交響曲です。
ベートーベンを尊敬していたブラームスのためか、初演した指揮者のハンス・リヒターは、この楽曲をベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を念頭に「ブラームスの英雄だ」と評価しました。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の初演により大成功をおさめ、聴衆からも高い評価を受けました。
この楽曲は、1961年のイングリッド・バーグマン主演映画「さよならをもう一度」でも使用されました。
ドイツ・レクイエム Op.45Johannes Brahms

1857年から1867年、ブラームス24歳から35歳の頃に作曲された作品です。
恩師のシューマンの死が作曲の動機と言われています。
このレクイエムとは、カトリック教会の「死者のためのミサ」のことを差します。
しかし、プロテスタントの信者であるブラームスは、ラテン語の典礼文ではなく、ドイツ語版の聖書などから、ブラームス自ら選んだテキストを歌詞として使用しています。
そのため、典礼のための音楽ではなく、演奏会用の作品として作曲されています。
ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(11〜20)
2つのラプソディJohannes Brahms

1879年、ブラームス46歳の頃に作曲された、2曲からなるピアノ独奏曲です。
この楽曲は、かつての弟子であり、作曲家のエリザベート・フォン・シュトックハウゼンに掲載されました。
当初この楽曲は「2つのピアノ曲」というタイトルでしたが、エリザベートの要請により、現在のタイトルになったと言われています。
ブラームスの作品の中でも広く親しまれている楽曲のひとつです。
交響曲第2番 Op.73Johannes Brahms

ドイツのロマン派を代表する作曲家ブラームスが、オーストリアの美しい自然に囲まれた避暑地で作曲した珠玉の交響曲です。
全4楽章からなる本作は、穏やかな主題から始まり、哀愁を帯びたチェロの旋律、軽快なリズム、そして力強いフィナーレへと展開します。
1877年12月に初演され大成功を収めたこの曲は、ブラームスの交響曲の中でも特に明るく希望に満ちた雰囲気が特徴的です。
自然の中での安らぎや美しさを感じられる本作は、クラシック音楽に親しみたい方にもおすすめの1曲です。
子守歌Johannes Brahms

ドイツ音楽の「三大B」の一人、ヨハネス・ブラームスが残した名曲をご紹介します。
1868年に作曲された本作は、親しい友人の出産を祝して贈られました。
優しく揺れるメロディと穏やかな調べで、世界中の赤ちゃんを眠りへと誘ってきました。
隠された対旋律には、かつての想い人への愛が込められているとも。
150年以上の時を経て、今なお多くの人々に愛され続けるこの曲。
クラシックファンはもちろん、子育て中の方々にもおすすめです。
心が安らぐひとときをお過ごしください。
ピアノ協奏曲第2番 Op.83Johannes Brahms

1878年から1881年に作曲された作品です。
ブラームスの作品は厳格で重々しい曲調も多いのですが、本作は珍しく明るい曲調となっています。
ブラームスの作品の中でも、最も有名な作品のひとつであり、ピアニストにとっては、高い技術を要求される難しい曲のひとつでもあります。
交響曲のような規模を誇り、当時の音楽評論家は「ピアノ付き交響曲」と評したと言われています。
ブラームスの作曲の師匠エドゥアルト・マルクスゼンに献呈されました。





