ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。
バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。
特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。
今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。
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ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(21〜40)
16のワルツ 作品39 第15番『愛のワルツ』Johannes Brahms

ロマン派音楽の巨匠、ヨハネス・ブラームスが1865年に作曲した『16のワルツ』。
そのなかの第15番、『愛のワルツ』は、美しいメロディで広く親しまれています。
はじめはピアノ連弾用として作曲されましたが、後にピアノ独奏用にも編曲されました。
愛をテーマにした繊細な音色は、聴く人の心に染み入るよう。
ブラームスならではの複雑なリズムや時間操作も魅力的です。
ピアノの優美な響きに酔いしれたい方にオススメの1曲。
テレビドラマやCMでも使用され、多くの人々を魅了し続けています。
ブラームスの音楽性が凝縮された、心洗われる名曲といえるでしょう。
2つのラプソディ Op.79 第2番Johannes Brahms

ブラームスが1879年に作曲した本作は、低音域で打ち鳴らされるオクターブの主題が特徴的。
3連符の暗くうごめくような動きを持つ旋律が対照的に登場し、この楽想が中間部でも発展的に扱われています。
ソナタ形式の要素が色濃く反映されており、本作を通じてブラームスの深い音楽的洞察が感じられますね。
古典的な形式美を尊重しつつも、ロマン派らしい情熱的な表現が魅力的です。
技術的にも表現力の面も挑戦したい方にオススメの1曲ですよ。
4つの小品 Op.119 第2曲 間奏曲 ホ短調Johannes Brahms

ブラームスが晩年に作曲した『4つの小品』。
そのなかの第2曲は、緩やかなテンポのなかで和音と旋律が感情の波のようにゆったりと展開します。
暗く沈んだ雰囲気の中に、時折浮かび上がるメランコリックな美しさが特徴的。
避暑地バート・イシュルでの夏の休暇中に書かれたそうで、ブラームスの内なる感情が反映された音楽となっています。
短いながらも豊かな深みを持ち、彼の音楽的成熟を体現する1曲。
静かで内省的な音楽を楽しみたい方にオススメですよ。
4つの小品 Op.119 第3曲 間奏曲 ハ短調Johannes Brahms

ブラームスの最後のピアノ作品集『4つの小品』に収められた本作は、特に印象深い作品です。
彼が60歳に近づいた頃に書かれ、わずか1分半ほどの短い作品ながら、明るさと穏やかな雰囲気が心を和ませてくれます。
リズムの複雑さや変化に富んだフレージングが特徴的で、ブラームスの晩年の円熟した作風が感じられます。
強弱の変化を強調させるためには、微細なルバートを取り入れると脱力もでき、より自然な演奏ができますよ。
ゆっくりのテンポでポジションや指番号の確認などを丁寧に行なってみてくださいね。
6つの小品 Op.118 第2曲 間奏曲 イ長調Johannes Brahms

ブラームスが晩年に作曲したピアノ小品集からの1曲。
優しく穏やかな旋律で、秋冬の情景を思わせる切なくも美しいメロディが印象的です。
1893年に作曲され、親友クララ・シューマンに捧げられました。
三部形式で構成され、中間部では短調への転調が印象的なコントラストを生み出しています。
内声のメロディラインを明瞭に表現することが求められ、指の独立と繊細な表現力を磨きたい方にオススメ。
ブラームスの成熟した音楽性に触れたい方に、ぜひチャレンジしていただきたい1曲ですね。