ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。
バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。
特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。
今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。
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ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(21〜30)
ハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調Johannes Brahms

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家、ヨハネス・ブラームス。
彼の代表作の一つである『ハンガリー舞曲集』は、伝統的なハンガリーの民謡をもとに作曲された全21曲からなる舞曲集です。
その中でも特に第5番は速いテンポと印象的なメロディで知られ、聴く者を興奮と熱狂の渦に巻き込みます。
豊かなオーケストレーションと鮮やかな色彩感は、ハンガリーの文化的な豊かさと多様性への賛辞となっています。
クラシック音楽ファンのみならず、情熱的な音楽を求める全ての方にオススメしたい1曲です。
交響曲第1番ハ短調 Op.68Johannes Brahms

ベートーヴェンの後を継ぐ交響曲を完成させるために、構想から完成までに21年もの間熟考した末に40歳を過ぎてようやく完成したブラームスの最初の交響曲。
恐ろしく慎重に情熱を込めて作られた作品ですが、当時の指揮者ハンス・フォン・ビューローから「この曲はベートーヴェンの第10交響曲だ」という評価をうけるほど、完成度の高さに定評のある作品です。
ブラームスの苦心が反映されているような劇的緊張感に満ちており、「苦しみから勝利へ」という図式を持っています。
4つの厳粛な歌Johannes Brahms

1896年に作曲された全4曲からなる歌曲です。
詩は「ドイツ・レクイエム」と同じく、聖書からブラームス自身が選び出したものです。
第1~2曲は旧約聖書の「伝道の書」から、第3曲は旧約聖書の「シラ書」から、第4曲は新約聖書の「コリント人への第一の手紙」から取られています。
運命の歌Johannes Brahms

1868年から1871年に作曲された作品です。
合唱と管弦楽からなる楽曲で、詞は詩人・思想家のヨハン・クリスティアン・フリードリヒ・ヘルダーリンの『ヒュペーリオン』からとられたものです。
運命を模索する詩に、力強い中にも、安らぎや癒しの面持ちもあふれる曲がつけられています。
2つのクラリネットソナタ Op.120Johannes Brahms

1894年に作曲された作品です。
ブラームスが完成させた最後の室内楽作品です。
ブラームスは晩年になって数点のクラリネットのための室内楽曲を作曲しています。
1890年頃のブラームスは自身の衰えを感じ、創作意欲を失っていました。
そんな時期に、クラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルトと出会います。
ブラームスはミュールフェルトの演奏を聴いて創作意欲を刺激され、再び作曲活動に取り組むきっかけとなったと言われています。
F.A.Eソナタより『スケルツォ』Johannes Brahms

冒頭のバイオリンでなんだか運命を感じさせ、ピアノもパッセージにのっかていくので大変インパクトがあります。
ロンドのようにこのパッセージが繰りかえされ、最後のコーダで華やかに終結します。
シューマンと共同で制作されたのではともうわさされています。
ワルツ Op.39 第15番「愛のワルツ」Johannes Brahms

ドイツ・ロマン派の巨匠、ヨハネス・ブラームスが贈る珠玉のピアノ曲。
もともとは連弾用に書かれましたが、後にブラームス自身によって独奏版も作られました。
優美な旋律と温かみのある和音の響きが心に染み入る、まさに「愛」を表現したかのような作品です。
1865年、30代のブラームスがウィーンで作曲したこの曲は、当時の家庭音楽としても大人気でした。
ピアノを学ぶ方はもちろん、癒しを求める音楽ファンにもおすすめ。
ゆったりとした秋の夜長に、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。





