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ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽

ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが残した数々の名作からおすすめの作品を紹介します。

バッハ、ベートーベンに次ぐドイツの3大Bと称されるブラームスを詳しくなるとクラシック通の仲間入りができます。

特にベートーベンを尊敬し作曲された交響曲第1番は初演した指揮者のハンス・フォン・ビューローから『ベートーベンの交響曲10番だ』と評価されるほど影響を受けています。

今も多くのクラシックファンから愛されているブラームスの世界をご堪能ください。

ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽(21〜40)

弦楽六重奏曲 第2番Johannes Brahms

Brahms: String Sextet No. 2 In G Major Op. 36 – International Chamber Music Festival Utrecht – HD
弦楽六重奏曲 第2番Johannes Brahms

ブラームスが1865年に作曲した室内楽曲。

2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、2つのチェロという編成で構成され、4楽章からなっています。

第1楽章の第2主題終結部には、かつての恋人アガーテ・フォン・ジーボルトの名前が音符で表現されているそう。

ブラームスの内面的な感情や個人的な経験が音楽に反映された作品といえますね。

重厚で深い表現が特徴で、特に第3楽章の変奏曲は、ブラームスの変奏曲作曲家としての手腕が光ります。

結局恋人のジーボルトとは破局してしまい、曲が高揚したまま吹っ切れたように終わる様子は、未練を断ち切ったようにも感じられます。

交響曲第3番 Op.90 第3楽章Johannes Brahms

Johannes Brahms Symphony No 3 in F major 3rd movement
交響曲第3番 Op.90 第3楽章Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスが1883年に作曲した交響曲第3番の第3楽章は、緩やかで歌うような性格を持つ美しい作品です。

優雅でメランコリックな旋律が特徴的で、落ち着いた音楽性が際立ちます。

ブラームスの「自由だが孤独だ」という人生哲学が反映されているとされ、優美で抒情的な響きが心に染み入ります。

本作は1961年のフランス映画『さよならをもう一度』で使用されたことで、より多くの人々に親しまれるようになりました。

静かな悲しみと美しさを兼ね備えており、穏やかな時間を過ごしたいときや、深い感動を味わいたいときにぴったりです。

2つのラプソディ Op.79 第1番Johannes Brahms

ブラームス: 2つのラプソディ,Op.79 第1番 ロ短調 Brahms, Johannes / 2 Rhapsodien Op.79 h moll Pf.萬谷衣里:Mantani,Eri
2つのラプソディ Op.79 第1番Johannes Brahms

ブラームスが1879年に作曲したピアノ独奏曲。

2つの曲からなるこの作品は、当初『2つのピアノ曲』という題名でしたが、後に『2つのラプソディ』と改められました。

第1番は力強く始まり、激しい情感が表現されています。

静かな中間部を挟んで再び激しい動きに戻る構造を持ち、最後は静かに終結します。

オクターブの連続やフォルテは、手首に力が入らないようできる限り脱力し、打鍵の速さや腕の重さで力強さを表現できるとよいですね。

4つの厳粛な歌Johannes Brahms

ブラームス- 四つの厳粛な歌. ヘルマン・プライ
4つの厳粛な歌Johannes Brahms

1896年に作曲された全4曲からなる歌曲です。

詩は「ドイツ・レクイエム」と同じく、聖書からブラームス自身が選び出したものです。

第1~2曲は旧約聖書の「伝道の書」から、第3曲は旧約聖書の「シラ書」から、第4曲は新約聖書の「コリント人への第一の手紙」から取られています。

運命の歌Johannes Brahms

Brahms: Schicksalslied ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Collegium Vocale Gent ∙ Philipp Herreweghe
運命の歌Johannes Brahms

1868年から1871年に作曲された作品です。

合唱と管弦楽からなる楽曲で、詞は詩人・思想家のヨハン・クリスティアン・フリードリヒ・ヘルダーリンの『ヒュペーリオン』からとられたものです。

運命を模索する詩に、力強い中にも、安らぎや癒しの面持ちもあふれる曲がつけられています。