ブラジル音楽の偉大な名曲・人気曲まとめ
カフェなどで流れているおしゃれでリラックスできるボサノヴァ、もしくはカーニバルで流れるサンバ……ブラジル音楽といえばそれくらいしか知らない、という方にぜひチェックしていただきたいのがこちらの記事です!
広大な国土を持ち、多民族国家のブラジルにはさまざまなスタイルの音楽があり、サブジャンルも含めると驚くほどのジャンルが存在するのですね。
本稿ではクラシックなブラジル音楽の有名な名曲、歴史的な意義を持つ偉大な楽曲を中心としてリサーチしてまとめています。
こちらの記事で紹介した曲を聴けば、あなたのブラジル音楽に対するイメージが変わるかもしれません!
ブラジル音楽の偉大な名曲・人気曲まとめ(21〜30)
Garota de IpanemaAntônio Carlos Jobim

ボサノバといえばこの曲と言われている、アントニオ・カルロス・ジョビン作曲による1962年の楽曲。
世界中で多くのカバーがなされている有名な曲であり、Astrud Gilberto & Stan Getzによって歌われたものが国際的に有名になった。
ポルトガル語のやさしい歌声が特徴的。
1965年のグラミー賞レコード・オブ・ザ・イヤーを受賞。
SAMBA MEU & O HOMEM FALOUMaria Rita

エリス・ヘジーナの娘としてではなく、彼女自身の美しく伸びるサンバにピッタリの声で成長を続けてきたマリア・ヒタ。
サンバは踊るためだけの音楽ではありません。
人生のさまざまな面を、思わず体が動いてしまうリズムにのせて力強く表現した音楽なのです。
ブラジル音楽の偉大な名曲・人気曲まとめ(31〜40)
So HojeJota Quest

ブラジルのポップ・ロックミュージシャンであるJota Questによる1995年に発表された楽曲。
彼らの楽曲のなかでも。
もっともヒットした曲です。
パーティー向けの踊れるサウンドを生み出したバンドであり、ライブ・ハウスを盛り上げました。
Vai PassarChico Buarque

軽快なサンバのリズムとは裏腹に、この曲は、発表された当時もブラジルを支配していた軍事政権と、ブラジルが「発見」されポルトガルの植民地として支配されていた時代を批判しています。
そんな背景に思いを馳せながら聴くのも良し、また何も考えずに聴くのも良し。
音楽の奥深さを感じさせてくれます。
Flor de LisDjavan

一時期インターネットでこの曲が生まれた背景(歌っているジャヴァンの奥さんが娘を出産する際に娘とともになくなり、それを悼んで作られた)が大きな話題に。
ジャヴァン本人がその後、それは全くのデタラメと断言したように、ある愛の終わりを明るさをもって歌っている曲。
DonaRoupa Nova

何よりも美しいハーモニーが持ち味のホウパ・ノヴァは、ゆったりと過ごす日曜の午後のBGMにピッタリ。
さらにギターやパーカッションが創り出す柔らかなリズムが心地良いこの曲は、タイトル通り、包容力のある女性に捧げたい1曲です。
Aquarela do BrasilAry Barroso

1939年Ary Barroso作曲、ディズニー映画「ラテン・アメリカの旅」などに使用された有名なサンバ曲。
大雨により家を出ることができなかった時に書いた曲であり、雨を水彩画という言葉で表現し、「ブラジルの水彩画」というタイトルが付けられた。
ブラジルの自然の美しさにフォーカスを当てた曲です。