ショパンの名曲。人気のクラシック音楽
ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。
ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。
ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。
そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。
ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(251〜260)
ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章Frederic Chopin

独立した形式が印象的なショパンのピアノソナタの名作『ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章』。
変ロ短調の作品ということもあり、激しく重い雰囲気が特徴です。
ショパンの作品のなかでも難易度が高い作品として知られており、第2楽章は上級クラスの難易度をほこります。
速さとともに力強さが求められる楽曲のため、相当な難しさが求められています。
演奏効果も高い作品なので、単純に作品としても楽しめますよ。
ぜひチェックしてみてください。
華麗なる大円舞曲Frederic Chopin

有名な大円舞曲です。
聴いたかんじの華やかさのわりに、比較的弾きやすいため、発表会などでもよく演奏されますが、途中に出てくる同じ音の連打などは少々レベルが高め。
また、左手の跳躍も音を外しやすいため、繰りかえしの練習が必要です。
ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(261〜270)
軍隊ポロネーズFrederic Chopin

英雄ポロネーズよりも難易度が低いため、発表会などで子どもたちが好んで弾く曲です。
軍隊の毅然とした雰囲気が伝わってきますし、ポーランド独特なポロネーズの良さもよく表れている作品です。
左手の伴奏が特徴的。
ワルツ 第10番 ロ短調 作品69-2Frederic Chopin

ワルツ第10番 ロ短調 作品69-2は若かりしショパンが19歳~20歳だったころの希望に満ち溢れる作品です。
ショパンの死後に友人のフォンタナによって発見され、遺作集として公表されました。
「ワルツ」の中に彼独自の個性が光るきらびやかさが見事です。
ワルツ 第14番 ホ短調「遺作」Frederic Chopin

ワルツ第14番 ホ短調「遺作」は1830年ごろに作曲され、ショパンの死の20年後、1868年に出版されました。
文字通りの「遺作」になった名曲です。
旋律は8小節の序奏をもつ華やかな3部形式で4分弱の小品となっています。
おわりに
最後まで閲覧頂きありがとうございます。
ポーランド出身のピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンは数多くのピアノ曲を残しました。
ピアノの曲といえばショパンの名前が必ず上がるといっても過言ではありません。
改めて作品を並べると本当にこんなにたくさんの作品が残っているのですね!
ショパンといえば「幻想即興曲」や「ノクターン Op.9-2」が有名ですが、バラードやマズルカ、ワルツなどさまざまなスタイルのピアノ曲があるのでスタイルごとに聞いてみるのもよいかもしれません。
ショパンの世界に触れたい方だけではなく、練習曲や発表会の作品を探しているピアニストもぜひこの記事をご活用ください。