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ショパンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。

ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。

ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。

そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。

もくじ

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(201〜220)

練習曲作品10の4 嬰ハ短調Frederic Chopin

PTNA2013コンペ全国決勝/F級 金賞 太田糸音 ショパン: エチュードOp.10-4
練習曲作品10の4 嬰ハ短調Frederic Chopin

いきなりすごいスピードからはじまる『練習曲作品10の4嬰ハ短調』『ショパン』の練習曲作品は、どの曲も練習曲とは思えないほど難易度が高いです。

この曲も激しさと速さが絶妙で聴くものを圧倒してくれますね。

あっという間に終わってしまう短い練習曲ですが、作品は濃く素晴らしいです。

コンクールでよく弾かれる作品だけあり、難易度も高く聴衆を魅了してくれますね。

24の前奏曲 Op.28 第15番 変ニ長調「雨だれ」Frederic Chopin

非常に短い24の小品が集められたフレデリック・ショパンの『24の前奏曲 Op.28』。

なかでもテレビや映画の挿入曲として耳にする機会が多くピアノ学習者からも人気が高い作品が、第15番、通称『雨だれの前奏曲』です。

長雨が続く様子を表すかのような穏やかで少しもの悲しい雰囲気は、ただ静かに平たんに演奏するだけでは表現できません。

和声の変化や音の上行下行など、楽譜から読み取れる細かなニュアンスを意識しつつ、しとしと雨が降り続く様子をイメージしながら演奏してみてください。

ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」Frederic Chopin

おもちゃのピアノで子犬のワルツ弾いてみた(かわいい) – Chopin / Waltz No.6 Op.64-1 Minute Waltz (toy piano cover)
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」Frederic Chopin

「ピアノの詩人」ことフレデリック・ショパンによる『ワルツ第6番』は『子犬のワルツ』という通称で知られておりクラシックに詳しくない方でも一度は聞いたことがある有名曲です。

まさに子犬が自分の尻尾を追ってぐるぐると回るというイメージをそのまま具現化したような、リズミカルで忙しなく、どこかユーモアたっぷりでいてきっちり美しいメロディはさすがショパンならではの作品といった趣ですよね。

右手も左手も鍵盤の上を激しく行き来する曲ですが、ミニピアノで弾くとまた違った味わいが出てある意味「子犬」っぽさが強調されてとても可愛らしいです。

実際に弾くと指がもつれがちになってしまうため、ミニピアノのサイズに慣れてから挑戦してみるといいでしょう。

練習曲 Op.10-3「別れの曲」Frederic Chopin

1832年に作曲されたエチュード作品10のなかの1曲です。

ゆったりと流れる美しい冒頭部分から、快活な中間部分へ、そして最後にはまた平穏が訪れるという変化に富んだ内容となっています。

日本で『別れの曲』として知られるようになったのは、1934年に『別れの曲』の邦題で公開されたドイツ映画で本曲が使用されたことがきっかけだったそうです。

エチュードとされているだけあり、中間部の速いパッセージでは高度なテクニックが必要!

まずはゆっくりとしたテンポで、曲の美しさを堪能しながら弾いてみてくださいね。

ワルツ11番 変ト長調作品70-1Frederic Chopin

生前には出版されず、ショパンの死後、友人でもあったフォンタナによってまとめられた一連の遺作集に収められる形で公表された3曲のワルツの中の1曲。

マズルカの1種、オベレクのような雰囲気が感じられる3部形式のワルツです。

アウフタクトの開始や装飾音の多用、旋律の所々に見られる10度の跳躍など、短いながらにはっきりした特徴をもっている作品です。

冒頭部は軽やかに始まり、中間部になると優雅な雰囲気にガラッと変わるショパンらしい特徴がよく現れている1曲です。

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(221〜240)

雨だれFrederic Chopin

『雨だれ』や『雨だれの前奏曲』として知られている、フレデリック・ショパン作曲の『プレリュード 作品28-15』。

体の弱いショパンが、スペインのマジョルカ島で静養していた時期に作曲された作品といわれています。

雨がしとしと降る様子を表す穏やかな音楽に、高齢者の方も弾きながら癒やされていく感覚をおぼえられるはず。

原曲はゆったりしているものの音数が多めのため、音が少なく、黒鍵の少ない調にアレンジされている楽譜で練習されるとよいでしょう。