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ショパンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。

ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。

ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。

そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(191〜200)

練習曲 作品10-3『別れの曲』Frederic Chopin

Evgeny Kissin Chopin Etude Op 10 No 3 in E major Tristesse
練習曲 作品10-3『別れの曲』Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが1832年に作曲した練習曲作品10は全12曲からなり、その中の3曲目『別れの曲』は、美しい旋律が特徴的な作品です。

彼自身が「最も美しいメロディ」と称賛しており、感情豊かで叙情的な表現が印象的。

緩やかな旋律が心に沁みわたり、深い悲しみや切なさを感じさせます。

1833年にフランス、ドイツ、イギリスで出版され、ピアノの技術と表現力を磨くための教材としても広く使用されています。

映画『愛しのローズマリー』での使用や、ティノ・ロッシさんによる1939年のヒット曲「Tristesse」など、さまざまな形で親しまれてきました。

美しい旋律に心を癒されたい方にオススメの1曲です。

練習曲 作品25-1「エオリアンハープ]Frederic Chopin

Yunchan Lim – Chopin: 12 Études, Op. 25 – No. 1 in A-Flat Major “Aeolian Harp”
練習曲 作品25-1「エオリアンハープ]Frederic Chopin

ショパンがこの作品をシューマンの家で弾いた時に、シューマンが「エオリアン・ハープを思い浮かべた」と語ったことから、この愛称で親しまれるようになりました。

エオリアンハープとは、箱状の木に複数の弦が張られている弦楽器のこと。

自然の風で音が奏でられ、風の強さや方向、勢いによって、振動する弦が異なり、さまざまな音色が奏でられます。

両手が奏でる分散和音のニュアンスの微妙な変化が、まさにこのエオリアンハープを想起させますよね。

練習曲 変イ長調 Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

ポーランド生まれのピアニスト兼作曲家、フレデリック・ショパンによる、風に揺れるエオリアンハープの音色を連想させるアルペジオが印象的な練習曲です。

1835年に作曲された本作は、優雅で流れるような旋律が特徴的で、ピアノ独特の美しさが存分に引き出されています。

決して易しい曲ではありませんが、ショパンの他の練習曲と比べると随分弾きやすい作品といえるでしょう。

繊細な表現力が求められる一方で、ショパンならではの詩的な世界観を楽しめる1曲です。

練習曲作品10の12ハ短調「革命」Frederic Chopin

F.ショパン:「革命」 エチュード Op.10-12 ハ短調 pf: Gavrylyuk Alexander
練習曲作品10の12ハ短調「革命」Frederic Chopin

「革命のエチュード」という名で知られているショパンの練習曲の1曲。

この作品は友人のフランツ・リストに献呈され、リストによって「革命」と名づけられました。

この作品が作曲された1831年ごろ、ポーランドやリトアニアではロシア帝国の支配に対する武装反乱である「11月蜂起」が起こりました。

この反乱には多くのポーランド人たちが参加しましたが、体の弱かったショパンはこの反乱行動に参加できず、その怒りの感情を音楽によって表現したのがこの曲だと言われています。

ショパンが心に秘めていた激しい感情が伝わってくるような1曲です。

練習曲作品25-11「木枯らし」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが1836年に作曲した『練習曲 作品25』。

その中の第11曲『木枯らし』は、秋の嵐を思わせる激しいアルペジオと重厚なメロディが特徴的です。

本作は高度な技巧を要する曲ですが、その中に繊細な感情表現も込められています。

冒頭に出てくる少し不吉さを感じさせる主題が、左手の力強い和音に変わり、そのうえを右手の速いパッセージが奏でるコントラストが印象的。

それはまるで、木々を吹き抜ける風を感じさせます。

静かな美しい曲だけでなく、自然の力強さや冷たい風を音楽で感じたい方にもオススメの1曲です。