クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。
美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。
あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。
時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。
クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(71〜80)
ジムノペディ第1番Erik Satie

「ジムノペディ」は古代ギリシャの神々をたたえる祭典「ジムノペディア」からとられています。
この祭典は、人々が酒によって大騒ぎをし、興奮して死人も随分出るほど激しいものだったそうです。
しかしサティはジムノペディアの様子を描いた静かなたたずまいの古代のつぼを見て曲想を得たため、曲は終始ゆっくりと静かに流れていきます。
この曲には「ゆっくりと痛ましげに」という主題が付けられており、ユーモアとも皮肉とも感じられるサティらしい発想が魅力的な1曲です。
オペラ「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn

言わずと知れた超有名曲、結婚式の曲です。
扉がバーンと開いて新郎新婦が式場に入場するときに流れるので、知らない人はいない曲です。
もともとはピアノ連弾曲ですが、オーケストラ用に編曲されています。
この曲を作曲した時、メンデルスゾーンは17歳だったようです。
シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」が元になっています。
パガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

ピアノの魔術師と呼ばれたリストによる練習曲。
思わず「え?練習曲?」と言いたくなってしまうような難しさ。
数多くの超絶技巧曲を作ってきたリストですが、この曲はパガニーニのバイオリン曲をピアノ用に編曲したもの。
その演奏技術のあまりの巧みさに「悪魔に魂を売った」とまで言われた鬼才・パガニーニと魔術師リスト……超絶技巧のオンパレードになるのもうなずけますね。
超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」Franz Liszt

カシオのデジタルピアノ、プリヴィア(Privia)のCMで使われていました。
動画は楽譜付ですので、ぜひご覧いただきたいです。
ぎっしりつまった音符と怒涛のように流れる音に、目から耳から圧倒されっぱなしです。
歌曲「魔王」Franz Schubert

シューベルトの中でも異色の曲「魔王」。
音楽の教科書にも出てくる曲です。
シューベルトには優しい曲も多いのですが、この曲は伴奏も歌詞も怖すぎます。
夢に出てきそうです。
アニメ「坂本ですが」の主人公がカラオケで歌っていた曲です。