RAG Musicドラム入門
ドラムをもっと楽しむWebマガジン
search

【邦楽】ドラムがかっこいい曲まとめ【2025】

あなたは音楽を聴くときにどこに注目して聴いていますか?

多くの方はメロディや歌詞、ボーカルの歌い方をよく聴いていると思うのですが、ドラムを叩いたことがある方ならドラムの音に自然と耳が向かうのではないでしょうか?

そこでこの記事ではついついドラムの音を追いかけてしまうあなたに向けて、最新の邦楽の中からドラムがかっこいい曲に焦点を当てて紹介していきますね!

一概にドラムがかっこいいといっても、グルーヴが出ている曲、派手なフレーズが特徴的な曲、地味だけど細やかなテクニックが光る曲などさまざまです。

いろいろな観点からかっこいい曲をピックアップしましたので、ぜひドラムの演奏に注目しながら聴いてくださいね。

【邦楽】ドラムがかっこいい曲まとめ【2025】(61〜80)

DecadanceHakubi

Hakubi – Decadance (Official Music Video)
DecadanceHakubi

ドラマチックな曲展開と真摯な歌声が印象的な、Hakubiの力強い1曲。

ミニアルバム『throw』のリード曲として収録されたこの曲は、バンドの成長と音楽への情熱がダイレクトに反映されています。

彼女たちならではの多様な音楽性と、心情を丁寧に紡ぐ歌詞にグッとくるはず。

過去を振り返りながら前を向く、等身大な言葉の数々に勇気づけられることでしょう。

裏打ちやハイハットの16ビート刻みに挑戦したいときに、ぜひ。

Good Fight & Promise YouTOTALFAT

ツービートを主体としたメロコア、ポップパンクシーンの中では、TOTALFATのBuntaさんのドラミングも見逃せません。

彼はロックだけでなく、ジャズドラムも自身の演奏のバックボーンにあり、スピーディで力強いフレーズだけでなく、細やかなテクニックが宿ったフレーズも大変魅力的なんです。

とくにこの楽曲では冒頭部分からライド、タム、スネアと見事なスティックワークで疾走感のあるフレーズを繰り出します。

その後はメロコアらしいツービートで駆け抜けるんですが、合間に組み込まれる手足のコンビネーションを生かしたフィルインがテンポに遅れることなく奏でられます。

ビート、スティック裁き、フィルイン、どこをとっても聴き逃がせないドラムが好きな方にとって必聴の1曲です。

絶妙Σ八十八ヶ所巡礼

八十八ヶ所巡礼の楽曲は、複雑なリズムと独創的な音楽性で知られています。

本作もその特徴を存分に発揮し、時間やお金など人間が作り出した概念に疑問を投げかける深いメッセージ性を持っています。

ドラムの演奏は特筆すべきもので、力強いビートと細やかなテクニックが耳を惹きつけます。

2015年8月にリリースされたアルバム『日本』に収録された本作は、リスナーの魂を揺さぶる力強さを持っています。

現代社会の価値観に一石を投じるような歌詞は、聴く人の心に深く響くことでしょう。

音楽の細部に心を向けて楽しむ方々にぜひおすすめしたい一曲です。

99.974℃tricot

Komaki “tricot 99.974℃” DrumCam(GoPro) @Asia Tour in HongKong
99.974℃tricot

2013年、komakiさんがドラマーを努めていた時期に発表されたtricotの代表曲の一つです。

tricotの楽曲というと変拍子を多用した複雑な展開を持ちながらも、ライブではオーディエンスを盛り上げる親しみやすさが特徴的です。

この曲もそうした魅力がたっぷり詰まっていて、ドラムは複雑な楽曲展開をリードしつつもタイトなビートを刻んでいきます。

楽曲の場面に合わせて柔軟に繰り出されるフレーズがそれぞれかっこいいんですが、特筆すべきは無数に組み込まれたゴーストノート。

力強く鋭いフレーズの中に繊細でテクニカルなゴーストノートが組み込まれることで、リスナーをどんどん引き込むグルーヴが生まれています。

ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜグッドモーニングアメリカ

2010年代の邦楽ロックシーンを席巻したバンド、グッドモーニングアメリカ。

ベーシストのたなしんさんのライブパフォーマンスが特徴的でしたが、ドラムを担当するペギさんのタイトで迫力のあるドラミングも大変魅力的でした。

この楽曲のドラムは、16分音符でのスネアの連打をベースとしたフレーズが楽曲の大部分を占める攻めた構成となっているにもかかわらず、それが不自然ではなくちゃんと楽曲になじんでいるんですよね。

1曲を通して聴き逃がせないドラミングの連続ですが、とくにギターソロの終盤に登場するタム回しは痛快なので必聴です!