【高齢者向け】春に楽しむ工作。デイサービス持ち帰り作品のアイデア
春が近づくと、暖かくやわらかな雰囲気に包まれますよね。
外出したい気持ちになりますが、それが難しい高齢者の方のために、春を感じる工作レクをご紹介します。
春の陽気に誘われて、高齢者の方も気持ちが軽やかになり、季節の移り変わりを楽しめる作品が作れますよ。
完成した作品は持ち帰り、自宅に飾ったり、お孫さんにプレゼントしてもいいですね。
工作レクは脳を活性化させ、認知症予防につながります。
指先は「第二の脳」と言われるぐらい、神経が集中しているんですよ。
簡単なものから、少しテクニックがいるものまでありますので、高齢者の方に合わせた作品作りをお楽しみくださいね。
【高齢者向け】春に楽しむ工作。デイサービス持ち帰り作品のアイデア(121〜130)
大理石風小物置き

印鑑や鍵などちょっとした小物を置くのに便利な、小物置きをつくりましょう。
3色のひも状にした軽量粘土を準備し、ねじり合わせます。
丸くまとめて、綿棒やラップの芯などで平たくするとマーブル状に。
小さな器やカップで、縁の型どりをしますよ。
型をとった器の底に粘土をかぶせて、底の形に沿って形を整えてください。
そのまま乾燥させて、縁をペンで着色したら完成です。
マーブル状の模様が、大理石のように見えます。
シックな作品に、大人っぽい雰囲気がお好きな高齢者の方にピッタリですね。
貼り絵

色がついた小さな紙を貼っていって、ボリューム感のある絵に仕上げていこうという内容です。
細かいパーツを作っていく作業や、形を意識してそれを貼っていく作業など、手元への集中力が試されますね。
白い紙にさまざまな色の絵の具を塗って、それを細かくカットしていくと、細かいパーツの中でも色のグラデーションが作れるのでこちらがオススメです。
あとはどのような形にするのかを決めて、その形に合わせてパーツを貼っていけば完成です。
全体の色のグラデーションや、重ね方によるボリュームの出し方なども意識して作っていきましょう。
パッチワークでカレンダー

四角い端切れをたくさん利用した、かわいらしいパッチワークのカレンダーです。
キルティングの風合いがやわらかく、見ているだけでホッとしますよね。
日にちごとに変わる色や柄もポップで楽しく、それぞれにスナップボタンを付けておくと一年中使えますよ。
日にちをボタンで付けていくときは、「3日はおひな様ですね」「14日はホワイトデー!」などと、ワクワクするようなイベントを思い起こしながら付けていくと、さらに楽しめますよ。
桜餅

シンプルなカレンダーに、春らしいモチーフの折り紙を貼るだけでも、ワクワクするような春シーズンのカレンダーに早変わりしますよ。
桜が咲く時期の和菓子、桜餅は、ふんわりとやわらかな風合いが春らしく、俳句でも季語として使われるくらいなじみがありますよね。
色もピンクで、華やかなのでオススメです。
餅部分も葉の部分も折り方はシンプルなので、気軽にチャレンジできますよ。
葉っぱの部分は少しくすんだ緑色の折り紙で雰囲気を出してくださいね。
消しゴムはんこのおひな様

いろいろなパーツの消しゴムハンコで、優しい風合いのひな人形カレンダーを作ってみてはいかがでしょうか。
四角パーツを連ねてひな壇に、丸パーツを顔部分にと、それぞれ必要なパーツをかたどります。
スタンプするときは、色が混ざらないようにパーツハンコを練り消しゴムで拭いていくといいですね。
パーツは数人で共有できますし、絵の得手不得手に関係なく、ペタンペタンと好きな色でスタンプしていくだけでかわいらしいおひな様が仕上がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。