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ドビュッシーの名曲。人気のクラシック音楽

フランスを代表とする作曲家クロード・ドビュッシーの作品を紹介します。

「月の光」や「夢」、「亜麻色の髪の乙女」など風景や人物を抽象的にイメージした印象主義音楽の世界に浸れます。

ピアノ曲やオーケストラの曲を作曲しているイメージもありますが、「星の夜」などわずか18歳で作曲した若くしてドビュッシーの才能が光る歌唱も多くあります。

そんなフランス近代の大作曲家による美しい旋律の調べにしばし心を奪われてください。

ドビュッシーの名曲。人気のクラシック音楽(41〜60)

ロマンティックなワルツ ヘ短調Claude Debussy

ロマンティックなワルツ(ドビュッシー)Debussy – Valse romantique – pianomaedaful
ロマンティックなワルツ ヘ短調Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの代表作『ロマンティックなワルツ ヘ短調』は、1890年に作曲された初期のピアノ独奏曲です。

情熱的な勢いに満ち、装飾音や和音の特徴的な使い方で幻想的な雰囲気を醸し出しています。

当時ドビュッシーは30歳を前に、ロマン主義的な伝統に沿いつつ、次第に独自の音楽語法へと移行していく過渡期にありました。

全体を通して印象的なワルツのリズムの使い方と、軽やかで透明感のある曲想が楽しめる、ドビュッシーの魅力が詰まった作品といえるでしょう。

交響詩「海」-管弦楽のための3つの交響的素描-Claude Debussy

印象派音楽の巨匠クロード・ドビュッシーは、パリ音楽院で学んだ後、独自の音楽スタイルを確立しました。

彼の交響詩『海』は、海のさまざまな表情を繊細かつ色彩豊かに描写した作品です。

波の動きや光の反射、風の音色など自然の細やかなニュアンスを巧みに表現し、聴く者を海の情景へといざないます。

本作は、伝統的な交響曲の形式にとらわれない新しい音楽の可能性を切り開いた革新的な作品であり、音楽を通して感覚や雰囲気を描くことに挑戦した意欲作です。

印象派絵画にも影響を受けたドビュッシーの音楽は、独特の和声法と色彩感にあふれ、その美しい旋律は多くのクラシック音楽ファンを魅了してやみません。

子供の領分 第2曲「象の子守歌」Claude Debussy

ドビュッシー/象の子守歌 Debussy/Jimbo’s Lullaby
子供の領分 第2曲「象の子守歌」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーが、溺愛する愛娘エマにささげた組曲『子供の領分』の第2曲『象の子守歌』。

ここでいう象は、エマのお気に入りのぬいぐるみのこと。

ぬいぐるみに子守歌を聞かせているうちに、エマの方が眠たくなってしまったという、なんともかわいらしい様子を描いた作品です。

異国情緒が漂う不思議なメロディーを演奏しているうちに、弾いている本人も眠くなってしまうかも!

たまにはこんなゆったりした曲で、ピアノ演奏をじっくり楽しむのもよいのではないでしょうか?

小組曲 第4曲 バレエClaude Debussy

Piano Duo Dahlia ピアノ連弾 小組曲 4 .バレエ/ドビュッシー
小組曲 第4曲 バレエClaude Debussy

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが若い頃に手掛けた『小組曲』。

全4楽章からなるピアノ連弾作品で、華やかで優雅な雰囲気が魅力的です。

その中の第4楽章『バレエ』は、活気に満ちた冒頭からワルツのような中間部を経て、壮大なフィナーレへと展開します。

1889年2月、ドビュッシー自身とピアニストのジャック・デュランによってパリで初演されました。

印象派絵画を思わせる繊細な音色と、バレエ音楽特有の軽やかさが見事に融合しています。

ピアノ連弾を楽しみたい方や、ドビュッシーの初期作品に触れてみたい方にオススメの1曲です。

ゴリウォーグのケークウォークClaude Debussy

ドビュッシー ゴリウォーグのケークウォーク 徳川眞弓
ゴリウォーグのケークウォークClaude Debussy

「ゴリウォーク」とは、9世紀末にイギリスの児童文学者・挿絵画家フローレンス・ケイト・アプトンが考案したキャラクター絵本に登場する黒人を模した男子の架空のキャラクターで、「ケークウォーク」は黒人のダンスの一種の事です。

ダンスということで、ノリの良い明るく軽快な雰囲気が特徴的ですが、中間部には変った動きのメロディが登場します。

右手の動きにシンコペーションがありますが、このシンコペーションのリズムが「ケークウォーク」のリズムを表しています。

のちに今のブルース、ジャズ、ゴスペルとつながる音楽なので関連して聞くとより楽しめる1曲です。