【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション
認知症予防にもなる手遊びレクリエーション。
座ってできるため、立つことや歩くことが難しい高齢者の方でも取り組みやすく、多くの高齢者施設でおこなわれています。
ですがスタッフのみなさんは、たくさんある手遊びの中からレクを考えることは大変ですよね。
そこで今回は、認知症予防にもなるオススメの手遊びレクリエーションをご紹介します。
簡単にできる指先の運動や、歌いながら手の運動と口の筋力アップになるものまでバラエティーに富んだ内容のものを集めました。
「第二の脳」と呼ばれるぐらい、指先にはたくさんの神経が集中しています。
みんなで楽しみながら、指先や手をたくさん動かして脳を活性化させましょう!
【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション(121〜130)
グーパーと手拍子

グーとパーと手拍子の三つを使って、いろんな手遊びをしてみましょう。
最初は三つの動きをゆっくりおこなっていくだけでもOK。
慣れてきたら、グーとパーを作った手を交互に前に出したり、ときどき横に出したり、グーパー手拍子の動きをしながら「パタカラ」や「あいうえお」などの発声をしたり。
そのほかにもグーとパーの動きはそのままで、手拍子の回数を徐々に増やしたりなど、たった三つの動きだけでいろんな脳トレ手遊びができちゃうんです。
いろんな動きを加えることで脳が活性化、口も動かせば誤えん予防も期待できますよ
123の4の2の5

ランダムに出てくる数字に合わせて、指をその数字の本数分立てたりして遊ぶこちら。
子供の頃にやったという方もいるかもしれませんね。
普通にやるだけでも混乱しそうな、脳トレにもってこいの遊びですが、さらに難易度を上げることでより脳が活性化します!
例えば、左右交互に指を立てて数字を作ったり、5の後など決まった数字が出てきた後に手拍子を入れたり、1を人差し指からではなく親指から始めてみたりなど。
もともと少しややこしい手遊びに、一工夫入ることでさらに考えながらおこなうことになるので、より認知症予防に期待が持てます。
グーチョキパーで脳トレ

こちらのグーチョキパー体操は、脳トレをおりまぜた内容になっています。
いつものレクとはひと味違うグーチョキパー体操をおこないたい方におすすめです。
手を交互に出しながらグーチョキパーする体操や、片手でグーチョキパーする時に片手がカウントをとるやり方など。
どれも脳をフル活動させなければできない難問ばかりですね。
最初する時は大変かもしれませんが、毎日やっていると自然と体で覚えられるはず。
指先を使うと脳に良い刺激が与えられて心身ともに健康につながりそうですね。
お手玉

みんなでワイワイ楽しむアイデアとして、輪になってお手玉をリレーするのもオススメです。
こちらは3人以上で輪になり、左手にお手玉を置きます。
そして右手で取り、となりの人の左手に置いていくという内容です。
息を合わせる必要があるので、童謡を歌いながらリズムに合わせてというのがいいでしょう。
なるべくゆっくりなテンポの曲を探してみてくださいね。
歌うのとお手玉という二つの作業を同時に進めることで、脳を活性化します。
【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション(131〜140)
童謡でリズム体操

童謡でリズム体操、すてきなアイデアですね。
「あんたがたどこさ」の歌に合わせて、足や手を動かしましょう。
「さ」のときに足を挙げるのは、タイミングを使うので認知症予防にぴったりです。
朝の体操に取り入れると、気分爽快に一日をスタートできそうですよ。
童謡は懐かしくて親しみやすいので、高齢者の方も楽しめそうです。
歌いながら手拍子をすれば、口の筋力アップにもなりますね。
みんなで楽しく体を動かして、脳を活性化させましょう。
おわりに
認知症予防に役立つ、手遊びレクリエーションをご紹介しました。
手遊びは座ってできるので、足が不自由な高齢者の方も楽しめます。
毎日継続することで、脳の活性化にもつながりますよ。
手遊びによっては、介護職員より高齢者の方のほうがお上手な場合もありそうですね。
教えてもらいながら職員も一緒に楽しめたりと、年齢を問わず交流できるのも手遊びのいいところ。
みんなで楽しく脳トレにもなる手遊びをしてみましょう!