【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション
認知症予防にもなる手遊びレクリエーション。
座ってできるため、立つことや歩くことが難しい高齢者の方でも取り組みやすく、多くの高齢者施設でおこなわれています。
ですがスタッフのみなさんは、たくさんある手遊びの中からレクを考えることは大変ですよね。
そこで今回は、認知症予防にもなるオススメの手遊びレクリエーションをご紹介します。
簡単にできる指先の運動や、歌いながら手の運動と口の筋力アップになるものまでバラエティーに富んだ内容のものを集めました。
「第二の脳」と呼ばれるぐらい、指先にはたくさんの神経が集中しています。
みんなで楽しみながら、指先や手をたくさん動かして脳を活性化させましょう!
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【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション(111〜120)
盛り上がる スリスリトントン

いすに座った状態で、左右の手でひざに対して違う動きをしていく内容です。
リズムにあわせて開いた片方の手でひざをさすり、もう片方の手は握ってひざをトントンとたたきます。
前後の動きとたての動きを左右でおこなうことが脳の活性化につながるとともに、足をマッサージする効果も期待できますね。
また手の形や動作をリズムの中で入れ替えてもらうことで、瞬発力や集中力を高めてもらうアレンジもオススメですよ。
基本の動作に慣れてもらって、徐々にルールを追加していけばより脳トレの効果が高まりますね。
【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション(121〜130)
耳、鼻ゲーム

片方の手で鼻をつまみ、もう片方の手はクロスさせて手とは反対側の耳をつまみます。
その形を合図で入れ替えていき、スムーズに手を交代させていくことを目指してもらう内容ですね。
両手が違う場所をつまんでいること、片方の手がクロスしていることが重要なポイントで、しっかりと考えて手を動かすことが脳の活性化につながっていきますね。
手を入れ替える動作だけでも難しい内容ですが、入れ替える前に手拍子をはさむなどのアレンジを加えると、さらに難しくなりより動きへの意識、集中力を高めてもらえますよ。
脳トレにも!衣服の着脱トレーニング

日常生活には欠かせない服のボタンをとめたり外したりする動作と、ボタンを動かす際の指先の小さな動きに注目したリハビリグッズです。
真ん中に切込みを入れた四角形のフェルトを数枚と、両端にボタンを取り付けたひもを準備するだけで完成ですね。
フェルトにボタンをとおす、とおしたボタンをはずすという動きを繰り返していきます。
ボタンのサイズやフェルトの穴を調整すると、とめはずしの動作も難しくなるので徐々に難易度を上げていくのもオススメですよ。
しっかりと指先を鍛えつつ、日常での衣服の着脱のトレーニングにもつなげていきましょう。
転倒防止にも役立つ手の運動

片方の腕を前に伸ばして手を開き、もう片方の手は胸に当ててにぎります。
その形を歌いながらもう片方へと切り替えていく体操、立った状態でおこなえば姿勢にも意識が向けられるのが注目のポイントです。
しっかりと歌いながら進めることが大切で、ふたつのことを同時にこなすことが脳の活性化へとつながっていきます。
途中で腕の形と手の形を反対に切り替えれば、手の形へと瞬時に意識が向けられて判断力も鍛えられますね。
姿勢を意識しつつ体をしっかりと動かしていくことで、脳トレだけでなく転倒防止などの筋力の効果も期待されます。
あやとり

輪っかになったひもを使ってほうきや橋など、さまざまなものを作るあやとり。
子供の頃に遊んだ記憶がある方もいるのではないでしょうか。
あやとりは手先を使うことによる脳への刺激だけでなく、昔に遊んだ記憶を懐かしむことでも脳が活性化し、記憶力の改善も期待できます。
簡単にできるのは、ほうきやゴムなど。
ほうきは左右の手にかかったひもを交互にとっていくのですが、どちらか一方はとるときにねじりをくわえておくことでできます。
2人以上で遊ぶタイプのあやとり遊びもあるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
お寺の和尚さん

『お寺の和尚さん』は、じゃんけん遊びで歌われるわらべうたとしても有名ですよね。
その地域や年代によってさまざまな歌詞が名づけられているそうです。
高齢者の方も幼いころ、この手遊び歌で遊んだという方も多いのではないでしょうか。
子供のころのなつかしい気持ちがよみがえってくる方もいますよね!
2人1組でするこの手遊び歌は、手をつないで、じゃんけんもします。
手指を使う動作も多いので脳にも良い刺激が与えられますね。
ぜひコミュニケーションも取りながらおこなってくださいね。
ふるさと

懐かしの故郷の光景に思いをはせる様子が歌われた『ふるさと』の歌を使って、手遊をびしていきましょう!
まず『ふるさと』の歌詞に合った動きを考えます。
「に」や「し」などの言葉が出てくるところは、手で数字を作ってみたり、動物が出てくるところは動物のマネをしてみたりなど。
まるでダンスの振り付けを考えるように「ここはこの動きがいいんじゃない?」と、高齢者の方も一緒になってまずは動きを決めていきましょう。
できたら実践!
音楽はかけず、歌いながら一つずつの動きをゆっくりやっていきましょう。
思考力がたくさん必要になるので、認知症予防にまさにぴったりです。






