【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション
認知症予防にもなる手遊びレクリエーション。
座ってできるため、立つことや歩くことが難しい高齢者の方でも取り組みやすく、多くの高齢者施設でおこなわれています。
ですがスタッフのみなさんは、たくさんある手遊びの中からレクを考えることは大変ですよね。
そこで今回は、認知症予防にもなるオススメの手遊びレクリエーションをご紹介します。
簡単にできる指先の運動や、歌いながら手の運動と口の筋力アップになるものまでバラエティーに富んだ内容のものを集めました。
「第二の脳」と呼ばれるぐらい、指先にはたくさんの神経が集中しています。
みんなで楽しみながら、指先や手をたくさん動かして脳を活性化させましょう!
【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション(11〜20)
すうじ体操

数字ごとに決められた動きをしていく、すうじ体操。
まず1と言われたらこの動き、2と言われたらこの動き、といったように1から3ぐらいまでの数字で、それぞれの動きを決めます。
例えば、1は頭を触る、2は手をたたくなど。
動きが決まったら、施設のスタッフの方などが数字をランダムに言っていき、言われた数字の動きをします。
初めは一つずつ、徐々にレベルを上げて間を空けずに数字を続けて2から3つずつランダムに言ったりしてみましょう。
手を動かすこと、この数字はどの動きだっけ?と考えること、と体と頭の二つを同時に動かすので運動効果プラス脳の活性化にも効果がありますよ!
お手玉体操

懐かしい気分を感じられるお手玉体操もオススメです。
回想法といって、懐かしく感じるのには脳を活性化する効果があるとされているんですよ。
また安価で手に入り、手になじみやすいというのもメリットです。
まずはお手玉を一つ用意し、利き手で上に投げてはキャッチしてみましょう。
そして次は反対の手でやってみてください。
この時、お手玉を目で追うと思うのですが、これも注意力を鍛えるのに役立ちます。
たくさんメリットを説明しましたが、まずは深く考えずお手玉を楽しんでみてください。
手拍子グーチョキパー体操

手拍子をしながらの体操は、リズムがとりやすくて高齢者の方におすすめです。
両手でグーチョキパーをランダムに作って手拍子をかさねていくという体操。
脳に良い刺激が与えられて高齢者の心身の健康につながりますよ。
すべての手指を使っていくのでひとつひとつの神経がきたえられそうですね。
グーチョキパーを、アレンジ次第でこんなにもさまざまな手指体操ができるなんてとても嬉しいこと。
手拍子のリズムに乗ることで、心身ともに活性化されそうですね。
うさぎとかめ

皆さんがよくご存じの歌にあわせて、ジャンケンの手指の動作でできる脳トレ体操です。
童謡『うさぎとかめ』を歌いながら楽しく始めてみましょう。
今回の体操は「グー」「チョキ」「パー」、「上へ」「前に」「真横に」という手の形と、位置を組み合わせた動きを取り入れています。
「グーの手を体の真横へ」「チョキで胸の前」「パーで頭の上」など、意識した手指の動作によって脳が刺激され、高齢者の認知症の予防に効果的です。
楽しみながら体操してみてくださいね。
むすんでひらいて

歌詞に合わせて手をグーにしたり、パーにしたりして遊ぶ手遊び歌『むすんでひらいて』。
テンポがゆっくりなので、あまり手遊びに慣れていないというかたも手軽に取り組めますよ。
歌詞に合った動きをしていく通常の手遊びだけでなく、少しアレンジを加えるのもオススメです。
例えば、歌詞と歌詞とは反対の動きをしたり、手をグーにしたりパーにする動きに加えて腕を前に出したり引いたり、上に上げたり下げたりなど。
通常モードに少し変化を加えるだけで、より一層脳に刺激がいき活性化していきますよ。
後出しじゃんけん

普通ならズルだと言われてしまう後出しじゃんけんですが、実は認知症予防にはぴったりなんです!
相手が出した手を見てそれが何かを考え、じゃあ自分が勝つにはもしくは負けるにはこの手を出せばいいと考えた後、考え抜いた答えの手を出します。
考えること、そしてそれをちゃんと動きとして表現するというのが結びつくことで脳を活性化させます。
後出しをする手は、勝っても負けてもどちらでもOK。
最初にどちらにするか決めておき、やってみましょう!
勝つ方でやったら次は負ける方でやるなど、交互に繰り返すことで「今どっちにするんだっけ?」と考えることにつながるので、より脳に刺激が伝わりますよ。
【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション(21〜30)
ふるさと 3つの動きで盛り上がる歌体操

童謡『ふるさと』のメロディーにあわせて手を動かし、手の動きだけでなく故郷へのイメージで脳を活性化させましょう。
2回の手拍子の次に手で数字を作るという流れで、曲のリズムを意識しながら次の数字を考えるという流れですね。
数字は両手で5を作ったあとには1に戻るので、ここではしっかりと集中してよりスムーズな動きを目指してもらいます。
より集中力を高められるように、慣れてきたらスピードを上げていくパターンもオススメですよ。