日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ
演歌には、日本海を歌った楽曲がたくさんあるのをご存じでしょうか?
もちろんタイトルに日本海と付いている曲もたくさんありますし、歌詞の中に日本海が登場する曲もたくさんあります。
荒々しい波の様子や、冬には厳しい寒さに見舞われるなど、日本海が持つイメージは演歌の雰囲気とよく似合うんですよね。
この記事では、そうした日本海が描かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
それぞれの楽曲に描かれた風景を想像しながらじっくりと聴いてみてくださいね。
日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ(61〜70)
金沢望郷歌 2024松原健之

郷愁漂う演歌の名曲が生まれ変わった!
金沢の街並みや風景が目に浮かぶような、情景豊かな歌詞に心奪われますね。
松原健之さんの透き通った歌声が、故郷を思う気持ちをより一層引き立てているよう。
本作は2024年6月にリリースされました。
2005年にデビューした同名曲のリメイク作品なんです。
切なさと郷愁があふれ出るメロディーラインが印象的で、ふるさとを離れて暮らす人の心を癒してくれる、そんな1曲です。
金沢を訪れたときや、故郷を思い出したくなったときにぜひ聴いてみてください。
鳥取砂丘水森かおり

水森かおりさんは、1995年にデビューして以来、ご当地ソングの女王として親しまれています。
その代表作である『鳥取砂丘』は2003年にリリースされ、その美しいメロディと歌詞が多くの人々に愛され、高い評価を受けました。
本作は、鳥取砂丘の壮大な景観を背景に、失われた愛をテーマにした楽曲で、聴く者の心に深く響きます。
とくに、愛と失失の葛藤を繊細に描写した歌詞は、多くの人の心に共感を呼んでいます。
『鳥取砂丘』は、心静かなひとときを過ごしたい方や、日本の美しい自然や風土を感じたい方にとくにオススメです。
水森さんの透明感のある歌声と、情感豊かなメロディーが、聴く者の心に癒やしを与えてくれることでしょう。
磐越西線 津川駅永井みゆき

新潟県と福島県を結ぶ磐越西線をテーマにした抒情演歌。
永井みゆきさんの歌声と情緒豊かな歌詞が、リスナーの心に深く響く名曲です。
津川駅を舞台に、山や川の美しい風景を背景にした特別な思い出が描かれています。
2024年6月にリリースされた本作は、新潟県東蒲原郡阿賀町とのタイアップ作品。
郷愁と旅情がたっぷり詰まった歌詞に、永井みゆきさんならではの表現力豊かな歌唱が心を打ちます。
日本の美しい四季や風景を感じながら、懐かしさや温かみに包まれたいときにぴったりの1曲。
演歌ファンはもちろん、旅好きな方にもおすすめですよ。
阿賀野川舟唄澤敬子

新潟県の美しい阿賀野川を題材にした演歌が誕生しました。
澤敬子さんの情感豊かな歌声が、川の流れのように穏やかに響きます。
本作は、舟下りで知られる阿賀野川の風景や、そこに生きる人々の姿を情緒豊かに描いていますね。
2024年8月にテイチクレコードからリリースされ、澤さんの地元愛が詰まった1曲となっています。
郷土の文化や歴史を大切にする思いが込められており、ふるさとを懐かしむ方におすすめです。
澤さんの力強くも優しい歌声が、川と人々の結びつきをより一層引き立てています。
北海漁師節空大樹

厳しい海に挑む漁師たちの生き様を力強く歌い上げた1曲です。
空大樹さんの情感豊かな歌声が、北海の荒波と格闘する勇ましさや、仲間を思うまっすぐな心を見事に表現しています。
2024年5月にリリースされたアルバム『北海漁師節/Family~幸せをありがとう~/かあちゃん』に収録されているこの楽曲は、伝統的な日本の民謡の要素を取り入れつつ、現代的なアレンジが施されています。
北の大地の風景や人々の暮らしが目に浮かぶような、郷愁を誘う歌声とメロディーが心に響きますね。
故郷を思う気持ちがあふれる本作は、海の男の生きざまに憧れを抱く人にもおすすめです。
熱海の夜箱崎晋一朗

箱崎晋一郎さんの『熱海の夜』は、1969年1月10日に発売されたデビュー曲です。
真っすぐな恋心や切ない思いを熱海の美しい景色と重ね合わせて描かれています。
歌声は独特のファルセットが印象的で、聴く人の心を深く打ちます。
本作は、失われた幸せを熱海の夜に投影し、月明かりの下での哀愁を表現しています。
歌詞は具体的な地名を挙げているわけではなく、感情の移ろいや人生のはかなさを熱海という地を通して歌い上げているのが特徴です。
透明感のあるメロディーと胸を打つ歌詞が融合し、聞く者を魅了します。
とくに、心に残る人を思いながら静かな夜を過ごす人や、切ない恋愛を経験した人にオススメです。
箱崎さんの生きざまが込められたこの曲は、今聴いても新鮮な感動を与えてくれます。
望郷じょんから細川たかし

細川たかしが1985年に発売したこの曲は、上京した者が故郷の津軽地方(青森県)に思いをはせる、という内容になっており、細川の得意とする抜けるような高音が全体的に使われており、民謡調のパートもあります。
紅白歌合戦では4回歌唱されており、第46回NHK紅白歌合戦では、大トリを務めました。