日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ
演歌には、日本海を歌った楽曲がたくさんあるのをご存じでしょうか?
もちろんタイトルに日本海と付いている曲もたくさんありますし、歌詞の中に日本海が登場する曲もたくさんあります。
荒々しい波の様子や、冬には厳しい寒さに見舞われるなど、日本海が持つイメージは演歌の雰囲気とよく似合うんですよね。
この記事では、そうした日本海が描かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
それぞれの楽曲に描かれた風景を想像しながらじっくりと聴いてみてくださいね。
日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ(21〜30)
華厳の滝葵かを里

壮大な自然をイメージさせるストリングスや、日本の伝統楽器を組み込んだドラマチックなアレンジが印象的です。
葵かを里さんの『華厳の滝』は、2025年5月に公開された楽曲。
タイトル通り、栃木県日光市にある華厳の滝をモチーフにした世界観と切ない歌声が見事に調和してます。
そして、終わった恋を忘れようとする女性の心情が投影された歌詞が、胸に来るんです。
これぞ演歌なこの作品、ぜひご自身で体感してみてください。
玄海しぶき池田輝郎

玄界灘の荒波のように力強く心を揺さぶる、男の哀愁と誇りを描いた意欲作です。
池田輝郎さんによる作品で、2025年5月にキングレコードよりリリースされました。
長年の盟友、水森英夫さんの作曲に加え、久仁京介さんの作詩、南郷達也さんの編曲という豪華スタッフ陣が集結。
池田さんらしい、甘く張りのある声で海の男の生き様を表現しています。
ふるさとの海を思う方、心に響く演歌を求める方にぜひ聴いていただきたい1曲です。
種子島カモネ音頭天童よしみ

鹿児島県の離島、種子島を愛情たっぷりに描き出した天童よしみさんの名曲です。
伝統的な音頭のリズムに乗せて、大隈海峡の青さや、ロケット基地のある緑豊かな大地、そして鉄砲伝来の歴史を持つ門倉岬など、島の魅力が次々と紹介されていきます。
本作は、アルバム『天童よしみシングルコレクション1985-1991』、2024年6月に発売されたアルバム『天童よしみ コンサートセレクション』に収録され、多くのファンを喜ばせました。
鹿児島の魅力を感じたい方や、ご当地ソングが好きな方に、ぜひ聴いていただきたい楽曲です。
思い出したよ故郷を新沼謙治

故郷への深い愛着が胸に染み入ります。
岩手県大船渡市出身の新沼謙治さんによる、ふるさとの風景や家族の思い出を優しく包み込むような楽曲で、2025年4月に日本コロムビアよりシングルとしてリリースされました。
懐かしさの中に現代的なアレンジも感じられる、温かみのあるサウンドメイクが印象的。
そして伸びやかな歌声が、聴く人の記憶を優しく揺さぶります。
故郷を離れて暮らす方や、家族への思いを胸に抱く方、ぜひ聴いてみてください。
ひとり久慈川谷島明世

茨城県を流れる久慈川を舞台に、切ない恋心を歌い上げる演歌です。
2025年1月にリリースされたこの楽曲は、麻こよみさん作詞、水森英夫さん作曲という豪華な制作陣が手がけました。
谷島明世さんの透き通った歌声が冷たい川風に乗っているようで、聴く人の胸に染み入ります。
伝統的な演歌の要素を大切にしながらも、現代的なアレンジが施されているので、幅広い世代の方に楽しんでいただけますよ。
失恋の痛みを抱えながらも前を向こうとする女性の姿に、共感するはずです。
望郷恋唄ふじまち子

愛する人への未練を切々と歌い上げた珠玉の演歌バラード。
日本クラウンから2025年3月にリリースされた本作はふじまち子さんの楽曲で、師匠である増田空人さんが作曲を手がけています。
ゆったりとしたリズムと、荒れ狂う日本海の情景が目に浮かぶような哀愁ただようメロディーが心に沁みます。
この曲を聴きながら、もう会えない大切な人へ思いをはせてみませんか。
びわ湖しぐれ三船和子

琵琶湖の壮大な風景と、いなくなった人への惜別の思いを描き出した1曲です。
2025年3月にリリースされた作品で、三船和子さんの円熟味を増した歌声が、湖畔の静寂と情感を余すところなく表現しています。
そして歌詞には、相手のことを愛していたがゆえの悲しみが落とし込まれており、胸がぎゅっと締め付けられるんです。
聴けば聴くほどに胸に沁みる、ご当地悲恋歌です。