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日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ

演歌には、日本海を歌った楽曲がたくさんあるのをご存じでしょうか?

もちろんタイトルに日本海と付いている曲もたくさんありますし、歌詞の中に日本海が登場する曲もたくさんあります。

荒々しい波の様子や、冬には厳しい寒さに見舞われるなど、日本海が持つイメージは演歌の雰囲気とよく似合うんですよね。

この記事では、そうした日本海が描かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきます。

それぞれの楽曲に描かれた風景を想像しながらじっくりと聴いてみてくださいね。

日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ(71〜80)

望郷じょんから細川たかし

細川たかしが1985年に発売したこの曲は、上京した者が故郷の津軽地方(青森県)に思いをはせる、という内容になっており、細川の得意とする抜けるような高音が全体的に使われており、民謡調のパートもあります。

紅白歌合戦では4回歌唱されており、第46回NHK紅白歌合戦では、大トリを務めました。

男船細川たかし

細川たかし / 男船 [official audio]
男船細川たかし

北海道・江差を舞台に、力強く哀愁漂う曲調が印象的な本格演歌です。

津軽三味線とトランペットを中心にしたサウンドが特徴で、母親を思いながら荒波に立ち向かう漁師の男心を歌い上げています。

2024年7月にリリースされたこの曲は、細川たかしさんの芸道50周年を記念する作品。

作詞は都丸悠さん、作曲は増田空人さんが手掛けました。

カップリング曲として「応援歌、いきます」も収録されています。

本作は、人生の厳しさと夢を追い求める姿勢を感じさせてくれる作品です。

日本の伝統的な音楽性を味わいたい方におすすめですよ。

小樽運河都はるみ

都はるみさんは、1948年生まれの日本を代表する演歌歌手です。

彼女の力強い歌唱法は「はるみ節」と称され、多くのヒット曲を生み出しました。

『小樽運河』は1990年6月27日にリリースされました。

本作は小樽運河の美しさとそこに込められた人々の思いを歌う楽曲で、雨を背景に切ない思いや未来への葛藤を描きます。

この楽曲を通じて、都はるみさんの歌唱力の高さが再評価され、演歌界における彼女の地位をさらに確固たるものにしました。

本作は、心に残る過去を持つ人々や情感に富んだ楽曲を好む方にとくにオススメです。

白神山地長山洋子

日本の美しい自然を讃える壮大な作品が誕生しました。

長山洋子さんが歌う本作は、津軽三味線の力強い音色が印象的。

2024年6月にリリースされ、青森県と秋田県にまたがる世界自然遺産・白神山地への敬意が込められています。

メジャーキーの曲調と長山さんのどっしりとした歌声が、雄大な自然の景観を見事に表現しています。

カップリング曲には『春色の朝』というシャンソン調のポップスが収録され、長山さんの多彩な才能が光ります。

日本の四季折々の風景を思い出したいときや、心に響く演歌を聴きたいときにぴったりの1曲です。

鳥羽の海女鳥羽一郎

鳥羽一郎「鳥羽の海女」MUSIC VIDEO
鳥羽の海女鳥羽一郎

故郷の海を優しく包み込むような温かな1曲です。

鳥羽一郎さんの力強い歌声が、海女たちの誇り高き生きざまを見事に描き出しています。

2024年5月にリリースされたこの曲は、作詩を武田鉄矢さんが担当。

海女たちの日々の営みや、家族への思いが丁寧に紡がれた歌詞に、聴く人の心が温まりますね。

危険と隣り合わせの仕事に従事しながらも、家族のことを想う海女たちの姿に、きっと多くの人が共感するはず。

故郷を離れて暮らす人や、大切な人を想う人にぜひ聴いてほしい楽曲です。

海雪ジェロ

ジェロ Jero – 海雪(MUSIC VIDEO)
海雪ジェロ

アメリカ出身の演歌歌手「演歌界の黒船」の異名をもつジェロさんのデビュー曲であり代表曲です。

秋元康さんが担当された歌詞では、寒い季節の荒ぶる日本海、愛する人への燃えるような思いという演歌の定番ともいえる情念が感じられます。

演歌の王道の要素もしっかりとありつつ、宇崎竜童さんによるヒップホップも思わせるギターが激しく響くサウンドや、ジェロさんのヒップホップ系ファッションなどの面白さもある、さまざまな魅力をもつ楽曲です。

夜明けのブルース五木ひろし

「夜明けのブルース」 五木ひろし 【公式PV】
夜明けのブルース五木ひろし

テレビの話なのですが、視聴者のチャンネル選択肢が地上波だけでおさまらなくなった今、演歌番組もどんどんとその数を増やしています。

日本の高齢化も関係しているのかな?

『夜明けのブルース』はどちらかと言うとムード歌謡寄りの演歌。

三味線・尺八とは違ったラインのノリのいいメロディーは若い人が聴いても違和感なしの1曲です。

夜の街を舞台に繰り広げられる男と女の駆け引き、その色恋をつづった歌詞はまさに大人の花舞台。

五木ひろしさんの力を抜いた歌唱がとても軽やかです。