RAG Music演歌の名曲
素敵な演歌
search

日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ

演歌には、日本海を歌った楽曲がたくさんあるのをご存じでしょうか?

もちろんタイトルに日本海と付いている曲もたくさんありますし、歌詞の中に日本海が登場する曲もたくさんあります。

荒々しい波の様子や、冬には厳しい寒さに見舞われるなど、日本海が持つイメージは演歌の雰囲気とよく似合うんですよね。

この記事では、そうした日本海が描かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきます。

それぞれの楽曲に描かれた風景を想像しながらじっくりと聴いてみてくださいね。

日本海を歌った演歌。大海原をテーマにした名曲まとめ(91〜100)

波止場しぐれ石川さゆり

演歌に付きものといえば曲紹介の口上。

流れるような五七調で曲を紹介し、歌唱が始まる寸前でピタリとその役目を終える、まさに職人芸ですよね。

徳光和夫さんや綾小路きみまろさんの口上、ついつい聞き入ってしまいますよね。

「酒のさかなに霧笛を聞いて……」そんな口上がピッタリな曲がこの『波止場しぐれ』。

瀬戸内の港々を転々とする薄幸の女性をつづる風の歌詞も、演歌のど真ん中を突き進むもの。

ここまで五七調の調べに心が落ち着くのって、もはや日本人のDNAに五七調が組み込まれている??んですかね。

石川さゆりさんの色香も絶品の1曲です!

津軽海峡・冬景色石川さゆり

津軽海峡 . 冬景色 / つがるかいきょう・ふゆげしき – 石川さゆり
津軽海峡・冬景色石川さゆり

言わずと知れた演歌を代表する名曲『津軽海峡・冬景色』。

石川さゆりさんがアイドル歌手から本格的に演歌歌手へと移行した曲でもあります。

上野駅を出発する夜行列車に乗って、青森県の津軽海峡をこえて北海道へ渡った人々を歌った叙事詩。

2016年にはトミー・リー・ジョーンズさんが出演するサントリーBOSSのCM『北海道新幹線』編に石川さゆりさんが喫茶店のマスター役で登場し、同曲をアカペラで披露し話題になりましたよね!

望郷の思いを強くする名曲なので、ふるさとに思いをはせながら聴いてみてください!

風の龍飛崎福本まさる

荒ぶる風と切ない思いを織り交ぜた、福本まさるさんの渾身の一曲。

東北の風景と人の心を見事に重ね合わせた歌詞は、聴く人の胸に深く響きます。

2024年1月にリリースされたこの楽曲は、津軽三味線の音色が印象的。

龍飛崎を舞台に、失われた希望と再び動き出す心を描いた本作は、まさに魂を揺さぶる東北演歌の真骨頂。

故郷を離れた人や、人生の岐路に立つ人にぜひ聴いてほしい一曲です。

福本さんの歌声が、あなたの心に寄り添ってくれるはずです。

川の流れのように美空ひばり

国民的歌手美空ひばりの名曲中の名曲です。

作詞がAKBの秋元康、作曲が一風堂の見岳章という演歌畑でない二人が作った至極の名曲です。

個人的に秋元康が嫌いですが、この歌を聞くたびに、この才能だけは認めざるを得ません。

真赤な太陽美空ひばり

もちろん美空ひばりさんとジャッキー吉川とブルー・コメッツ共同名義の楽曲として有名な1曲です。

まずは聴いてみてください、グループ・サウンズ全盛期であった頃の曲とすぐにわかりますよね。

『ブルー・シャドウ』が大ヒットしたジャッキー吉川とブルーコメッツのノリノリのサウンドもすごく心地いいです。

いわゆる「ド・演歌」ではありませんが、美空さんの歌いっぷり、モンキーダンスのように体でリズムを取る仕草は、ジャンルを越えた歌の世界を見せてくれているかのようです。

和装ではない美空さんの赤いワンピース姿のジャケットもまぶしいです!

海峡流れ星美貴じゅん子

美貴じゅん子「海峡流れ星」Music Video
海峡流れ星美貴じゅん子

一途な愛に涙する、感動の演歌。

美貴じゅん子さんが2024年5月にリリースしたシングルです。

海を渡った向こうにいる大切な人への切ない思いを綴ったこの曲は、いつかきっと再会できると信じて流れ星に願いを託す、切ないラブソング。

石原信一さんの歌詞に、岡千秋さんの叙情的なメロディーが寄り添って、素晴らしい世界観を生んでいます。

ドライブで海沿いの道を走りながら、また恋人を思って涙する夜にもオススメの1曲です。

兄弟船鳥羽一郎

鳥羽一郎 「兄弟船」(公式ライブ映像)
兄弟船鳥羽一郎

シブい男の生きざまを歌い続ける、ご存じ鳥羽一郎さんの大ヒット曲。

作詞は大作詞家の星野哲郎さんです。

星野さんといえば渥美清さんの『男はつらいよ』、水前寺清子さんの『三百六十五歩のマーチ』の曲なども国民的愛唱歌となっていますよね。

この歌は「海の男たちが荒れた海にも負けずに漁に出かける、ともすれば命を失う危険もかえりみず……」風の、まさに漁師たちのアンセムとも言える1曲。

普段演歌をあまり聴かない世代の方にもぜひ聴いてほしい曲です。

大きな勝負がかかっている、そんな日の朝に聴くときっと気持ちがアガりますよ!