懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ
演歌の名曲というと、現在の若い世代の間でも知られている名曲がたくさんあるほどで、まさに時代を越えて愛されている音楽ですよね。
とはいえ、演歌の最盛期といえば昭和時代だったのかもしれません。
数多くの演歌歌手がたくさんの楽曲を世に送り出し、多くのリスナーが演歌に心をつかまれていた時代ですよね。
そこでこの記事では、昭和の時代を彩った懐かしの演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
時代を越えて愛される名曲はもちろん、知る人ぞ知る隠れた名曲まで選びました。
ぜひこの機会にあらためて一時代を築いた名曲たちをお聴きください。
懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ(81〜90)
スポットライト山内惠介

お笑い第七世代という言葉がちまたでもてはやされていますが、演歌にも同じように第七世代として活躍している若手演歌歌手たちがいるんです。
中澤卓也さんや新浜レオンさんらがその筆頭で、必ず次の新世代を担ってくれると信じています。
山内惠介さんはその世代で言えば第六世代??となるでしょうか。
貧乏な二人の悲しい別れをつづった歌詞、涙を誘う泣きのメロディー、どれをとっても演歌の王道をゆくこの曲、若い人にもぜひ聴いてもらいたい1曲です。
15年かかって紅白に出場した苦労人、演歌界の貴公子・山内惠介さんからまだまだ目が離せませんよ!
嫁に来ないか新沼謙治

新沼謙治さんの『嫁に来ないか』は、当時の日本の恋愛模様をよんだ全身全霊の一曲です。
そのメロディーラインは滑らかで親しみやすく、牧歌的な美しさが魅力です。
曲想、歌詞ともに70年代の日本の音楽風景を際立たせており、その頃の歌謡曲の全ての魅力を表現できる作品に仕上がっています。
新沼さん独特の感情表現が随所に見られ、その情感は一度聴いたら忘れられないようなフレーズを創造しています。
今からすると歌詞内容などは時代にそぐいませんが、昭和の日本を思い出させる1曲です。
昭和最後の歌うたい新田晃也

昭和時代の名残と哀愁が漂う夜の街を舞台に、切ない思いを歌い上げた新田晃也さんの作品。
2024年6月にリリースされたこの曲は、80歳を迎えた新田さんの人生と音楽への情熱が詰まった集大成です。
銀座のクラブを彷徨う女性や名もない弾き語りの歌手の視点から、昭和の終わりを惜しむ気持ちが描かれています。
酒に溺れ、一人泣く日常を通じて、時代の流れや寂しさ、そして愛が歌われる本作。
昭和を生きた方々の心に響くことはもちろん、若い世代にも日本の演歌の魅力を伝える一曲となっています。
すきま風杉良太郎

ニヒルな歌声が大人の色気と哀愁を帯びるこの曲は、人に裏切られ、信じられなくなった人に、人間らしく生きるための温もりをそっと説くような優しさにあふれています。
人間関係で傷つきやすい現代人にも、潤いを与えてくれるであろう昭和の名曲です。
王将村田英雄

昭和の演歌界に燦然と輝く村田英雄さんによる名曲『王将』は、1961年のリリースから時を超え多くの人々に愛され続けています。
西條八十さんによって書かれた歌詞は、将棋の駒を通じて人生の激しさと男の決断を描いており、生きる勇気と決意を象徴しています。
壮大で力強いメロディは、村田さんの迫力のある歌声と見事に調和し、聴く者の心に深く刻まれます。
絶対に負けられないという決意が込められたこの曲は、挑戦する人や困難に立ち向かうすべての人にオススメです。
新宿そだち津山洋子、大木英夫

数々の地名の中でも、大都会新宿を舞台に勝負するということは、それだけ厳しい眼にさらされることにもなりますが、そんなリスクを吹き飛ばすような素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
鍛錬をしたのが伝わる、息もピッタリの発声が実に心地よいです。
懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ(91〜100)
くちなしの花渡哲也
昭和の名曲といえば、こちらの楽曲を外すことはできません。
切なさが胸に迫る歌詞と、渡哲也さんの艶のある歌声が見事にマッチした珠玉の一曲。
失われた愛を象徴する白い花をモチーフに、過ぎ去った日々への後悔と未練を美しく歌い上げています。
1973年8月に発売されたこの曲は、翌年のオリコンチャートで年間7位を記録。
1974年の第25回NHK紅白歌合戦での渡さんの初出場曲としても知られています。
渡さんの代表曲として長く愛され続けており、カラオケでも人気の高い一曲。
昭和の雰囲気を感じたい方や、演歌の魅力を知りたい方にぜひおすすめです。