演歌の名曲というと、現在の若い世代の間でも知られている名曲がたくさんあるほどで、まさに時代を越えて愛されている音楽ですよね。
とはいえ、演歌の最盛期といえば昭和時代だったのかもしれません。
数多くの演歌歌手がたくさんの楽曲を世に送り出し、多くのリスナーが演歌に心をつかまれていた時代ですよね。
そこでこの記事では、昭和の時代を彩った懐かしの演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
時代を越えて愛される名曲はもちろん、知る人ぞ知る隠れた名曲まで選びました。
ぜひこの機会にあらためて一時代を築いた名曲たちをお聴きください。
懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ(1〜10)
忍ぶ雨伍代夏子

伍代夏子さんの『忍ぶ雨』は、彼女の音楽キャリアを代表する楽曲の一つです。
1990年5月21日にリリースされたこの曲は、日本の演歌シーンで大きな足跡を残しました。
週間オリコンチャートで最高12位に達し、通算52週間もの間ランクインするというロングセラーとなり、累計売上は42.1万枚を記録。
また、第21回日本歌謡大賞の放送音楽賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。
この曲の魅力は、雨をテーマにした繊細な歌詞と伍代さんの情感豊かな歌声にあります。
恋人への深い思いを雨にたとえた歌詞は多くの人々の心を打ち、静かながらも力強いメッセージが込められています。
伍代夏子さんの代表曲として、演歌ファンであればもちろん、演歌をあまり聴かない方にもぜひ聴いていただきたい一曲ですね!
まつり北島三郎

Best of 北島三郎。
そしてBest of 演歌。
日本人ならこれを聴かなければ年が越せない、全世代が知っている名曲中の名曲。
懐かしの祭りの情景が目に思い浮かんで、テンションが上がるのが人気の秘密でしょうか。
別れの一本杉春日八郎

故郷を離れる人の切ない思いを歌った、昭和を代表する名曲です。
春日八郎さんの澄んだ美声が心に染みわたります。
1955年12月に発売され、50万枚の大ヒットを記録。
翌年には同名の映画が制作されるなど、社会現象にもなりました。
ビゼーの歌劇『カルメン』をヒントに作られたメロディは、耳に残りやすく歌いやすいのが特徴。
ふるさとを思い出しながら口ずさんでみてはいかがでしょうか。
ゆったりとしたテンポで歌いやすいと思います。
夢ん中小林旭

昭和の時代を彩った演歌の中でも、小林旭さんの『夢ん中』は、人生のはかなさと恋愛の複雑な心情を描いた楽曲として多くの方に愛されています。
1978年にリリースされた楽曲で、『必殺シリーズ』の主題歌にも選ばれた楽曲です。
男女関係の複雑さや切なさを描いた歌詞は、聴く者の心に深く残り続けます。
まさに、悲哀と哀愁が交錯するとき演歌が持つ真価が示される作品といえるでしょう。
今もなお色あせることのない名曲です。
天城越え石川さゆり

1986年に発売され、現在に至るまでも不朽の名作として多くの人に愛されている石川さゆりさんの『天城越え』。
曲に込められた激しい情熱と葛藤が、石川さんの歌声と見事に融合し、聴き手の心を深く揺さぶります。
この曲は歌詞の主人公の女性が抱える真っすぐすぎる愛と苦悩を描いたもので、情熱的なドラマが歌詞に色濃く表現されています。
とくに、愛するがゆえの苦しみを受け入れ、それでもひたむきに愛を追い求める女性のストーリーは、今聴いても新鮮で心に響くものがあります。
祝い酒坂本冬美

坂本冬美さんの『祝い酒』は、1988年にリリースされた後、その美しいメロディと心温まる歌詞で多くの人々に愛され続けている楽曲です。
本作は、人生の新たなスタートを切る若い夫婦への祝福を込めたもの。
確固たる愛があれば、どんな試練も乗り越えられるという強いメッセージを、坂本さんの力強い歌声が伝えてくれます。
2023年9月20日には7インチアナログ盤が発売されるなど、時代を超えて愛され続けています。
心からの祝福を贈りたいときにオススメの1曲です。
星影のワルツ千昌夫

昭和を代表する演歌歌手の1人である千昌夫さんを一躍スターダムへと押し上げた名曲であり、哀愁漂うメロディーと切ない恋心を歌った歌詞が特徴的です。
1966年3月にリリースされた際は目立った反響はなかったそうなのですが、千さんご本人がこの曲を気に入り、全国の有線放送に働きかけたことで徐々に人気を博し、最終的には250万枚以上もの大ヒットとなったのですね。
演歌ファンはもちろんのこと、昭和の歌謡曲に興味のある若い音楽ファンの方々にも、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
カラオケで歌えば、年代を超えて盛り上がること間違いなしですよ!