懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ
演歌の名曲というと、現在の若い世代の間でも知られている名曲がたくさんあるほどで、まさに時代を越えて愛されている音楽ですよね。
とはいえ、演歌の最盛期といえば昭和時代だったのかもしれません。
数多くの演歌歌手がたくさんの楽曲を世に送り出し、多くのリスナーが演歌に心をつかまれていた時代ですよね。
そこでこの記事では、昭和の時代を彩った懐かしの演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
時代を越えて愛される名曲はもちろん、知る人ぞ知る隠れた名曲まで選びました。
ぜひこの機会にあらためて一時代を築いた名曲たちをお聴きください。
懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ(61〜70)
潮来笠橋幸夫

橋幸夫さんのデビュー曲『潮来笠』は、股旅物の名曲として知られています。
哀愁漂うメロディに乗せて、旅人の心の葛藤が美しく描かれているんですよ。
主人公の伊太郎が、故郷や愛する人への想いを秘めながら旅を続ける姿に、きっと心打たれることでしょう。
この曲は1960年の発売以来、多くの方に愛され続けてきました。
NHK紅白歌合戦にも出場するなど、数々の栄誉に輝いています。
静かな夜のひとときに聴くのがおすすめです。
懐かしい思い出と共に、心温まるひと時を過ごせますよ。
浪花節だよ人生は水前寺清子

この曲『浪花節だよ人生は』は細川たかしさんが歌っているイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、この時代は1曲をレコード会社ごとに多くの歌手で歌う競作がおこなわれており、同時期に違う歌手が歌うことは普通のことでした。
そんな中、水前寺清子さんが歌った『浪花節だよ人生は』もヒットし、1984年の紅白歌合戦ではこの曲を紅組で水前寺さんが歌い、白組で細川さんが歌うという同曲対決がおこなわれました。
鳥取砂丘水森かおり

水森かおりさんは、日本の自然や文化をテーマにした演歌で広く知られるアーティストです。
彼女の代表曲『鳥取砂丘』は、2003年にリリースされ、彼女の「ご当地ソングの女王」という称号を確固たるものにしました。
この曲は、鳥取砂丘の雄大な景色と失われた愛をテーマにしており、深い感情を優美に描き出しています。
とくに、砂が足跡を消し去る比喩を使って、過去に戻れないことを受け入れ、未来への希望を見いだそうとするメッセージが心に響きます。
親しみやすいメロディと水森さんの繊細な歌声によって、日本各地の美しさや文化を広く伝える彼女の努力が感じられます。
失恋を経験し、前を向いて進もうとする人々にとくにオススメの曲です。
きよしのズンドコ節氷川きよし

演歌界のプリンス、氷川きよしの代表曲。
ズンドコ節自体は昔からある歌謡曲ですが、氷川さんのカバー版はのびのある歌声と、観客が入れる合いの手が楽しい1曲です。
氷川の芸名をつけたのはビートたけしというのは有名なエピソードです。
抱擁箱崎晋一朗

昭和54年発売昭和44年に発売された「熱海の夜」が代表曲かもしれませんが、編曲を変えて再度発売された熱海の夜のB面が「抱擁」です。
女心を歌ったじっくりと聴かせる知る人ぞ知る名曲で、歌の雰囲気が昭和のスナックの背景が目に浮かんでくる今の時代にはない独特の雰囲気の歌です。
北酒場細川たかし

1982年3月21日、細川たかしさんのキャリアに新たなページを開いた『北酒場』。
当時の彼の楽曲としては珍しく歌謡曲やJ-POP風に仕上げられ、演歌界に新風を巻き起こしました。
本作は、北国の酒場という風情ある舞台に、ふとした出会いから始まる恋の瞬間を切り取っており、リスナーをその一夜の物語へといざないます。
北国の酒場に集う男女を粋な表現で描いた歌詞からは、昭和時代の雰囲気を感じられるはず。
細川さんの表現力豊かな歌声にも注目しながら、体を揺らしたくなる楽しげなメロディを味わってください。
望郷じょんから細川たかし

細川たかしが1985年に発売したこの曲は、上京した者が故郷の津軽地方(青森県)に思いをはせる、という内容になっており、細川の得意とする抜けるような高音が全体的に使われており、民謡調のパートもあります。
紅白歌合戦では4回歌唱されており、第46回NHK紅白歌合戦では、大トリを務めました。