懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ
演歌の名曲というと、現在の若い世代の間でも知られている名曲がたくさんあるほどで、まさに時代を越えて愛されている音楽ですよね。
とはいえ、演歌の最盛期といえば昭和時代だったのかもしれません。
数多くの演歌歌手がたくさんの楽曲を世に送り出し、多くのリスナーが演歌に心をつかまれていた時代ですよね。
そこでこの記事では、昭和の時代を彩った懐かしの演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
時代を越えて愛される名曲はもちろん、知る人ぞ知る隠れた名曲まで選びました。
ぜひこの機会にあらためて一時代を築いた名曲たちをお聴きください。
懐かしの演歌。昭和の演歌の名曲まとめ(91〜100)
夢追い酒渥美二郎

演歌界の実力派、渥美二郎さんが1978年に発表した『夢追い酒』は、彼の代表曲の一つです。
シングルとしては三枚目にして、1979年のオリコンチャートで年間第1位を獲得。
そんな栄光を誇るこの曲は、今もなお多くのファンに愛され続けています。
失恋した女性が酒を飲みながら思いを巡らせる切なさが心に迫ってくるんです。
この曲から昭和時代の名曲が持つ色あせない趣を感じ取ってほしいです。
失恋の傷を抱えた方々の心に寄り添う1曲、きっと心に染みるはずです。
心のこり細川たかし

『心のこり』は、札幌を活動の中心にし、数々の音楽新人賞を受賞した細川たかしさんのシングル曲として、1970年代の演歌界に旋風を巻き起こしました。
細川たかしさんのハイトーンボイスと、民謡で鍛え上げられた豊かな肺活量が生み出す圧倒的な歌唱力が魅力です。
女性を一人称にした特徴のある歌詞は今も多くの人々に愛されています。
イントロ部分の泣きのサックスと切なさが溢れる歌詞、その歌声が融合することで、日本人の心を深く揺さぶるナンバーに仕上がっています。
今も大御所として君臨する細川さんのフレッシュな歌声をお楽しみください。
矢切の渡し細川たかし

80年代を代表する名曲の一つで、多くの方がご存じの有名な1曲です。
愛する人との別れを描いた歌詞は、切なくて胸にグッと刺さりますよね。
細川たかしさんの力強くも哀愁を帯びた歌声が、楽曲の魅力をさらに高めています。
本作は1983年にリリースされ、オリコン年間ヒットチャート2位を記録する大ヒットとなりました。
日本レコード大賞も受賞し、紅白歌合戦では大トリで歌唱されるなど、その年を代表する楽曲となりました。
恋愛や人生の岐路に立たされた時、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
心に響く歌詞と旋律が、きっとあなたの心の支えになってくれるはずです。
北の宿から都はるみ

都はるみさんの『北の宿から』は、1975年にリリースされた大ヒット楽曲です。
小林亜星さんの作曲と阿久悠さんの作詞によるこの曲は、世代を超えて愛される演歌の大名曲。
受け取ってくれる相手が居ないのにセーターを編んでいるという描写からは、歌詞の主人公である女性が抱える深い未練と孤独心が伝わってきますよね。
失恋してからも未練を振り払えずに思いばかり募るという描写は、どんな時代にも響く普遍的なテーマ。
今の時代を生きる若者にもぜひ聴いていただきたい1曲です。
心凍らせて高山厳
高山厳さんが1992年にリリースした『心凍らせて』は、平成の演歌シーンにおいて大きな足跡を残しました。
この楽曲は、日本テレビ系朝の連続ドラマ『珠玉の女』の主題歌に起用され、幅広い世代に愛されるヒットとなりました。
本作の魅力は、愛すべき人との複雑な関係を描いた深みのある歌詞にあります。
愛情の中に潜む痛みや葛藤、それにもかかわらず愛を保持しようとする強い意志が、リスナーの心に深く響くのです。
また、高山さんの力強い歌声が、楽曲の感動をいっそう高めています。
『心凍らせて』は、失恋や愛の複雑さを乗り越えようとしている方にとって、共感と励ましを与える1曲です。
感動的な物語を愛する方や、心にしみる楽曲を求める方にはぜひオススメします。
あばれ太鼓〜無法一代入り〜坂本冬美

若い人にもっと歌ってほしい演歌の名曲。
作曲家・猪俣公章先生の最後の弟子としてデビューした坂本冬美さんもすっかり演歌界の大御所となりました。
なんでも初めは猪俣先生の車の運転手から歌の修行を始めたようで、そんなエピソードも昭和感たっぷりです。
デビュー『あばれ太鼓』、それに口上を歌い添えた『あばれ太鼓〜無法一代入り〜』どちらも「これぞ演歌」な仕上がり。
往年の都はるみさんをほうふつさせる坂本さんの「うなり」が美しい1曲です。
真赤な太陽美空ひばり

もちろん美空ひばりさんとジャッキー吉川とブルー・コメッツ共同名義の楽曲として有名な1曲です。
まずは聴いてみてください、グループ・サウンズ全盛期であった頃の曲とすぐにわかりますよね。
『ブルー・シャドウ』が大ヒットしたジャッキー吉川とブルーコメッツのノリノリのサウンドもすごく心地いいです。
いわゆる「ド・演歌」ではありませんが、美空さんの歌いっぷり、モンキーダンスのように体でリズムを取る仕草は、ジャンルを越えた歌の世界を見せてくれているかのようです。
和装ではない美空さんの赤いワンピース姿のジャケットもまぶしいです!