オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(71〜80)
命に嫌われている。カンザキイオリ

退廃的で後ろ向きな気持ちをさらけ出した曲。
サビの壮大さと美しさが素晴らしいです。
ネガティブな表現が多々登場しますが、その中になぜか期待感みたいなもの、前向きな気持ちが見え隠れしているように思えます。
エモーショナルなボカロソングと言えます。
カゲロウデイズじん

エモロックのテイストが取り入れられた、自然の敵Pことじんさんによる楽曲です。
この曲からメディアミックス展開された『カゲロウプロジェクト』にハマった方は多いことでしょう。
物語性の強い歌詞は読み解きたくなりますよね。
キレのあるサウンドがたまりません。
ヒガンjhon

ゆらゆら揺れる、怪しげなピコピコサウンドが耳に残ります。
キャッチーなのに新しいと感じてしまう不思議な音楽性が魅力のボカロP、johnさんの作品で2020年に公開されました。
キレのある音が一つ一つ、こちらの脳内に飛び込んでくるような印象。
いつのまにかjohnさんの世界観に引きずり込まれます。
歌詞には一途とも、自分勝手ともとれる愛のメッセージがつづられていて、何か危うげ。
でも共感できるって方、多いのではなでしょうか。
13の所為savasti

うねるベースラインがお腹の底に響きます。
ボカロP、savastiさんによる楽曲です。
ノイジーなコーラスやハミングのようなフレーズが印象的。
そのボーカルワークだけでsavastiさんのセンスの良さがわかります。
EDMを下地に展開される芸術的なエレクトリックサウンドも魅力。
音量を上げて、ずっと聴いていたくなりますね。
夜、1人きりの時間にじっくりと考えごとをしたいとき、ぜひ。
きっと胸に深々と刺さるはずです。
瞬夏秋燈mawari

夏の熱気が和らぎ吹く風に秋の気配を感じる頃、過ぎゆく季節に少しだけ寂しくなること、ありませんか?
そんな心の機微に寄り添ってくれるのがこちらの楽曲です。
ボカロP、mawariさんによる作品で、2024年10月に公開されました。
清涼感のあるバンドサウンドが、夏の終わりの爽やかさと秋の始まりの切なさを同時に描き出しています。
歌詞につづられているのは、伝えられない思いを秘密にしたまま、それでも新しい季節へと踏み出そうとする主人公の姿。
季節の変わり目に物思いにふけりながら聴くのにぴったりではないでしょうか。
KALEIDOwhoo

万華鏡のようにキラキラと移ろう、その景色そのものを音にしたような、アーティスティックな作品に触れてみませんかwhooさんによる楽曲で、2021年12月にMV公開されました。
ポストロックやフォークの要素が溶け込んだサウンドは、繊細かつ温かみのある仕上がり。
歌詞では巡る季節の中で大切な人と過ごした時間を思う、主人公の心情がつづられています。
色鮮やかな落ち葉が舞う道を歩きながら、センチメンタルな気分にひたりたいときにぴったりです。
うつけ論争獅子志司

ボカロP、獅子志司さんが作曲した『うつけ論争』。
5作目にあたるらしいのですが5作目でこのクオリティかと、驚きました。
まずピアノとバンドサウンドの混ぜ方がとてもオシャレなんです。
バンドとして生ライブでも見てみたくなりました。
とにかく聴いてみてください。