オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(71〜80)
アンヘルかいりきベア

VOCALOID、鳴花ヒメ・ミコトの発売前にデモソングとして公開された、この曲。
『ルマ』『ベノム』などの作者としても有名なボカロP、かいりきベアさんの楽曲で2019年に発表されました。
中毒性の高いギターリフと軽妙なボーカルワークのせいか、ずっと聴いていたくなる魅力を放っています。
かっこよさ、かわいさ、怖さ、そしてキャッチーさが絶妙に混じり合った、唯一無二の世界観をぜひご自身で体感してみてください。
神っぽいなピノキオP

現代社会の価値観を問いかける歌詞に、思わずドキッとさせられます。
マルチクリエイターのピノキオピーさんが手がけたこの楽曲は、2021年9月にリリースされました。
速めのテンポで展開するエレクトロポップなサウンドに、「Gott ist tot(神は死んだ)」という哲学的フレーズを織り交ぜた歌詞が印象的。
流行やトレンドに振り回される現代人の姿を、キャッチーなメロディーに乗せて描いています。
見せかけと本質、権威と疑念といった対比を通して、私たちが無意識に信じてしまうものへの問いを投げかける作品です。
日常に疑問を感じている方や、ピノキオピーさん独特の世界観にどっぷり浸りたい方におすすめのナンバーです。
グッバイ宣言Chinozo

軽快なリズムで転がるように進んでいくロックナンバーです。
ボカロP、Chinozoさんによる楽曲で2020年に公開。
まずギターのテクニカルでキャッチーなフレーズが耳に残ります。
複雑でありながらポップ、そんな印象。
そして滑舌の良い歌声とスピード感のあるメロディーライン。
ハマらない理由はないでしょう、自分でも歌いたくなる、オシャレでかっこいい作品です。
もしバンドをやっているなら、コピーしてみるのもありかもしれませんね。
天国までおいでAliey:S

2025年10月に公開された、甘く誘う言葉の裏に潜む闇を描いた作品です。
ボカロP、Aliey:Sさんによる初音ミク曲で、天国へと誘う存在が子供をあやすように語りかけてくる様子にゾクリとさせられます。
耳を抜けていく影のある音像と淡々とした歌声に心奪われてしまうんですよね。
逃げ出したくなる瞬間がある方にこそ聴いてほしいです。
きっとこの世界観にとらわれるはず!
星屑ジェットコースターかめりあ

新潟の遊園地で開催された「初音ミク 夜空プログラム 2025」の公式テーマソングとして、かめりあさんが制作した本作。
2025年9月に公開され、11月にMV公開されました。
きらめくシンセとダイナミックなリズムが、夜空を翔けるジェットコースターの疾走感を鮮やかに描き出します。
そして星空と遊園地のモチーフがちりばめられた歌詞で「魔法が解けない夜空」という幻想的な世界を構築。
非日常に飛び出したい気分のときにぴったりの曲です。
忘れものセンターにまたね!いのうつはSA

感情の奔流が押し寄せてくるようなエレクトロニックナンバーです。
いのうつはSAさんによって2025年8月に公開された、この作品。
ボカコレ2025夏ルーキーランキング2位を記録しました。
ついなちゃんの歌声で表現されているのは、矛盾をはらんだ切実な心の叫び。
光のない場所へ向かう絶望と、明日を求める強い意志が同時に描かれる世界観に、思わず引き込まれてしまいます。
どうしようもないやるせなさを感じた時に、この音の渦に身を任せてみるのはいかがでしょうか。
カゲロウデイズじん

エモロックのテイストが取り入れられた、自然の敵Pことじんさんによる楽曲です。
この曲からメディアミックス展開された『カゲロウプロジェクト』にハマった方は多いことでしょう。
物語性の強い歌詞は読み解きたくなりますよね。
キレのあるサウンドがたまりません。





