オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(81〜90)
ビターチョコデコレーションsyudou

レコードの回転数なめらかに変化していくようなイントロだけでもハマってしまいます。
ボカロP、syudouさんの代表作です。
2019年に公開後、またたく間に人気曲の仲間入りを果たしました。
怪しくもどこかかわいらしいサウンドと初音ミクのささやくような歌い方のマッチ具合がとんでもないです。
サビの、4つ打ちリズムへの展開もたまりません。
自分自身という存在について考えてしまう、歌詞の刺激的なメッセージ性も魅力の一つです。
誰かの心臓になれたならユリイ・カノン

出だしはかなりハイトーンで、聴く人を引き込みます。
歌い方に特徴があり、声がところどころ裏返っているのが印象的。
曲名からもわかるように、少し重い題材の曲ですが、曲調は比較的明るめでテンポも良く、重々しさを感じさせません。
ただテンポが速いボカロとは違い、いろいろな緩急があるのがオシャレさを引き立てているのではないでしょうか。
9054ariiol

独創的な音色に耳を奪われてしまいます。
ariiolさんが手がけた『9054』は2026年4月に公開された楽曲です。
ハイパーポップの要素を取り入れた緻密なビートに、ナースロボ_タイプTのふわりとした歌声を重ね合わせた、多面的なサウンドアプローチが魅力。
ボーカルを空間のテクスチャとして扱うような、独自の世界観が展開されます。
これまでにない音楽を聴きたいと思っているなら、ぜひ聴いてみてください。
13の所為savasti

うねるベースラインがお腹の底に響きます。
ボカロP、savastiさんによる楽曲です。
ノイジーなコーラスやハミングのようなフレーズが印象的。
そのボーカルワークだけでsavastiさんのセンスの良さがわかります。
EDMを下地に展開される芸術的なエレクトリックサウンドも魅力。
音量を上げて、ずっと聴いていたくなりますね。
夜、1人きりの時間にじっくりと考えごとをしたいとき、ぜひ。
きっと胸に深々と刺さるはずです。
一億年恋してるいのうつはSA

ポップな曲調の中に実験的な要素が混ざり合う、中毒性の高い1曲です。
『まだいきてるいめーじ』『なんとかシミュレーション』などでも知られるボカロP、いのうつはSAさんによる作品で、2026年2月に公開されました。
ボカコレ2026冬のルーキーランキングで1位を獲得しています。
キャッチーなメロディーと独創的な音像が魅力で、歌詞には「恋」という気持ちを通じての人生観がつづられています。
「一億年」というスケールの言葉選びが、聴く人の心をどこか遠くへ連れ出してくれるんですよね。
Splash.picco × VOLTA

先進的な電子音と疾走感あふれるビートがたまらないエレクトロチューンです。
ボカロPのpiccoさんとトラックメイカーのVOLTAさんによる共作で、2026年3月に公開。
初音ミクバージョンと春猿火さんが歌ったバージョンがリリースされています。
クラブミュージック的なハードな低音にキャッチーなメロディーが見事に融合。
2分14秒という短い時間の中を一気に駆け抜けていくような、爽快感があります。
気分をリフレッシュさせたいときや、ノリよく体を揺らしたいときにぴったりの1曲です!
ちゃんと焼けたのに!ଳ

ワッフル作りの中に自虐を混ぜ込んだ、ドリーミーな空気感を持った楽曲です。
ଳさんによる『ちゃんと焼けたのに!』は2026年3月に公開されました。
ボサノバを基調にした、聴き心地のいいサウンドアレンジが特徴。
「WiiやDSで使用されているようなニンテンドー音楽」をイメージして制作されたそうです。
牧歌的な空気感にちょっと後ろ向きな気持ちを落とし込んだ世界観に、不思議と共感してしまうんですよね。
フォロワーから募った映像が使用されているMVにも注目しながら聴いてみてください。
ボッカデラベリタ柊キライ

歌い出しからハマってしまいますよ。
『オートファジー』の作者としても知られているボカロP、柊キライさんの作品で2020年に公開されました。
メロディーのスピード感と怪しげで楽しい音像の意外な取り合わせに驚きます。
そして曲展開のめまぐるしさから、飽きも来ない。
どこをどう切り取ってもおいしいボカロ曲です。
語感が良くてついつい口にしたくなる歌詞の言葉選びもかっこいい!
ぜひともあなたのプレイリストに入れてみては。
グッバイバッドボーイナナホシ管弦楽団

ボカロP、ナナホシ管弦楽団さんによる作品で、2025年9月に公開されました。
本作は、何者かになりたいともがきながら燻っている人の背中を強く叩いてくれる応援歌。
軽快でキャッチーなメロディーに、停滞への皮肉と決別のメッセージが込められていて、そのドラマ性に引き込まれてしまうんです。
GUMIの力強い歌声もまた、魅力の一つ。
現状を打破したいあなたの心に火を灯してくれるはずです。
猛独が襲う一二三

夏に聴きたくなるような曲です。
タイトルからも分かるように、自分の中の葛藤を表現しているように感じます。
夕暮れ時のさみしさや、何かが終わっていく物悲しさを噛みしめながら、それを糧に強く進んでいこう、という気持ちにさせてくれます。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(91〜100)
命に嫌われている。カンザキイオリ

退廃的で後ろ向きな気持ちをさらけ出した曲。
サビの壮大さと美しさが素晴らしいです。
ネガティブな表現が多々登場しますが、その中になぜか期待感みたいなもの、前向きな気持ちが見え隠れしているように思えます。
エモーショナルなボカロソングと言えます。
ヘイミスターTonbi

小気味よいスウィングのリズムにやられる、アンニュイなポップチューンです。
ボカロP、Tonbiさんによる作品で、2025年9月に発表されました。
この楽曲は、どこかレトロなメロディーラインに、エレクトロスウィングの要素が取り入れられたオシャレなサウンドが特徴。
そんな音像と、諦めのにじむ内省的な歌詞とがよく合っています。
夜の街を散歩しながら聴くのにいいかもしれません。
レッド・パージP.I.N.A.

ユニークな世界観を持つこちらの楽曲。
ボカロならではの世界観を持っていますが、「これオシャレだな」と思わせる工夫もたくさんあります。
リズミカルな曲の中にとげがあるような歌詞。
不思議な雰囲気をただよわせるメロディー。
この歌詞とメロディが一体化して、オシャレな音楽が作り上げられています。
幽艶原口沙輔

和風で幻想的な世界観に圧倒される1曲。
本作は、GALLERIAのクリエイティブ企画「GALLERIA CROSSING」の第1弾として、2026年3月に公開された作品です。
藤ちょこさんによる描き下ろしイラストを起点とし、原口沙輔さんと映像作家のもう石田さんとが共作する形で生み出されました。
電子音楽に和の情緒を混ぜ合わせ、独特で美しいサウンドスケープを構築。
映像美と音楽が完全にリンクしたメディアミックス型の総合表現です。
カフネ有機酸

とにかくオシャレな曲です。
夕方の街をあてもなく歩く中で生まれたような歌詞で、聴いている私たちにも情景が伝わってきます。
ラップはあまり聴かない、むしろ苦手だ、という人にぜひ聴いてほしいです。
まるで苦いコーヒーをミルクでほんのり甘くしたような、優しい雰囲気。
聴いていると落ち着きます。
うつけ論争獅子志司

ボカロP、獅子志司さんが作曲した『うつけ論争』。
5作目にあたるらしいのですが5作目でこのクオリティかと、驚きました。
まずピアノとバンドサウンドの混ぜ方がとてもオシャレなんです。
バンドとして生ライブでも見てみたくなりました。
とにかく聴いてみてください。
既往癖si-o

2025年にリリースされたEP『セントセンソリー 並行世界を賞味して』収録曲で、2026年4月にMV公開されました。
ピアノやホーンセクションなどを登場させながら、不思議とSF感のある音像が展開する、独特な空気感を持った1曲。
主人公に「追う」ことをやめさせようとする歌詞世界は、MVと合わせてストーリー的な解釈ができ、こちらにも引き込まれます。
考察をめぐらせるもよし、ゆったり耳を傾けて内省的な気分にひたるもよしな作品です。
カプセルンいえぬ

いえぬさんによる『カプセルン』は2026年4月に公開された初音ミクの楽曲です。
桃寝ちのいさんのEP『メイデンポエット』に提供されたもので、こちらはセルフカバーバージョンにあたります。
かわいらしい雰囲気のなかに秘密や後悔といった複雑な感情が入り混じる、エレクトロポップです。
心の奥にそっとしまっておきたい気持ちがある方にオススメ。
ぜひ耳を傾けてみてください。
深海少女ゆうゆ

キャッチーさと切なさが入り混じる、ボカロの名曲です。
『天樂』や『桜の季節』の作者としても知られている、ゆうゆさんによる作品で2010年に公開されました。
歌詞につづられた好きな人への一途な思いに胸が打たれます。
アンヘルかいりきベア

VOCALOID、鳴花ヒメ・ミコトの発売前にデモソングとして公開された、この曲。
『ルマ』『ベノム』などの作者としても有名なボカロP、かいりきベアさんの楽曲で2019年に発表されました。
中毒性の高いギターリフと軽妙なボーカルワークのせいか、ずっと聴いていたくなる魅力を放っています。
かっこよさ、かわいさ、怖さ、そしてキャッチーさが絶妙に混じり合った、唯一無二の世界観をぜひご自身で体感してみてください。


