オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(61〜70)
命に嫌われている。カンザキイオリ

退廃的で後ろ向きな気持ちをさらけ出した曲。
サビの壮大さと美しさが素晴らしいです。
ネガティブな表現が多々登場しますが、その中になぜか期待感みたいなもの、前向きな気持ちが見え隠れしているように思えます。
エモーショナルなボカロソングと言えます。
カフネ有機酸

とにかくオシャレな曲です。
夕方の街をあてもなく歩く中で生まれたような歌詞で、聴いている私たちにも情景が伝わってきます。
ラップはあまり聴かない、むしろ苦手だ、という人にぜひ聴いてほしいです。
まるで苦いコーヒーをミルクでほんのり甘くしたような、優しい雰囲気。
聴いていると落ち着きます。
レッド・パージP.I.N.A.

ユニークな世界観を持つこちらの楽曲。
ボカロならではの世界観を持っていますが、「これオシャレだな」と思わせる工夫もたくさんあります。
リズミカルな曲の中にとげがあるような歌詞。
不思議な雰囲気をただよわせるメロディー。
この歌詞とメロディが一体化して、オシャレな音楽が作り上げられています。
ボッカデラベリタ柊キライ

歌い出しからハマってしまいますよ。
『オートファジー』の作者としても知られているボカロP、柊キライさんの作品で2020年に公開されました。
メロディーのスピード感と怪しげで楽しい音像の意外な取り合わせに驚きます。
そして曲展開のめまぐるしさから、飽きも来ない。
どこをどう切り取ってもおいしいボカロ曲です。
語感が良くてついつい口にしたくなる歌詞の言葉選びもかっこいい!
ぜひともあなたのプレイリストに入れてみては。
メロンソーダ有機酸

10年の歩みを祝う、神山羊さんの有機酸名義での楽曲。
2025年10月にリリースされた本作は、夏の残像と炭酸の泡をモチーフにした切ないポップチューンです。
透明感のあるシンセレイヤーにバンドサウンドが絡み合い、さわやかな空気感を演出。
歌詞では、メロンソーダの泡のように弾ける多幸感と、それがやがて消えていくはかなさが対比されています。
過ぎ去る季節の中で笑い合った瞬間を切り取った世界観が、かけがえんない今を大切にしたい方の心に響くはず。
アンヘルかいりきベア

VOCALOID、鳴花ヒメ・ミコトの発売前にデモソングとして公開された、この曲。
『ルマ』『ベノム』などの作者としても有名なボカロP、かいりきベアさんの楽曲で2019年に発表されました。
中毒性の高いギターリフと軽妙なボーカルワークのせいか、ずっと聴いていたくなる魅力を放っています。
かっこよさ、かわいさ、怖さ、そしてキャッチーさが絶妙に混じり合った、唯一無二の世界観をぜひご自身で体感してみてください。
グッバイ宣言Chinozo

軽快なリズムで転がるように進んでいくロックナンバーです。
ボカロP、Chinozoさんによる楽曲で2020年に公開。
まずギターのテクニカルでキャッチーなフレーズが耳に残ります。
複雑でありながらポップ、そんな印象。
そして滑舌の良い歌声とスピード感のあるメロディーライン。
ハマらない理由はないでしょう、自分でも歌いたくなる、オシャレでかっこいい作品です。
もしバンドをやっているなら、コピーしてみるのもありかもしれませんね。





