オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(1〜10)
シャルルバルーン

かなり王道の有名曲だと思います。
安定感のある曲調と歌詞の秀逸さはさすがバルーンさん、と言ったところでしょうか。
心の叫び、祈りのような歌詞の内容に胸が締め付けられます。
センチメンタルな気分のときにぴったりです。
マッドダイナーNEW!宮守文学

ボカロP宮守文学さんが手がけた、ダンサンブルで狂気的な一皿をテーマにした楽曲です。
めくるめく饗宴の世界観がインパクト大!
食と狂気をモチーフにしたカオティックな言葉遊びと聴き手をあおるフレーズがグルーヴィーなサウンドと合わさって、リスナーを陶酔へと誘います。
本作は2025年8月にリリースのEP『mad dinerで会いましょう』に収録。
このフルコースを味わえば、あなたも晩餐会のとりこになるかもしれません。
カレシのジュードsyudou

怪しげな雰囲気だだよう世界観のとりこになってしまいます。
Adoさんの『うっせぇわ』を手がけたことでも知られているボカロP、syudouさんの楽曲で、2021年に発表。
にぎやかさと怖さが内在したサウンドアレンジが魅力。
聴けば聴くほどに発見がある作品です。
どこか危うげな心情が投影されている歌詞の内容にはドギマギしてしまいますね。
『キュートなカノジョ』のアンサーソング的な曲なので、そちらも合わせて聴いてみてください。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(11〜20)
へんじんおんがくlittle by little

タイトル通りの不思議な空気感を持った、オシャレなボカロ曲です。
ボカロP、littlebylittleさんによる楽曲で2021年に発表。
『The VOCALOID Collection ~2021 Spring~』への参加曲として注目を集めました。
ゆるさと緊張感、不安定でありながらリズミカル……そういうギャップが曲全体に詰め込まれています。
一言では表現できないので「まずは聴いてみてほしい」というご紹介が1番しっくりきますね。
GOAT!NEW!黒うさぎ

黒うさぎさんの『GOAT!』は、Ci flower、可不、重音テトという個性豊かな3人の歌声が重なり合った作品。
2025年7月に発表、調声にはきさらさん、yasai31さん、ヌルさんが参加しています。
歌詞で描かれるのは現実に背を向けながら「ここが自分の居場所だ」と留まる主人公の姿。
本当はここにいても仕方ないと気付いているのに出ていけない、その心情に思わず自分を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか?
聴き終えた後の深い余韻がたまらない1曲です。
レイニーブーツ稲葉曇

どことなく哀愁の感じられる4つ打ちロックナンバーです。
『ラグトレイン』『ロストアンブレラ』などのヒット作で知られているボカロP、稲葉曇さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
「クール」という言葉がこれ以上ないぐらいに似合う、とてもハイセンスな作品です。
跳ねるリズムにリフレインするギター、うねるベースライン、どこをどう切り取っても魅力的。
題材がレインブーツ、というのもおもしろいですね。
雨の日に聴くのが乙かもしれません。
シネマAyase

音楽ユニットYOASOBIのコンポーザーとしても活躍しているボカロP、Ayasesさんの楽曲で、2021年にリリース。
ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のために書き下ろされた作品です。
チップチューンのように軽いピアノの音色が印象的な、スタイリッシュな4つ打ちナンバーです。
切なげな雰囲気が感じられるのはコード感でしょうか、淡々としたメロディーラインとマッチしていますね。