オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(11〜20)
カレシのジュードsyudou

怪しげな雰囲気だだよう世界観のとりこになってしまいます。
Adoさんの『うっせぇわ』を手がけたことでも知られているボカロP、syudouさんの楽曲で、2021年に発表。
にぎやかさと怖さが内在したサウンドアレンジが魅力。
聴けば聴くほどに発見がある作品です。
どこか危うげな心情が投影されている歌詞の内容にはドギマギしてしまいますね。
『キュートなカノジョ』のアンサーソング的な曲なので、そちらも合わせて聴いてみてください。
へんじんおんがくlittle by little

タイトル通りの不思議な空気感を持った、オシャレなボカロ曲です。
ボカロP、littlebylittleさんによる楽曲で2021年に発表。
『The VOCALOID Collection ~2021 Spring~』への参加曲として注目を集めました。
ゆるさと緊張感、不安定でありながらリズミカル……そういうギャップが曲全体に詰め込まれています。
一言では表現できないので「まずは聴いてみてほしい」というご紹介が1番しっくりきますね。
レイニーブーツ稲葉曇

どことなく哀愁の感じられる4つ打ちロックナンバーです。
『ラグトレイン』『ロストアンブレラ』などのヒット作で知られているボカロP、稲葉曇さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
「クール」という言葉がこれ以上ないぐらいに似合う、とてもハイセンスな作品です。
跳ねるリズムにリフレインするギター、うねるベースライン、どこをどう切り取っても魅力的。
題材がレインブーツ、というのもおもしろいですね。
雨の日に聴くのが乙かもしれません。
愛属性NEW!ピノキオP

恋愛感情の多面性をエレクトロポップに乗せて描き出した、ピノキオピーさんらしい作品です。
好意が無敵になるほど強い、かと思えば、わずかなズレが毒に変わってしまう。
純愛なのか、狂愛なのか、その境界線はどこにあるのか。
まるでゲームのパラメーターのように揺らぐ愛の属性を、キャッチーなメロディーと電子音で包み込んだ楽曲です。
恋愛のもつ不安定さを冷静に見つめ直したいときにぴったり。
シネマAyase

音楽ユニットYOASOBIのコンポーザーとしても活躍しているボカロP、Ayasesさんの楽曲で、2021年にリリース。
ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のために書き下ろされた作品です。
チップチューンのように軽いピアノの音色が印象的な、スタイリッシュな4つ打ちナンバーです。
切なげな雰囲気が感じられるのはコード感でしょうか、淡々としたメロディーラインとマッチしていますね。
ギャラリア柊キライ

重低音とホーンセクションの対比に、巻き舌調の独特な調声が映える、アーティスティックなボカロ曲です。
『オートファジー』『ボッカデラベリタ』などのヒット作を生み出してきた柊キライさんの楽曲で、2021年に公開されました。
サウンドアレンジからなのか歌詞からなのか、曲を聴いているはずなのに。
何か神話を見ているような感覚を覚えます。
この作品の深み、それこそが柊キライさんの持ち味ですよね。
考察を楽しんでよし、音に身を任せてしまうのもよしな、すごみのある音楽です。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(21〜30)
詫寂星宮スイ

チルアウトなボカロ曲を聴きたいのであればこちらを。
ボカロP、星宮スイさんの楽曲で、2021年に発表されました。
音量を上げきっても伝わってくるのは不思議な静けさ。
オートチューンのかかったボーカルワークに深いリバーブの中にあるサウンド、染みます。
目を閉じて、じっくり聴き込みたいですね。
自身が見た夢を題材にしたその内容、確かに朝起きたときの頭のぼんやり感が、歌詞の中に詰まっているよう思えます。
この曲でゆったり時間を過ごしてみては。