オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(21〜30)
ヘイミスターTonbi

小気味よいスウィングのリズムにやられる、アンニュイなポップチューンです。
ボカロP、Tonbiさんによる作品で、2025年9月に発表されました。
この楽曲は、どこかレトロなメロディーラインに、エレクトロスウィングの要素が取り入れられたオシャレなサウンドが特徴。
そんな音像と、諦めのにじむ内省的な歌詞とがよく合っています。
夜の街を散歩しながら聴くのにいいかもしれません。
ダイアグラムNEW!あばらや

『ダイアグラム』はあばらやさんによる作品で、2025年12月に公開されました。
物理や数学の用語を比喩としてちりばめた歌詞が独特で、人と人とのつながりを構造図のように可視化する世界観が広がっています。
そしてエレクトロニカのエッセンスを持ったサウンドアレンジが、言葉選びとぴたりハマっているんですよね。
生きる意味について深く考えたいとき、じっくり向き合いたい1曲です!
ギャラリア柊キライ

重低音とホーンセクションの対比に、巻き舌調の独特な調声が映える、アーティスティックなボカロ曲です。
『オートファジー』『ボッカデラベリタ』などのヒット作を生み出してきた柊キライさんの楽曲で、2021年に公開されました。
サウンドアレンジからなのか歌詞からなのか、曲を聴いているはずなのに。
何か神話を見ているような感覚を覚えます。
この作品の深み、それこそが柊キライさんの持ち味ですよね。
考察を楽しんでよし、音に身を任せてしまうのもよしな、すごみのある音楽です。
百鬼祭Kanaria

和風でダーク、それでいてオシャレなボカロ曲はいかがでしょうか。
ボカロP、Kanariaさんの初作品で2020年に公開されました。
デビュー曲でこのクオリティ……すさまじいセンスですね。
そういうところがボカロファンの心に刺さったのでしょう。
ゆったりとしたリズムと和楽器の音色を取り入れたサウンドの絡み合い、そして何度も何度もくり返されるサビフレーズ。
いつのまにかKanariaワールドに引き込まれてしまう、ずっと聴いていたくなる作品です。
ダヴィンチの告白666

ノリの良いリズム隊とノイジーなギターフレーズが合わさった、エモーショナルなボカロックです。
ボカロP、666さんのデビュー作で2013年に公開されました。
その場面場面で表情を変えるような曲展開なので、単純なギターロックではありません。
グッバイバッドボーイナナホシ管弦楽団

ボカロP、ナナホシ管弦楽団さんによる作品で、2025年9月に公開されました。
本作は、何者かになりたいともがきながら燻っている人の背中を強く叩いてくれる応援歌。
軽快でキャッチーなメロディーに、停滞への皮肉と決別のメッセージが込められていて、そのドラマ性に引き込まれてしまうんです。
GUMIの力強い歌声もまた、魅力の一つ。
現状を打破したいあなたの心に火を灯してくれるはずです。
マトリョシカハチ

米津玄帥という名義でシンガーソングライター活動をしている、ハチさんの生み出した名曲です。
ロシアの民族音楽風な曲調がユニークですね。
しっかりとキャッチーに仕上がっているのは、さすがと言ったところでしょうか。





