【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
卒業や転勤や退職、夢をかなえるため、そして失恋など、人生は節目ごとにさまざまな別れが訪れるものです。
新たな道へ進むための別れとはいえ、頭ではわかっていても今の環境から離れることは寂しさやつらさを感じさせますよね。
また反対に、新たな旅立ちを見送るのもつらいものです。
この記事では、そんな友人関係、恋愛、卒業など人生におけるさまざまな別れのシチュエーションをテーマにした曲を紹介します。
新たな道への不安や別れのつらさを乗り越え、新しい力に変える勇気をくれる名曲を厳選しました。
きっと別れにも意味があると思わせてくれるすてきな楽曲を紹介していきます!
【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング(141〜150)
その日のために北原ミレイ

演歌歌手として知られる北原ミレイさんによるバラードは、静かな夜のひとりの時間に感じる切ない恋心を描いています。
愛する人との別れを予感しながらも、その日まで強く生きようとする決意が込められた歌詞が心に響くでしょう。
2024年2月にリリースされたこの曲は、北原さんの豊かな表現力によって、複雑な感情が聴く人の心に深く伝わります。
人生の転機に立たされている方や、心に秘めた感情を吐露したい方にとって、勇気を与えてくれる1曲です。
ぜひ、じっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。
潮風浦小雪

Sundae May Clubのボーカルギターとしても活動する、浦小雪さんの2023年のナンバー『潮風』。
つらい、寂しいという失恋の感情を押し殺すように「もういい」と突き放すような描写に切なくなりますね。
ですが、曲が進むごとにどんどん自分が悪かったと少し卑屈になる部分も見えてきて、もうこれ以上いろんな感情に押しつぶされないように、自分を守るように別れというケリをつける様子が歌詞にはつづられています。
どうして、別れたくない、ごめんなさい……そんないろんな感情に振り回される別れのときを素直な感情で描いた1曲です。
恋なんて羊文学

カップルの別れを描く『恋なんて』を紹介します。
こちらはロックバンド、羊文学のアルバム『ざわめき』に収録されている1曲。
じっくり聴いていくと歌詞の中に男女それぞれの心境がちりばめられているのがわかります。
そのどちらに感情移入するかで印象が変わってきそうですね。
また後半の転調やウィスパーボイスなど、切なさを音として表現しているのも魅力といえるでしょう。
タイトルのフレーズの後にどんな言葉が続くのか想像しながら聴いてみてください。
さよならKIDS

奈良県出身の4人組ギターロックバンド、KIDS。
すでに解散してしまったバンドですが、彼らが残した楽曲たちはどれも心に響く名曲ばかりなんですよね。
その中でも別れを歌った曲として紹介したいのがこの『さよなら』です。
この曲の歌詞は男性目線で描かれていて、彼とその元恋人の女性の別れが描かれています。
お互いに思い合っているのになかなかうまくいかず別れることになってしまったようで、男性は彼女の幸せを祈りつつも、まだ未練が断ち切れない様子です。
この曲が魅力的なのはこの男性の心理描写が見事になされているところで、ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてください。
Tu-tu-luSixTONES

どこへ持っていけばいいのかわからない失恋の悲しい感情を描いた、SixTONESの『Tu-tu-lu』。
2023年にシングル『こっから』のカップリングとして収録されました。
いい思い出は逆に心を苦しくさせ、でもあちこちに残る恋人の面影にほんろうされてしまう様子が歌詞には描かれています。
アンニュイに歌われるメロディが、どうにもならない苦しみを見事に表現していますよね。
たらればを思いながら、もう戻らない恋に胸が苦しくなるときに、ぜひ聴いてみてくださいね。
初恋Tele

令和のトリックスターとの呼び声も高い谷口喜多朗さんのソロプロジェクト、Tele。
2023年11月29日に配信リリースされた楽曲『初恋』は、予想を裏切るようなアンサンブルが独創的な世界観を生み出していますよね。
盲目な恋の終わりをイメージさせるリリックは、感情や思考がうまくまとめられない姿をイメージさせられるのではないでしょうか。
失恋経験があるという方は少なからず共感してしまうであろう、別れの苦しみを感じさせるナンバーです。
足りないwacci

これまで数多くの恋愛ソングを手掛けてきたwacci。
彼らがこの曲で描き出すのは、女性目線で描かれた切ない別れの物語です。
彼女はある男性とお付き合いをしているようですが、どうやらその男性はほかの女性と会っている様子です。
それに気付いた彼女は、新しく前に進むため男性へ別れを切り出します。
自分は何も悪いことをしていないのに、浮気をされてしまった……、そんな切なすぎる虚無感に思わず涙してしまいそうになるんですよね。
どうかこの歌詞の物語を思い浮かべながら、聴いてみてください。