【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
卒業や転勤や退職、夢をかなえるため、そして失恋など、人生は節目ごとにさまざまな別れが訪れるものです。
新たな道へ進むための別れとはいえ、頭ではわかっていても今の環境から離れることは寂しさやつらさを感じさせますよね。
また反対に、新たな旅立ちを見送るのもつらいものです。
この記事では、そんな友人関係、恋愛、卒業など人生におけるさまざまな別れのシチュエーションをテーマにした曲を紹介します。
新たな道への不安や別れのつらさを乗り越え、新しい力に変える勇気をくれる名曲を厳選しました。
きっと別れにも意味があると思わせてくれるすてきな楽曲を紹介していきます!
【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング(141〜150)
知りたくなかった、失うのならあたらよ

3人組ロックバンド、あたらよ。
彼女たちがさまざまな人から体験談を募集する企画とのタイアップソングとして書き下ろしたのが『知りたくなかった、失うのなら』です。
本作は体験談としてよせられたとあるカップルのエピソードがベースで、あえて彼氏の秘密に知らないふりをする女性を主人公としています。
曲を聴けば物語性や、そこでは描かれなかった心境まで感じられるでしょう。
興味を持った方は、体験談と合わせてチェックしてみてください。
過呼吸愛トンボコープ

メンバーそれぞれが違った音楽的趣向を持ち、そこから生まれる枠にとらわれない楽曲群がファン層を拡大している4人組ロックバンド、トンボコープ。
1stミニアルバム『羽化』に収録されている楽曲『過呼吸愛』は、テレビドラマ『やわ男とカタ子』のオープニングテーマとして起用されました。
気持ちをぶつけ続けた末に別れてしまった情景をイメージさせるリリックは、どうやっても取り返せない関係性を描いていますよね。
リリックの重さと相反する軽快なアンサンブルがインパクトを生み出している、疾走感のあるロックチューンです。
4号線KOTORI

感情たっぷりで歌われるこの曲は、ロックバンドKOTORIの人気曲。
歌詞では夏の終わりが描かれていますが、卒業や就職などで地元やこれまで過ごした仲間と離れる次式である春にピッタリな1曲。
「離ればなれになっても絶対にまた会おうな!!」という絆が感じられる1曲。
ロックバンドが好きな方なら、別れのシーンでこの曲を聴けば涙してしまうのではないでしょうか?
タイトルになっている『4号線』とは、彼らの出身地でもある越谷にも通っている国道4号線のことであり、そうしたノンフィクションな内容が盛り込まれている分、私たちリスナーの心にもよりリアルにこの曲に込められたメッセージが届きますね。
【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング(151〜160)
サヨナラのかわりにTUBE × GACKT

TUBEとGACKTさんによる本作は、別れを前にした切ない心情を描いた楽曲です。
2024年2月7日にリリースされ、松重豊さんと遠藤憲一さんがW主演を務めるミュージックビデオが話題を集めました。
セリフのないストーリー展開が、曲の世界観をより深く表現しています。
TUBEの心地よいサウンドとGACKTさんの繊細な歌声が融合し、聴く人の心に寄り添います。
永遠の別れというテーマに焦点を当て、誰もが経験する感情を丁寧に描写した、大切な人との別れを経験した方に寄り添う1曲です。
bye-bye 999ゲスの極み乙女。

2014年にリリースされたゲスの極み乙女のファーストアルバム『魅力がすごいよ』の最後に収録されたのが『bye-bye 999』です。
ゲス極の楽曲にしては珍しくアコースティックなサウンドで、川谷絵音さんの語りをメインにしたゆったりとしたナンバーなんですよね。
どこか世の中に対して諦めにも似た感情を感じさせる語りと、メロディアスで切なさが詰まったサビのギャップが魅力的なんです。
恋人との別れに未練が残っているなら諦めも肝心。
『魅力がすごいよ』を聴いて次の恋に進みましょう!
別れの歌忘れらんねえよ

とくに高校を卒業して地元を離れる方に刺さるかもしれない、真っすぐなギターロックナンバーです。
東京を拠点に活動しているロックバンド、忘れらんねえよによる楽曲で、2016年にリリースされたベストアルバム『忘れらんねえよのこれまでと、これから』に収録されています。
実直な思いがそのまま歌になったかのような、パワフルで等身大なサウンドが魅力的。
歌に込められている思いが心の中にすっと入り込んでくる、そんな感覚を味わえます。
遠くに住む友人のことを思い出しながら、ぜひ。
青を掬うあたらよ

2019年から活動をスタートさせたロックバンド、あたらよのこの曲は青春を感じさせる作品で、卒業ソングとしてもピッタリだと思います。
歌詞の中には、さまざまな景色や感情を思い起こさせるような抽象的な表現が美しくつづられているほか、青春を思わせる直接的な表現も織り交ぜられていて、これから卒業を控えた学生の方にとっては、自分ごとに感じられるような内容に仕上げられていると思います。
メロディラインや楽曲全体の雰囲気も湿っぽいものではなく、新たな門出に希望を感じられる爽やかで軽快なものに仕上がっています。