グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲
グループ・サウンズ、通称GS。
日本のポップミュージックの黎明期を彩った青春時代の宝物。
エレキギターが奏でるサウンドと、メロディアスな歌声が織りなす懐かしくも新鮮な音楽世界。
いつの時代も私たちの心を熱くさせる青春のBGMとして、GS時代の音楽は今も多くのファンを魅了し続けています。
往年のヒット曲から隠れた名曲まで、魅力を余すことなく紹介します。
グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲(21〜40)
想い出のシェリーザ・シェリーズ

シェリーさんへの忘れがたい思い出を描いた、ザ・シェリーズの代表的な楽曲です。
1967年11月に発売された本作は、グループサウンズの魅力が詰まったロック調の楽曲となっています。
天使のように美しいシェリーさんとの思い出、熱い砂の上を走った日々が、豊かに歌われています。
バックコーラスが印象的で、聴く人の心に強く響く仕上がりとなっていますね。
恋する気持ちや大切な思い出を振り返りたい時におすすめの一曲です。
ザ・シェリーズの音楽的才能が光る、心温まる楽曲をぜひ味わってみてください。
小さなスナックパープル・シャドウズ
1968年3月25日に発売されたパープル・シャドウズのデビューシングルで、発売から3カ月たってからオリコンのトップ10に初登場しました。
やさしい歌声とサビの「スナック」という言葉のリズム感が、聴いていて心地がよく、クセになる1曲です。
スワンの涙オックス

スワンの涙は1968年にオックスが発表した曲で、前作より歌謡曲調の作風です。
野口ヒデトさんのソロを中心にして、セリフも入って入る、ちょっと濃厚なイメージの曲です。
オックスのメンバーは関西の出身者が多く、過激なステージで楽器を壊したり、メンバーが熱演により順番に失神していくさまが有名になりました。
すてきなエルザザ・ライオンズ

大阪のジャズ喫茶「ナンバ1番」の専属バンドで、レパートリーは300曲以上でビートルズの曲なら全て演奏できるというレベルの高いバンドでデビュー前から人気があり、ネーミングもタイガースにもジャガーズにも負けないと百獣の王のライオンからこの名になり、レコード会社も全面的にバックアップしたのですが、デビュー曲すら売れませんでした。
『すてきなエルザ』は覚えやすくてノリもいいのですが、ライバルが多いこの世界は、なかなか思うようにいかなかったようです。
一日だけの恋アウト・キャスト

世間から非難を浴びていたGSグループですが、時がたってもギターテクニックや歌唱力も衰えることがない方が多くいます。
アウト・キャストは実力がありながらもあまり売れなかったグループ仲間の代表格と言われていますが、のちにその実力を再評価され日本最古ガレージバンクと語られ、CDによる再編集版なども作成されています。