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グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲

懐かしのグループ・サウンズの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をご紹介します。

聴くだけで思わずアツくなる、懐かしのプレイリストです。

グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲(51〜60)

星空に君をフォー・ナイン・エース

1967年にデビューしたGSで、修行も兼ねて仙台のジャズ喫茶にて活動を中心にしていました。

当初は寺内タケシさんの事務所に所属しており、デビューはそこからでしたが、その後独立して活動したものの、メンバーの入れ替わりも結構激しく、曲自体もあまりヒットはしませんでした。

メンバーの中には後に『人間の証明のテーマ』を歌ったジョー山中さんもいたのですが、実力者が揃ったグループでもこの当時100は存在していたといわれるGSは曲が売れるのはほんの一握りでした。

オー・ビーバーオックス

1968年に『ガールフレンド』でデビューし、瞬く間に有名になったオックスですが、デビュー前は大阪を拠点に活動中からステージ上のパフォーマンスが激しく、「失神バンド」として悪い意味でも注目されていました。

この時代のGSは長髪とエレキギターは非行への始まりとされ、社会的には良く思われず、会場を借りられなくなる状況にまでなってしまいました。

最もヒットした代表曲は『スワンの涙』で、特にボーカルの野口ヒデトさんの人気はすごかった印象です。

ハスキーボイスで控えめなイメージなのですが、そのギャップがファンには受けたのかもしれませんね。

恋はもうたくさんザ・ダイナマイツ

ザ・ダイナマイツ 恋はもうたくさん There is already a lot of love
恋はもうたくさんザ・ダイナマイツ

この『恋はもうたくさん』はレコードのB面なのですが、歌もさながら、間奏で入るエレキギターは聴き応えがあります。

大きなヒット曲はありませんでしたが、山口冨士夫さんのギターテクニックは解散後もR&Bを主体にした演奏でロックミュージシャンとして活躍しました。

じょんがらゴーゴ-ザ・トイーズ

1968年に発売された『お宮さん』のB面曲で、ボーカルはインドネシアの留学生でしたが、他の4人は日本人のグループです。

詩はタイトル通りに青森のお祭りをフェステバルとしてゴーゴーと歌っているのですが、詩よりもこのグループの演奏がすごいんです。

特に三味線の代わりとしてのエレキギターはかなりの実力者です。

リードギター担当の長岡和幸さんのテクニックは聴き応えがあります。

グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲(61〜70)

銀の鎖ザ・リンド&リンダーズ

大阪にもエレキバンドをという希望から、リーダーの加藤ヒロシさんは、ザ・リンドとして4人のメンバーでデビューしました。

その後は東京でメジャーデビューをはたすも売れず、メンバー変更後に発売されたこの『銀の鎖』がヒットし、世に知れるようになったグループです。

エレキの悲しげな演奏が魅力です。

ウォーキン・ザ・バルコニーフォー・ナイン・エース

1967年に発表された491の3rdシングル。

491と書いて「フォー・ナイン・エース」と読ませるこのグループは、大きなヒットにこそ恵まれませんでしたが、ボーカルの城アキラさんはのちに「ジョー山中」と改名し、フラワー・トラベリン・バンドで活躍。

ソロでも『人間の証明のテーマ』を大ヒットさせています。

真冬の帰り道ザ・ランチャーズ

真冬の帰り道   ザ・ランチャーズ
真冬の帰り道ザ・ランチャーズ

始まりは加山雄三さん主演の「若大将シリーズ」でのバックバンドとして、ギターが好きな人や俳優仲間を集めてできたグループで、ボーカルはこのバンドでは加山雄三さんだったのですが、加山さんが多忙のためもあり、新メンバーを加え独立して、この曲で1967年にデビューしました。

やはり曲を聴いていると、さわやかさと、若さを感じる清潔感があふれる名曲なんですが、レコードの売れ行きはイマイチでした。