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グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲

懐かしのグループ・サウンズの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をご紹介します。

聴くだけで思わずアツくなる、懐かしのプレイリストです。

グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲(11〜20)

雨の想い出寺内タケシ & ブルージーンズ

寄り添うように響くメロディとエレキギターの音色が、雨の日の切ない思い出を鮮やかに描き出す名曲です。

1965年11月にリリースされたこの楽曲は、加瀬邦彦さんの作曲と寺内タケシさんの編曲によって生み出されました。

シングル『涙のギター』のB面や、翌年発売のアルバム『ブルージーンズ・ゴールデンアルバム』にも収録され、多くの人々の心を捉えました。

しっとりとした雰囲気の中に込められた情感が豊かな演奏は、雨の日に過ごした大切な時間を思い出させてくれます。

静かな夜に一人で聴きたい、しみじみとした気分に浸れる一曲ですね。

別れても好きな人パープル・シャドウズ

甘く切ない恋の別れを描いた、パープル・シャドウズの名曲です。

1969年11月に発表された本作は、シャッフルのリズムが特徴的で、ハワイアンなムード歌謡を意識した曲調が魅力的ですね。

失恋の痛みや、離れてもなお残る愛情が、心に響くメロディーで表現されています。

GSブームが下火になりつつあった時期のリリースでしたが、時代をこえて愛され続けています。

ロス・インディオス&シルヴィアによるカバーでも大ヒットし、デュエットソングの定番としても親しまれています。

恋の終わりを経験した方や、切ない恋心を抱いている方におすすめの一曲です。

亜麻色の髪の乙女ヴィレッジ・シンガーズ

フォークグループを母体としたGSの人気グループ、ヴィレッジ・シンガーズが1968年に発表したナンバー。

同曲は発表から30年以上たった2002年に島谷ひとみさんによってカバーされ、大ヒットしたことから、若い世代にも知られるようになりました。

ヨッパラッタお嬢さんピンキーシックス

1960年代後半、全員女性のグループ・サウンズバンド、ピンキーシックスによる楽曲です。

当時のGSブームを背景に、ザ・フォーク・クルセダーズの『帰ってきたヨッパライ』をもじった内容で、話題性を意識したものですね。

米軍キャンプやクラブのショーで活動し、テレビ番組『11PM』でも演奏されたこの曲は、1968年3月に日本ビクターからリリースされたシングルのA面曲。

若者の自由や恋愛、社会への軽妙な反抗をテーマにした、エンターテイメント性が豊かな作品です。

当時の若者文化を感じたい方や、グループ・サウンズの魅力を探る方におすすめですね。

苦しみのロックザ・ブルーインパルス

グループ・サウンズの最後期を象徴する楽曲です。

ザ・ブルーインパルスが1970年4月にリリースした本作は、当時の若者の心情を鋭く切り取っています。

アングラ・ソングの要素を取り入れ、苦しみや葛藤をテーマにした歌詞が印象的です。

馬飼野俊一さんのアレンジによる、ロックサウンドと、穂高のぞみさんの書いた歌詞が見事に融合しています。

カップリング曲『別れの朝』とともに、バンド活動の終わりを告げた作品ですね。

日本の音楽シーンの変遷を感じられる一曲で、当時の社会背景に興味がある方におすすめです。

トンネル天国ザ・ダイナマイツ

天才ギタリスト、山口冨士夫さんを擁するザ・ダイナマイツのデビュー曲にして最大のヒット曲。

ダイナマイツは、デビュー曲以降はヒットに恵まれなかったものの、ライブではR&Bのカバーを中心に演奏する通好みのバンドとして根強いファンを獲得しました。

同バンドのボーカリストは瀬川洋さんですが、この曲ではギタリストの山口冨士夫さんがリードボーカルを担当しています。

グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲(21〜30)

イカルスの星ザ・ラヴ

ザ・ラヴはグループサウンズの終盤にレコードデビューしたバンドです。

リリースレコードは1枚のみですが、デビュー前にはサクラカラーのCMや、日劇ウェスタンカーニバルへの出演など実力のあるグループでした。

『イカルスの星』は越路吹雪さんとの競作でしたがザ・ラヴの方が人気がありました。