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グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲

甘く切ないメロディーと、エレキギターの鮮烈なサウンドが織りなすグループ・サウンズの名曲の数々。

ミッキー・カーチスさんやザ・サムライズ、オックス、そしてヴィレッジ・シンガーズなど、個性豊かなアーティストたちが紡いだ珠玉の楽曲は、時代を超えて心に響き続けています。

恋に夢見た青春時代、ラジオから流れる音楽に心を奪われた思い出とともに、懐かしくも新鮮な感動が込められたグループ・サウンズの世界へ、一緒に出かけてみませんか?

グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲(21〜40)

トンネル天国ザ・ダイナマイツ

天才ギタリスト、山口冨士夫さんを擁するザ・ダイナマイツのデビュー曲にして最大のヒット曲。

ダイナマイツは、デビュー曲以降はヒットに恵まれなかったものの、ライブではR&Bのカバーを中心に演奏する通好みのバンドとして根強いファンを獲得しました。

同バンドのボーカリストは瀬川洋さんですが、この曲ではギタリストの山口冨士夫さんがリードボーカルを担当しています。

ヨッパラッタお嬢さんピンキーシックス

1960年代後半、全員女性のグループ・サウンズバンド、ピンキーシックスによる楽曲です。

当時のGSブームを背景に、ザ・フォーク・クルセダーズの『帰ってきたヨッパライ』をもじった内容で、話題性を意識したものですね。

米軍キャンプやクラブのショーで活動し、テレビ番組『11PM』でも演奏されたこの曲は、1968年3月に日本ビクターからリリースされたシングルのA面曲。

若者の自由や恋愛、社会への軽妙な反抗をテーマにした、エンターテイメント性が豊かな作品です。

当時の若者文化を感じたい方や、グループ・サウンズの魅力を探る方におすすめですね。

離したくないザ・ヤンガーズ

甘く切ない恋心を歌い上げた青春ラブソングは、ザ・ヤンガーズの代表作として1968年にPHILIPSレーベルからリリースされた作品です。

哀愁を帯びたメロディラインとエネルギッシュなビート、エレキギターのリフが見事に調和し、若き日の恋の情熱を鮮やかに表現しています。

本作はシングル『マイ・ラブ、マイ・ラブ』のB面として収録され、ファズギターが印象的なA面曲とともに多くのファンの心を掴みました。

後にザ・ノーノーボイズやP.D.Q.トランプなどがカバーを手掛けており、世代を超えて愛され続けています。

シャイな恋心を抱える若者たちの気持ちに寄り添い、誰もが共感できる普遍的なメッセージを持つ珠玉のナンバーです。

夕陽と共にザ・ワイルドワンズ

青空に映える情景を切り取った爽やかなメロディが印象的な1曲。

ドラム担当の植田芳暁さんがリードボーカルを務め、演奏しながら歌う独特のスタイルで魅了します。

ザ・ワイルド・ワンズが1967年5月に発売した3枚目のシングルで、メンバー全員で作詞を手がけたことでも知られています。

12弦エレクトリックギターが奏でる明るく開放的なサウンドは、グループサウンズ黄金期を象徴する名曲として今なお色あせることがありません。

夕暮れ時のドライブや、友人とのひとときに聴きたい1曲です。

白いサンゴ礁ズー・ニー・ヴー

白いサンゴ礁 (ズー・ニー・ヴー) covered by MarryBorns
白いサンゴ礁ズー・ニー・ヴー

1969年に発売された『涙のオルガン』のB面として発表されたのち、再盤ではA面とB面が逆転して発売されました。

グループサウンズからフォークソングへの時代にさしかかっている頃でしたので、ゆったりとした旅愁が漂うフォークな雰囲気の曲が受けたのかもしれません。

唱歌にしてもいいぐらいステキな曲ですが、ただジャンルはR&Bを得意としていたグループでした。