【聴いていて気持ちいい!】高音が魅力的な女性アーティストの人気曲
一口に高い声……ハイトーンボイスと言っても、突き抜けるようなパワフルなハイトーンから、優しく包み込むようなファルセットを使った透明感あふれる柔らかなハイトーンボイスまで、その表現方法はさまざま。
ご自身でも歌うことのある女性の方なら、魅力的な歌声に憧れることが多いことでしょう。
この記事では、そんな多彩なハイトーンボイスが楽しめる女性シンガーの楽曲を、定番曲~最新曲まで集めてみました。
バンドでボーカル担当のあなた、カラオケ大好き女子のみなさん、高音曲を1曲練習したいと思っている方、ぜひチェックしてみてください!
【聴いていて気持ちいい!】高音が魅力的な女性アーティストの人気曲(41〜45)
微熱魔ずっと真夜中でいいのに。

キャッチーな作風で10代女性から絶大な人気を集めるバンド、ずっと真夜中でいいのに。こちらの『微熱魔』は彼女たちの新曲です。
音域の広さはそれなりに広いといった感じなのですが、本作の難しさは別のところにあります。
本作の高音フレーズは大半がウィスパーボイスという吐息を混ぜた発声で歌われています。
瞬間的に出す分には問題ありませんが、ずっとウィスパーボイスで歌うには、横隔膜のコントロールがかなり求められるので、全体的に難易度の高い楽曲と言えるでしょう。
New meYOASOBI

YOASOBIの新曲『New me』。
YOASOBIというとキラキラとしたポップチューンが印象的ですが、本作はそういった要素を残しつつも、シティポップのエッセンスを取り入れたスムーズなボーカルが特徴です。
音楽的な特徴でいえば、転調とファルセットが多く、音程の上下も激しめです。
力強いボーカルを必要とはしませんが、ボーカロイドのような正確無比なピッチコントロールが求められます。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
EverythingMISIA

MISIAさんの通算7作目のシングルで、2000年10月25日リリース。
フジテレビ系ドラマ『やまとなでしこ』主題歌にもなって大ヒットしました。
2000年代の女性ボーカル曲としては、最も高い売上枚数を記録した楽曲だそうです。
アレンジに生ストリングを多用した、とてもゴージャスなバラードに仕上げられており、そのゴージャスなバックトラックの中で、変幻自在なMISIAさんの歌声が存分に楽しめます。
本稿のテーマである「高音」だけに絞ってみても、地声〜ミックスボイス〜ファルセットが楽曲メロディの要求する表現によって絶妙に使い分けられており、まさに「ハイトーンボイスの見本市」と言ってしまっても過言でないカラフルな歌声が楽しめます。
さまざまなハイトーンボイスの練習曲としても最適なもの(難易度はかなり高いですが…)だと思いますので、よりレベルの高いシンガーを目指す方には、ぜひこの楽曲を習得できるように練習してみていただきたいと思います。
プロローグUru

Uruの7作目のシングルで、2018年10月に先行配信がスタートし、同年12月にCDとしてリリースされました。
TBS系火曜ドラマ『中学聖日記』主題歌にもなりました。
ミックスボイスとファルセットを効果的に使った柔らかい歌唱がとても印象的な曲で、いわゆる「癒し効果」が絶大な歌声と言えるでしょうね。
優しく柔らかい声を使った歌唱でも、決して線が細くなっておらず、声の芯の太さはしっかりと保って歌っているところにシンガーとしての高い実力を感じられる楽曲でもありますね。
世界は恋に落ちているCHiCO with HoneyWorks

日本の女性シンガー、CHICO(チコ)とクリエーターチーム、HoneyWorksとのユニットで、この『世界は恋に落ちている』は、2014年8月リリースのファーストシングルで、アニメ作品『アオハライド』オープニングテーマ曲。
この楽曲では、そんな圧倒的なハイトーンボイスが出てくるわけではありませんが、高音部でファルセットを効果的に使った音(声)の抜き方がとても巧みで効果的だと思いました。
実際に歌ってみるとわかると思いますが、これだけスムーズに声を切り替えて、フッと抜けた柔らかい表現をするのって、かなり難しいんですよね。
楽曲としてはアップテンポのノリのいい歌いやすい楽曲だと思うので、ファルセットと地声の切り替えの練習用に最適な楽曲のひとつと言えるでしょう。
是非やってみてください!