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高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス

一口に「ハイトーンボイス」と言っても、地声で突き抜けるようなハイトーンからミドルボイスやファルセット(裏声)を効果的に使った柔らかいオトナな雰囲気のハイトーンまで、その表現方法はさまざま。

今回のトピックでは、いろいろなハイトーンボイスの魅力を感じられる楽曲を最新の話題曲から定番の名曲までバラエティ豊かに揃えてみました。

ただ聴いているだけでも心地のいいハイトーンボイスですが、ご自身でも気持ち良く高音を歌えるようになると、もっと楽曲の楽しみ方が広がると思います。

高音による歌唱を習得してみたい方の練習素材、参考材料としてもご活用いただけると幸いです。

もくじ

高音が気持ちいい名曲。魅惑のハイトーンボイス(161〜180)

アドベンチャーYOASOBI

YOASOBI「アドベンチャー」Official Music Video
アドベンチャーYOASOBI

YOASOBIの通算17作目の配信限定シングルで、2023年2月リリース。

ユニバーサルスタジオジャパンの2023年春のCMソングにも採用されているので、こちらでお耳にされたことのある方も少なくないのでは?

この楽曲で裏声での歌唱は、メロディーの中のほんの一瞬のハイトーン部分だけという印象ですが、もともと高次倍音成分の多い歌声に一瞬だけの裏声が混じることが、一曲を通した中での歌のコントラストをつけることに、とても重要な役割を果たしていると思います。

裏声の処理も少々無機質にされているところもいい感じですね。

これもまた裏声が得意な方のカラオケネタ、練習ネタとして、とてもオススメしたい一曲です。

曲中での裏声の使い方の研究材料としても最適な一曲だと思います。

セブンティーンYOASOBI

YOASOBI「セブンティーン」Official Music Video
セブンティーンYOASOBI

YOASOBIと宮部みゆきさんのコラボという点からも注目を集めているのが『セブンティーン』です。

こちらは17歳の少女を主人公にしたサスペンス小説『色違いのトランプ』を元にした作品。

その濃密な物語を疾走感のあるサウンドに乗せて描いています。

そして主人公が事件に巻き込まれるシーンで転調が使われています。

これは混とんとした世界に足を踏み入れたのを表しているのかもしれませんね。

またラストのサビの直前にも転調が用意されています。

道化師のソネットさだまさし

道化師のソネット/さだまさし(3333 in 武道館)
道化師のソネットさだまさし

シンガーソングライター、さだまさしのシングルで1980年2月リリース。

映画『翔べイカロスの翼』の主題歌で、さだの代表曲のひとつですね。

さだまさしも独特の優しいハイトーンが魅力のシンガーで、鍛えた高音というよりは、もともとの地声が高い人の部類に入ると思いますが、このソフトな高音を歌ってみることは、ハイトーンシンガーを目指す人にはとても役立つでしょう。

公私混同ゆず

ゆず「公私混同」Official Audio
公私混同ゆず

ゆずの配信限定シングルで2020年8月リリース。

ゆずのお二人も高音ボイスが魅力的なシンガーさんですね。

この曲でも冒頭から小気味のいい軽快な曲に乗せて、心地いいハイトーンボイスが楽しめます。

また、この曲ではパフューム等で一般化した、ボーカルピッチ修正エフェクトをあえて積極的に使った、いわゆる「ケロらせた」ような音作りがボーカルパートに施されていて、そんなところもまたこの曲の楽しいところかもしれないですね。

ベルガモットギルド

ギルド「ベルガモット」【OFFICIAL MUSIC VIDEO [Full ver.] 】
ベルガモットギルド

V系バンド、ギルドの配信シングルで2019年1月リリース。

やわらかく、そして力強い歌声が魅力のボーカルのRYUICHIさんの歌声ですが、その歌声はこの『ベルガモット』でも健在。

一度ギルドを脱退したRYUICHIさんにとっては、ギルド復帰後の第一弾シングルということになるこの曲ですが、一時脱退していた間のソロ活動がいい方向に作用したのか、その歌唱の表現力は以前よりもさらにパワーUPしているように感じられます。

筆者もRYUICHIとは、何度かピアノ、ボーカルの編成でステージ立ったり、ピアノアコースティックの曲をレコーディングしたりしていますが、ディレクションに対する飲み込みもとても早くて、何か一緒にやる度に、その歌唱や才能には驚かされることが多いシンガーでした。

愛をとりもどせ!クリスタルキング

【高音質】愛をとりもどせ!(字幕有).mp4
愛をとりもどせ!クリスタルキング

クリスタルキングの楽曲で、おそらく知らない人はいないであろう人気アニメ『北斗の拳』のテーマソング。

オリジナル版のリリースは1984年10月で、それから何度かリメイクバージョンもリリースされているようです。

このクリスタルキングのハイトーンパート担当の田中昌之さんといえば、デビュー当時、和製ロバート・プラントと評されたほどのパワフルなハイトーンボイスの持ち主で、この楽曲でも冒頭から力強く爽快なハイトーンを聴かせてくれています。

シンガー…特にHM/HR系のシンガーを目指す方の中には、こんなハイトーンボイスに憧れている人も多いのでは?

金属的なハイトーンボイスが冴えるイチオシの楽曲です!