【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
世界中で愛されている賛美歌と聖歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(61〜80)
ジョイフルジョイフルLauryn Hill

日本にゴスペルブームを巻き起こした映画『天使にラブソングを2』のラストシーンで歌われたのが『ジョイフルジョイフル』で、のちにフージーズのボーカルとしてヒップホップ界でも有名になったローリン・ヒルさんがリードボーカルを務めています。
ベートーヴェン作曲の交響曲第9番第4楽章のメロディを使用した讃美歌で、それをさらにアレンジしたバージョンが映画では使用されました。
神様からの愛に感謝しその存在をたたえる歌詞と、聖歌隊であるクワイアの迫力ある歌声が合わさって力強いサウンドを生み出しているんですよね。
讃美歌やゴスペルに興味があるなら、映画『天使にラブソングを2』は必見ですよ!
Make Me a Channel of Your PeaceSusan boyle

1997年に行われたイギリスのダイアナ妃の葬式で、アイルランド出身の歌手シネイド・オコナーが歌ったことでも有名なこの曲。
現在ではスーザン・ボイルやオール・エンジェルスと言った、さまざまなアーティストがカバーしています。
この曲は、13世紀にイタリア半島で活動した、フランシスコ会の創設者である聖フランシスコが作ったとされる「フランシスコの平和の祈り」が基となっています。
これは、マザー・テレサやマーガレット・サッチャーなど著名な宗教家や政治家が演説の中でも引用している有名な祈りの一節です。
讃美歌142番~さかえの主イエスの~Isaac Watts

「さかえの主イエスの」はイギリスの四大賛美歌のうちの一つです。
1707年の「賛美歌と霊的歌」(Hymns and Spiritual Songs)に「キリストの十字架によってこの世に対して磔刑になること」と題して発表されました。
それ以来あらゆる歌集に採用され、各国語に訳されて全世界に普及しました。
讃美歌94「久しく待ちにし」John Mason Neale & Thomas Helmore

旧約聖書イザヤ書第7章14節にある預言をもとに作詞された讃美歌です。
「見よ、おとめがみごもって男の子を産み、その名はインマヌエルと呼ぶ」インマヌエルとは「主は我らと共にあり」の意味でメシアであるイエス・キリストの呼び名の一つです。
マタイによる福音書にも似た記述があり、「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。
この名は、神は我々と共におられるという意味である」新約・旧約ともに救い主イエスの誕生を描いた讃美歌です。
希望のささやきHayley Westenra

『希望のささやき』は新約聖書に登場する「ヘブライ人への手紙」を引用して制作された讃美歌です。
ヘブライ人と呼ばれたユダヤ人たちが苦しみながらも、希望を持ってイエス様を信じたことが描かれている「ヘブライ人への手紙」をモチーフにして歌詞が作られました。
教会で聖歌隊とともに厳かに歌われるバージョンや、アメリカのミュージシャンであるジム・リーブスさんが歌ったカントリー調のバージョンがあります。
ヘイリー・ウェステンラさんのバージョンでは、美しい声とすべてを包み込んでくれる歌詞があなたの心を癒やしてくれるはずです!