兵庫と聴いて、あなたは何をイメージしますか?
おしゃれな街並み、美味しいグルメ、名湯と名高い温泉地、芸術文化……などなど、魅力的な要素が次々と思い浮かぶ方もきっと多いはず。
この記事では、そんな兵庫県を舞台とする楽曲を集めました。
切ない恋模様を歌った演歌から、地元で愛されるローカルソング、震災復興を支えた曲まで、兵庫県出身のアーティストや兵庫を愛するミュージシャンが歌う「兵庫の歌」を、心ゆくまでお楽しみください!
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【兵庫の歌】兵庫を舞台とするご当地ソング&恋愛ソング集(1〜10)
尼の唄NEW!THUNDER

地元への愛と誇りがストレートに伝わってくる、心温まるレゲエソングです。
兵庫県尼崎市出身のアーティスト、THUNDERさんが自身のルーツを歌った作品で、2011年に自主制作された1stアルバム『雷音』に収録されています。
この楽曲は、口コミだけで累計4,000枚を完売させたことでも話題に。
幼い頃に過ごした街の思い出や震災の記憶、商店街のにぎわいといった情景が、温かみのあるサウンドにのせて丁寧に描かれています。
自分の原点をふりかえりたい人や、地元を離れてがんばる人の心に、じんわりと響くのではないでしょうか。
BluerNEW!milet

シンガーソングライターのmiletさんが2024年6月にリリースしたシングル『hanataba』に収録され、神戸須磨シーワールドの公式テーマソングとして起用されたナンバーです。
「青よりももっと青い」世界をテーマに、人間と海の生き物たちとの生命のつながりを描いたリリックが、壮大で神秘的な世界に誘います。
miletさん自身がシャチと心を通わせたというエピソードが、幻想的なサウンドスケープに深みを与えていますね。
本作を聴きながら水族館を巡れば、いつもとは違う生命の輝きを感じられるかもしれません。
神戸讃歌NEW!

神戸の魂を揺さぶるアンセムといえば、この歌は外せませんね。
フランスのシャンソンを原曲にサポーターが独自の歌詞をつけた、ヴィッセル神戸の応援歌です。
阪神・淡路大震災から10年後の2005年、街の再生への祈りとクラブへの思いを重ねてつくられました。
ともに苦難を乗り越え、美しい港町を守り抜こうとする力強い決意が歌われており、聴く者の心を揺さぶります。
神戸を愛するすべての人に聴いてほしい、街と人々の絆が詰まった名曲です。
城崎しぐれ月NEW!大江裕

湯けむりと柳並木が目に浮かぶ、大江裕さんの本格ご当地演歌です。
デビュー15周年を記念して2023年8月にリリースされた作品で、兵庫の名湯、城崎温泉を舞台に、別れた人を忘れられない男性の未練が描かれています。
大江さんの深みあるこぶしが、主人公のやるせない思いを一層際立たせ、聴く者の心を揺さぶる本作は、ミュージックビデオで初挑戦した浴衣姿と表情の演技も見どころです。
旅情に浸りたいときや、感傷的な気分に寄り添ってほしい夜にピッタリの1曲といえるのではないでしょうか。
おもいでの神戸NEW!杉良太郎

神戸市出身の杉良太郎さんによる楽曲。
2002年6月に発売されたシングルです。
翌年にはミニアルバム『おもいでの神戸’03』で新録版も制作されました。
元町や坂の町といった神戸の風景を背景に、過ぎ去った恋へ思いをはせる男性の切ない心情がつづられています。
潮風の香りまでただよってくるような情景描写が、聴く人の郷愁を誘いますね。
杉さんの深みのある歌声と、演歌界の名手たちが手掛けたうるわしいメロディが調和し、グッと胸に響きます。
明石海峡NEW!水森かおり

神戸の須磨から明石の海を眺め、愛しい人を待つ女性の姿を描いた、ご当地ソングの女王、水森かおりさんの楽曲です。
会えない切なさといちずな思いが、水森さんならではの伸びやかな歌声で表現されており、聴いていると思わず胸が締めつけられます。
本作は、2009年9月に発売されたアルバム『歌謡紀行VIII~安芸の宮島~』に収められたもの。
アルバム自体が40週にわたってチャートインした記録もあり、長く親しまれていることがわかります。
美しい兵庫の海景色とともにじっくり味わってみてくださいね。
城崎恋唄NEW!細川たかし

歌手生活30周年という節目を飾った、細川たかしさんの名バラードです。
兵庫県の名湯、城崎温泉を舞台に、湯けむりの向こうに消えた恋の思い出が情感豊かに歌い上げられています。
麦わら細工といった土地ならではの言葉が、主人公のやるせない心模様と重なり、聴く人の胸にじんわりと染み渡りますね。
この楽曲は2005年1月に発売された作品で、同年のアルバム『細川たかし全曲集 城崎恋歌』の表題曲にもなりました。
現地には歌碑も建立されており、旅情をかきたてる名曲として愛されています。