【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
初級からは脱出したけれど、上級レベルの曲にチャレンジするにはもう少し経験が必要……今回は、このような中級レベルのピアノ曲をお探しの方にピッタリのかっこいい作品を集めました。
繊細な響きや力強い響き、叙情的な雰囲気や快活な雰囲気、ピアノの音色が表現できる範囲は無限大!
そんなピアノの魅力を思う存分味わえるすてきな作品をご紹介していきます。
定番のクラシック曲はもちろん、映画音楽やポップな楽曲など、幅広く選曲しています。
発表会にもオススメな曲ばかりですので、これから取り組む曲にお悩み中の方は、ぜひチェックしてみてください!
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【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(71〜80)
組曲「マ・メール・ロワ」第1曲「眠れる森の美女のパヴァーヌ」Maurice Ravel

イギリスで古くから伝えられてきた童話『マザー・グース』を題材として作曲された、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルの『マ・メール・ロワ』。
オリジナルはピアノ連弾ですが、これをベースとした管弦楽曲やバレエ音楽も広く親しまれています。
組曲の幕開けを飾る第1曲『眠れる森の美女のパヴァーヌ』は、童話『眠れる森の美女』を題材としており、夢のなかを漂っているような不思議な気持ちにさせられる1曲です。
淡い雰囲気を出せるよう、やわらかく角のない音で演奏しましょう。
ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

活気に満ちた3部構成の快活な作品で、低音部の同音連打から始まる印象的な第1主題と、スタッカートが特徴的な軽やかな第2主題が魅力的に展開されます。
1797年の初版以来、ピアノ学習者の重要なレパートリーとして愛され続けているこの楽曲は、2分30秒ほどの演奏時間ながら、華やかで表情が豊かな旋律が息づいています。
本作は、レガートとスタッカートの対比、ダイナミクスの変化など、表現力を養うのに最適な要素を含んでいます。
明るく力強い曲調と親しみやすい旋律で、華やかな表現を体験したい方や、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめの1曲です。
アラベスクハ長調作品18Robert Schumann

優雅さと表情の豊かさを兼ね備えたロベルト・シューマンの『アラベスク ハ長調 Op.18』は、1839年、ウィーンでの悩み多き日々のなかで生み出された楽曲です。
シューマン特有の詩的な世界観が聴く者を魅了するこの作品を発表会曲に選べば、叙情性と技術性の両面を養う絶好のチャンスとなるはず!
特に、穏やかなセクションの後に現れる激しいセクションは、表現力の幅を広げる非常によい練習となるでしょう。
これから演奏技術を磨いていく中級レベルの方にとって、本作の演奏は自信を深める過程としても大いに役立つはずです。
【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(81〜90)
ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの名作『ベルガマスク組曲 第3曲 月の光』。
ハッキリ言って初心者が取り組めるような作品ではありません。
上級もありえる作品です。
難易度としてはチェルニー40番と同じくらいですかね。
強弱における難しさが基本となってくるのですが、1番難しい部分は和音が重なる後半部分。
オクターブがキツい方にとっては、しんどい作品かもしれません。
が、それ以外の部分はチェルニー30番と同程度の難易度ですので、手の大きい中級者にとっては簡単に感じると思います。
2つのラプソディー Op.79 第1番Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスの名作『2つのラプソディー Op.79 第1番』。
中高生が出場するピアノ発表会では頻繁に耳にする楽曲ですね。
全体の難易度としては上級に相当しますが、意外に手のポジションも安定しているので弾きやすい印象を覚えるかもしれません。
確かにそれに間違いはないのですが、展開が進むにつれ1音に対してクレシェンドとデクレシェンドが書かれていたりと基礎的なピアノの演奏技術だけでなく、楽譜を読み解く力も問われる傾向にあります。
ソナチネ M.40 第1楽章Maurice Ravel

モーリス・ラヴェルの作品の中には、バロックや古典派作品への傾倒が垣間見えるものが多々あり、この『ソナチネ』も古典様式へのこだわりを感じられる作品の1つです。
第1楽章は、ソナチネ形式を守りつつラヴェルらしい絵画的で美しいメロディが際立つ楽曲です。
ソナチネアルバムの収録曲を練習したことのある方なら「この響きは古典作品には絶対に出てこない」というポイントを感じ取れるはず!
繊細なタッチでの演奏は容易ではありませんが、時代による違いなども感じながら演奏すると、ラヴェルの作品への興味が一層湧いてくるでしょう。
こどものピアノ曲 エチュードアレグロ中田喜直

優美で爽やかなハ長調の練習曲は、16分音符の連続と多彩なフレーズが織りなす魅力的な1曲です。
スピード感のある演奏とグリッサンドの輝かしい響きが、発表会で聴衆を魅了することでしょう。
本作は、1956年に出版された全17曲からなる名作アルバム『こどものピアノ曲』の最終曲として発表されました。
音の粒立ちを大切にしながら、テンポの変化や強弱をつけることで、技術的な要素と音楽性を両立した演奏が可能です。
指の独立性を養いたい方や、華やかな発表会曲をお探しの方にぴったりの1曲となっています。