【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
初級からは脱出したけれど、上級レベルの曲にチャレンジするにはもう少し経験が必要……今回は、このような中級レベルのピアノ曲をお探しの方にピッタリのかっこいい作品を集めました。
繊細な響きや力強い響き、叙情的な雰囲気や快活な雰囲気、ピアノの音色が表現できる範囲は無限大!
そんなピアノの魅力を思う存分味わえるすてきな作品をご紹介していきます。
定番のクラシック曲はもちろん、映画音楽やポップな楽曲など、幅広く選曲しています。
発表会にもオススメな曲ばかりですので、これから取り組む曲にお悩み中の方は、ぜひチェックしてみてください!
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【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(71〜80)
アラベスクハ長調作品18Robert Schumann

優雅さと表情の豊かさを兼ね備えたロベルト・シューマンの『アラベスク ハ長調 Op.18』は、1839年、ウィーンでの悩み多き日々のなかで生み出された楽曲です。
シューマン特有の詩的な世界観が聴く者を魅了するこの作品を発表会曲に選べば、叙情性と技術性の両面を養う絶好のチャンスとなるはず!
特に、穏やかなセクションの後に現れる激しいセクションは、表現力の幅を広げる非常によい練習となるでしょう。
これから演奏技術を磨いていく中級レベルの方にとって、本作の演奏は自信を深める過程としても大いに役立つはずです。
8つの演奏会用練習曲 Op.40 第1曲「プレリュード」Nikolai Kapustin

ウクライナ出身のロシアの作曲家ニコライ・カープスチンさんによる明るくエネルギッシュな曲調が特徴のこの曲。
リズミカルで、ジャズのスウィング感とクラシックの精密さが見事に融合していて、聴いていて思わず体が動きだしてしまいそうです。
ピアノ1台でまるでジャズコンボが演奏しているような錯覚を覚えるかもしれません。
演奏者にとっては高度なテクニックが必要で、挑戦しがいのある1曲。
しかし、聴く側にとっては軽快で楽しい曲なんです。
クラシックとジャズ、両方のジャンルが好きな方にぜひ聴いてほしい1曲ですね。
サロン小品集 Op.10 第4曲 メロディSergei Rachmaninov

華やかさよりも、まとまりの良さや上品さを感じさせる全7曲で構成された『サロン小品集 Op.10』。
第4曲目の『メロディ』は、哀愁ただよう雰囲気が印象的な作品です。
ゆったりとしたテンポですが、動きのある中間部が含まれているため、穏やかな中でもしっかりと表情の変化を楽しめます。
左手のアルペジオの上に重なる切ないメロディを十分に歌いながらなめらかに弾き、中間部の動きのある部分との対比を際立たせましょう。
【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(81〜90)
ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの初期のピアノ作品を代表する『ピアノソナタ 第8番 悲愴』。
なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。
シンプルなメロディーで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディラインが埋もれてしまいがち。
聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに演奏してみましょう。
渚のアデリーヌRichard Clayderman

フランスのピアニスト、リチャード・クレイダーマンさんのデビュー曲である『渚のアデリーヌ』。
38カ国で発売されたレコードが、2,200万枚の大ヒットを記録した有名ピアノ作品です。
テレビやCMのBGMとして、あるいは電子ピアノに内蔵されている自動演奏の楽曲として、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
期待感が膨らむ軽やかな前奏や、爽やかなメロディーに癒やされながら、力を抜いて演奏してみてくださいね!
シシリエンヌ Op.78Gabriel Fauré

初心者や中級者にとって、非常になじみ深いフォーレの作品『ピアノ小品集』。
今回はその中でもこちらの『シシリエンヌ Op.78』を紹介したいと思います。
この作品の難易度は初心者の上位、もしくは中級者の下位の方にオススメできる程度のものです。
左手の跳躍が少しだけ難しいので、最初はつまずくかもしれませんが、片手ずつ練習していけば必ず演奏できるでしょう。
聴き映えもする作品なので、ぜひピアノ発表会に向けてこの作品に取り組んでみてください。
前奏曲集 第1巻 第8曲「亜麻色の髪の乙女」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーが1910年に完成させた『前奏曲集 第1巻』のなかでも、優しく叙情的なメロディで多くの支持を得ている『亜麻色の髪の乙女』。
短くて覚えやすい構造ながらも、深い感動を与えること間違いなしの、発表会にピッタリの作品です。
ドビュッシーの色彩豊かな世界観は、音を自由にコントロールできてこそ再現できるもの!
基礎練習を積みながらも、指の動きのみにとらわれることなく、想像力を総動員して演奏しましょう。