【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
初級からは脱出したけれど、上級レベルの曲にチャレンジするにはもう少し経験が必要……今回は、このような中級レベルのピアノ曲をお探しの方にピッタリのかっこいい作品を集めました。
繊細な響きや力強い響き、叙情的な雰囲気や快活な雰囲気、ピアノの音色が表現できる範囲は無限大!
そんなピアノの魅力を思う存分味わえるすてきな作品をご紹介していきます。
定番のクラシック曲はもちろん、映画音楽やポップな楽曲など、幅広く選曲しています。
発表会にもオススメな曲ばかりですので、これから取り組む曲にお悩み中の方は、ぜひチェックしてみてください!
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【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(51〜60)
ワルツ 第4番 ヘ長調Frederic Chopin

快活な曲調から『子猫のワルツ』とも呼ばれている『ワルツ 第4番 ヘ長調 作品34-3』。
ネコが走り回って遊んでいる光景が目に浮かぶような、かわいらしい作品ですよね。
発表会曲やコンクールの課題曲として取り上げられることも多く、演奏効果の高い曲として親しまれています。
冒頭部分のアルペジオは高らかに堂々と、そして、キラキラと輝くような右手の細かなパッセージは、明るくクリアな音で演奏しましょう。
左手の伴奏は、とにかく軽やかに前向きに弾けるよう、片手の練習も丁寧に行ってみてくださいね。
雨の日のふんすいWilliam Gillock

こちらの曲はアメリカ人の作曲家、ウィリアム・ギロックさんの『こどものためのアルバム』に収録されている作品です。
小学生にも人気の親しみやすい曲で、比較的やさしめの中級者向きといえるでしょう。
ピアノを弾く人ならあこがれる、手をクロスする奏法も使えますし、ゴージャスに聴こえますが、テクニック的にはそこまで難易度は高くありません。
16分音符の粒をそろえることと、雨と噴水の水しぶきをイメージしながら弾くことを意識して演奏してみてください。
幻想小曲集 Op.12 第2曲「飛翔」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが1837年に作曲した『幻想小曲集 Op.12』第2曲『飛翔』は、力みなく駆け巡る旋律と、流麗な中間部の美しさの対比が情熱を呼び覚ます、聴き映えすること間違いなしの1曲です!
へ短調で始まるドラマチックな部分から、変ニ長調、変ロ長調への叙情的な移行は、表現の幅を広げる最高の機会になるでしょう。
ピアノの経験を積んだ子供たちが新たな感情の解放に挑戦する、発表会の舞台に最適な作品です。
4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky

1908年に制作された2分弱の小品は、和声とリズムの斬新な組み合わせが光る傑作です。
軽快で活発な音の動きは、まるで花火のようにめまぐるしく弾け、聴く者を魅了します。
シンコペーションを巧みに取り入れたダイナミックな展開と、鮮やかな和音進行が絶妙に調和し、演奏者の技量を存分に引き出します。
本作は、短いながらも音楽の可能性を追求したイーゴリ・ストラヴィンスキーの革新的な精神が凝縮されており、ピアノ演奏会のアンコール曲として、心に残る感動を与えることでしょう。
なお、1947年11月にはピアニストのナディア・ライゼンバーグさんがカーネギー・ホールで印象的な演奏を残しています。
【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(61〜70)
パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 第18変奏Sergei Rachmaninov

『パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43』は、ピアノ協奏曲の形で作曲された作品です。
超絶技巧を有することで「伝説のバイオリニスト」と称されているニコロ・パガニーニが作曲した『24のカプリース』の第24番の主題をもとに、24の変奏が繰り広げられます。
なかでも第18変奏は、優美で魅力的な旋律と和声で多くの人を魅了している人気の高い1曲!
和音の中のメロディラインを意識的に響かせながら、穏やかにかつロマンティックに演奏しましょう。
クープランの墓 第4曲 リゴドンMaurice Ravel

第一次大戦で多くの知人を失ったモーリス・ラヴェルが、彼らへの追悼の意を込めて作曲した『クープランの墓』。
第4曲の『リゴドン』は、ラヴェルの幼なじみだったゴーダン兄弟にささげられた楽曲で、プロヴァンス地方に由来する活発な舞曲「リゴドン」のリズムが使われています。
楽しかった幼なじみとの思い出を表現しているかのような快活さも、曲の背景を知ると切なく感じられますよね。
ぜひラヴェルの思いを想像しながら、演奏してみてください。
ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ発表会の定番曲、そしてヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ曲の中でも人気の高い作品として知られている『トルコ行進曲』。
もとは『ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331』の第3楽章ですが、演奏会や発表会ではソナタとしてではなく、単独で演奏されることも多い名曲です。
おなじみのメロディが変奏曲のようにアレンジされ、後半になるにつれて難易度が上がっていきます。
途中で軽やかさや勢いを失わず最後まで弾けるよう、細かいテクニックの練習を丁寧に行いながら仕上げていきましょう。