【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
初級からは脱出したけれど、上級レベルの曲にチャレンジするにはもう少し経験が必要……今回は、このような中級レベルのピアノ曲をお探しの方にピッタリのかっこいい作品を集めました。
繊細な響きや力強い響き、叙情的な雰囲気や快活な雰囲気、ピアノの音色が表現できる範囲は無限大!
そんなピアノの魅力を思う存分味わえるすてきな作品をご紹介していきます。
定番のクラシック曲はもちろん、映画音楽やポップな楽曲など、幅広く選曲しています。
発表会にもオススメな曲ばかりですので、これから取り組む曲にお悩み中の方は、ぜひチェックしてみてください!
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【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(101〜110)
子供の領分 第5曲「小さな羊飼い」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーが愛娘エマのために作曲した、ピアノのための組曲『子供の領分』の第5曲目。
付点リズムの静かなメロディが印象的な楽曲です。
この曲のポイントは、絶妙な間合い。
楽譜に書かれたリズムをそのまま再現するというよりは、音のない瞬間を大切にしながら弾いていくことが大切です。
とはいっても、ドビュッシーの作品にまだあまり触れていない方にとっては、感覚をつかむのが難しいはず。
有名ピアニストの名演などを参考に、間合いを研究してみると、ドビュッシーらしさをより早く習得できるかもしれませんよ。
ルパン三世のテーマ ’78大野雄二

年代によって異なるアレンジが施されている『ルパン三世のテーマ』の中で、もっとも有名といっても過言ではないバージョン。
アップテンポ、複雑な和音、ジャジーなリズムなど、難しい要素が詰め込まれた楽曲です。
この曲のポイントの一つがベースのリズム。
左手のベースをしっかり刻めていれば、右手の即興的な音やリズムが多少崩れたとしても目立たず、逆におしゃれに聴こえてしまうこともあるんです!
印象的なメロディーに気を取られがちですが、ぜひ左の伴奏に注目して練習してみてくださいね。
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの『ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1』、通称『子犬のワルツ』は、華やかで聴き映えする発表会にピッタリの楽曲!
ショパンの恋人だったジョルジュ・サンドの愛犬が尾を追いかける愛らしい光景から着想を得て、1846年から1848年にかけて作曲されました。
この曲の魅力は、その軽快なリズムと耳に残るメロディ。
正確な音のコントロールが求められるため、テクニック向上を目指す中級レベルの方にピッタリの曲といえるでしょう。
精度を増しながらも軽やかさを忘れず、テンポをキープして弾くことで、聴く人々にとって忘れがたい演奏に仕上げられますよ!
ソナチネ M.40 第2楽章 メヌエットMaurice Ravel

とある雑誌主催の作曲コンクールのために書き上げられた『ソナチネ M.40』。
のちにこの作品は、モーリス・ラヴェルが気に入っていたポーランド人の兄弟にささげられています。
ソナチネ形式に従って作曲された第1楽章に続く第2楽章は、淡い雰囲気のメロディによって切なさ、寂しさ、嬉しさなどさまざまな感情を抱かせられる、美しい1曲。
さらりと、しかし素っ気なくならず、楽譜の細かな表現に気を配りながら演奏するのがポイントです。
幻想的小品集 Op.3 第2曲 前奏曲「鐘」Sergei Rachmaninov

フィギュアスケートの浅田真央さんがフリープログラムで使用したことでも知られる『幻想的小品集 Op.3 第2曲 前奏曲「鐘」』。
3音のみでこの曲だとわかってしまう印象的な冒頭、深い悲しみや絶望を感じさせるゆったりとしたテーマ、不穏な様子で動き出すメロディ、どこを切り取っても印象的な、ラフマニノフのピアノ作品の中でも非常に人気の高い1曲です。
和音をいかに深みのある音で演奏するかが、この曲の仕上がりを大きく左右します。
ただ音量を変化させるだけでなく、音の表情にこだわって練習してみましょう。
【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(111〜120)
ルーマニア民俗舞曲「速い踊り」Bartók Béla

バルトーク・ベーラがルーマニアの民族舞曲をもとにして作った6曲からなる小曲集『ルーマニア民俗舞曲』の中の1曲です。
オリジナリティあふれる音楽性や独特のスケールを使った曲調は、印象的な演奏で観客をあっと言わせたい発表会の舞台にピッタリ!
6曲すべてが非常に興味深い作品なので、ぜひ一度聴いてみてください。
作曲家が残したピアノ作品を通して、当時の地方の舞曲を聴けるのはすばらしいですし、楽しいことですね。
どんな踊りだったのか、どんな衣装を着ていたのかなどを想像しながら弾けば、より表情豊かな演奏になるのではないでしょうか。
アラベスク第2番Claude Debussy

クロード・ドビュッシーは、生涯で2曲のアラベスクを残しています。
そのうちの1曲『アラベスク第2番』は、第1番と比べて演奏される頻度は低いものの、軽やかで美しくピアノ学習者から人気の高い作品です。
アラベスクは、当時流行していたアラビア風の模様を指す言葉。
三連符を多用した華やかなメロディーラインは、複数の曲線を組み合わせて作られたアラビア風の繊細な模様を表しているのかもしれません。
細かい音の動きだけにとらわれず、和声の移り変わりの美しさを感じながら弾いていきましょう。