【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
初級からは脱出したけれど、上級レベルの曲にチャレンジするにはもう少し経験が必要……今回は、このような中級レベルのピアノ曲をお探しの方にピッタリのかっこいい作品を集めました。
繊細な響きや力強い響き、叙情的な雰囲気や快活な雰囲気、ピアノの音色が表現できる範囲は無限大!
そんなピアノの魅力を思う存分味わえるすてきな作品をご紹介していきます。
定番のクラシック曲はもちろん、映画音楽やポップな楽曲など、幅広く選曲しています。
発表会にもオススメな曲ばかりですので、これから取り組む曲にお悩み中の方は、ぜひチェックしてみてください!
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- 【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選
- 【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選
- 【初級~中級】難易度が低めなショパンの作品。おすすめのショパンの作品
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ
【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(91〜100)
トルコ風ロンドJohann Burgmüller

ドイツで生まれた作曲家、ヨハン・ブルクミュラー。
子供の頃、彼のピアノ教則本『25の練習曲 Op.100』を学んだ方も多いのではないでしょうか。
こちらの曲はその中には含まれていませんが、あのブルグミュラーが作曲した曲だと思うだけで、何ともいえない感情がこみ上げてきそうです。
左手の和音を規則正しく刻み、その上で右手を軽やかに歯切れよく弾くのがこの曲のポイント!
発表会では何を弾くかが重要になってくるので、なるべく印象に残る曲を選びたいところですよね。
ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」Frederic Chopin

映画『戦場のピアニスト』での演奏シーンで話題となった、フレデリック・ショパンの『ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」』。
実は作曲されたのは晩年ではなく、ショパンが20歳の頃。
没後の1875年に出版されたため「遺作」と添えられています。
一度聴いたら忘れられないもの悲しいメロディが、多くの人の心をとらえて離さないクラシックの名曲です。
発表会の舞台で情感たっぷりに演奏すれば、観客も思わず引き込まれてしまうでしょう。
【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】(101〜110)
幻想小曲集 op.12 飛翔Robert Schumann

ドイツロマン派の作曲家、ロベルト・シューマンが作った曲で『幻想小曲集』の中の2番目の曲にあたり、5番目の『夜に』とともに人気がある曲です。
クラシックファンでなくとも、耳にしたことのある方の多い作品といえるのではないでしょうか。
8分の6拍子の曲でテンポも速いことから、中級の中でもハイレベルな曲といえます。
このような曲集の場合、自分が弾かない曲も通して聴いてみることでこの曲集の意図がつかみとりやすくなります。
ぜひ全曲通して聴きながら、イメージを膨らませてみてくださいね。
海の日記帳 第24曲「手折られた潮騒」三善晃

ここで日本のピアノも紹介してみたいと思います。
三善晃さんの名作『海の日記帳』。
こちらの『海の日記帳 第24曲「手折られた潮騒」』はその中で最もページ数が多い楽曲です。
本作のポイントは、なんといっても細かな音が多い点とテンポが早い点ではないでしょうか。
特に1小節目のテンポは非常に速く、この部分だけを見れば中級者レベルといっても問題ありません。
そこから徐々にテンポが落ち着いてくるのですが、25小節目からは転調が入ることで再びテンションが上がってくるので、音の強弱に対する意識はしっかりと持っておきましょう。
フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart

「きらきら星なんて簡単すぎない!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、侮るなかれ!
確かにシンプルなメロディと最低限の左手を合わせたアレンジは、ピアノ初級者の教則本に必ずといっていいほど掲載されていますが、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの変奏曲、通称『きらきら星変奏曲』には、中級者にとっても難儀なテクニックが詰め込まれたレベルの高い作品なのです!
親しみのあるメロディが、高度なテクニックや表現力を有するアレンジに変化していく様子を楽しみながら演奏してみてくださいね!
波のアラベスク三善晃

三善晃さんのピアノソロ作品『波のアラベスク』は、フランスへの留学経験を持つ三善さんらしい、繊細かつカラフルな表現が特徴的な作品です。
2分弱で演奏できるコンパクトな曲ですが、右手と左手が描く波や夕月の情景が想像力をかき立て、聴く者をフランス音楽の影響を感じる独特な世界観へと引き込みます。
テクニックと表現力、いずれの向上にもうってつけの作品ですので、発表会曲としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

テレビCMや映画の挿入歌として使用されており、モーリス・ラヴェルのピアノ作品の中で最も多く耳にする機会があるであろう『亡き王女のためのパヴァーヌ』。
パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけて宮廷に普及していた舞踏の一種です。
初めて聴く人でも心地よく世界観に浸れ、印象派の美しさを感じられるこの作品は発表会曲としても人気で、それほど高難度ではありません。
しかし、優美さと繊細さを表現するためには、丁寧な練習が必要!
上品な雰囲気を出せるよう、角のないやわらかい音で演奏しましょう。