【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲
2010年代のフリースタイルブームによって、再び日の目を見るようになった日本語ラップ。
インターネットを通じてUSのラップも一般の層に入りやすくなったため、日本でもHIPHOP人気が伸びています。
今回は、そんな日本語ラップの名曲をセレクトしてみました!
1990年代や2000年代のオールドスクールから、現代のシーンを引っぱる優秀な新人ラッパーの名曲などもピックアップしています。
昔のラップが好きな方も、現在のトラップが好きな方も楽しめるので、ぜひ最後までご覧ください!
【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲(151〜160)
BANK千葉雄喜

千葉雄喜さんがプロデューサーKoshyと組んで作り上げた本作は、格差や貧困という社会的テーマをリアルに描きつつ、そこから抜け出そうとする意思の強さを表現しています。
国際的なサウンドクリエイター、ジェイツェン・ジョシュアさんが手がけたミックス、マスタリングにより、世界基準の重厚なサウンドが実現。
アルバム『億万長者』のリードトラックとして2025年3月に発表されました。
これを機会に、日本語ヒップホップの世界に触れてみては。
ART( OBKR / Yaffle Remix ) feat. Gottz,Tohji,Shurkn PapOKAMOTO’S

オカモトズはロックバンドとして有名ですが、この曲は完全なヒップホップ。
そしてシック。
まるで、ビルボードのヒップホップチャートに突如登場するような気鋭のアーティストの雰囲気すら感じさせます。
若手のアーティスト、Gottz、Tohji、Shurkn Papらをフィーチャーしジャンルの壁を飛びこえた作品です。
B1ID

孤独な夜に自分だけの光を探す姿を描いたIDさんのこの楽曲。
ダークでメランコリックな雰囲気の中に、自己探求の旅路が描かれています。
都市の沼地を進む様子は、人生の試練を象徴しているようですね。
2022年8月にリリースされたアルバム『B1』に収録された本作は、約2年の制作期間を経て完成しました。
IDさんの音楽ラボがある地下1階から着想を得たというタイトルにも注目です。
フリースタイルダンジョン出演で知名度を上げたIDさんですが、本作では浮つくことなく、リアルな内面の葛藤を描き出しています。
深い内省を好む方や、新しいヒップホップの形を求める方にぜひ聴いてほしい一曲です。
Contact TOSHIKI HAYASHI (%C) remix鈴木真海子

ガールズラップグループChelmicoのMC Mamikoが、初となるソロ名義でのリリースしたEP。
収録曲より、Hooliganzやパブリック娘。
のライブDJも務めるDJ、トラックメイカーのToshiki Hayashi(%C)がリミックスを手掛けたています。
オシャレで、ヒップホップを聴かない人にも聴いてもらいたい。
明るい部屋LEX & LANA

透明感のある歌声と、心に刺さるリリックが魅力のLEXさんとLANAさんによる楽曲。
2024年4月にリリースされたこの楽曲は、兄妹の絆を感じさせる温かな雰囲気が印象的です。
暗い過去から明るい未来へと向かう2人の姿が、聴く人の心に希望を灯すような力強さを持っています。
『POP YOURS』フェスのために制作されたという経緯も興味深いポイント。
ヒップホップファンはもちろん、前を向いて歩みたい人にぴったりの1曲。
LEXさんの個性的な声とLANAさんの伸びやかな歌声が織りなすハーモニーに、きっと心を奪われることでしょう。
No.5LANA

アーティストとしての苦労、そして楽しさを投影させた、LANAさんの楽曲です。
2024年11月のリリースされ、アルバム『20』にも収録。
リリックでは自己肯定感や成功への意欲が強く表現されており、ギターサウンドが特徴的なトラックとあいまって、唯一無二な世界観を生んできます。
曲に込められた、物質的なものでは満たされない内面的な輝きを求める心情から、LANAさんの音楽への情熱が伝わってくるんですよね。
【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲(161〜170)
七日間Twigy

この気取らないチルな雰囲気が完全に時代を先取っています、シンプルなピアノのメロディーラインをループさせた音源にラップを乗せたシンプルなヒップホップですが、独特なフローと重ねられた絶妙な不協和音がトリッピンなムードを放っています。
日本語ラップの歴史を語る上で欠かせないラッパーで、現在ではPUNPEEがリミックスを手がけ再び人気が高まっています。
今こうして聴くと鎮座DOPENESSにも通じるような脱力ラップの始祖かもしれません。