オススメのジャズボーカル。世界の偉大なジャズシンガーたち
落ち着いた雰囲気で高揚感を満たしてくれる、ジャズ。
身近な音楽の1つですが、長い歴史を持つため「敷居が高い」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けた、世界の偉大なジャズ・ボーカリストをピックアップしました。
前半はジャズを作り上げてきた王道のボーカリスト、後半は現代のジャズ・シーンを牽引するボーカリストをチョイスしています。
ジャズに詳しい方も、そうでない方も楽しめるリストを作成いたしましたので、どうぞ最後まで、ごゆっくりとお楽しみください。
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オススメのジャズボーカル。世界の偉大なジャズシンガーたち(31〜40)
Send in the ClownsCleo Laine
イギリス出身で「ジャズの女王」と称されるクレオ・レインさん。
彼女の最大の魅力は、ジャズの枠に到底収まらない、舞台で培われた表現力と驚異的な声域にあります。
夫ジョニー・ダンクワースさんとの共演盤『シェイクスピア・アンド・オール・ザット・ジャズ』は、その変幻自在な歌唱が楽しめる名盤としてあまりにも有名です。
特筆すべきは、ジャズ、ポピュラー、クラシックの3部門全てでグラミー賞にノミネートされた、史上唯一の女性シンガーであること!
ジャンルを軽やかに横断するそのパフォーマンスは圧巻で、彼女の歌声に触れれば、そのスケールの大きさに誰もが心を奪われることでしょう。
Honeysuckle RoseAnita O’Day

ホーン楽器的に歌う歌唱法が独特なリズム感を生み出しているアニタ・オデイ。
ハスキーボイスを持つ彼女はクリス・コナー、ジューン・クリスティらのようにスタン・ケントン・オーケストラに所属し、成功を収めました。
彼女はさまざまな中毒とたたかいながらも、晩年まで歌手として活動を続けました。
Afro BlueDianne Reeves

現代ジャズ・ボーカルの女王、ダイアン・リーヴスは歌手の父親、トランペット奏者の母、従兄は有名なピアニストと音楽一家に生まれました。
甘く切ないハスキー・ボイスから鳥のさえずりのような高音まで、さまざまな楽曲を自由に歌いこなす稀代のシンガーです。
Be Good (Lion’s Song)Gregory Porter

厚みのあるソウルを感じる歌声ながら、温もりを感じる優しいサウンドが魅力です。
メリハリがあって聴かせどころたっぷりですし、軽やかなジャズワルツに乗せてハートウォーミーに歌い上げる聴きごたえのある一曲です。
No More BluesRoberta Gambarini
凛とした女性の美しさを感じつつ心地よい歌声が魅力です。
ボサノバのスタンダードナンバーをスキャット交じりのルバートで始まる彼女らしい曲です。
軽快でリズミカルなサウンドとサウダージを感じる歌声が絶妙にマッチした名曲です。
オススメのジャズボーカル。世界の偉大なジャズシンガーたち(41〜50)
Moanin’Karrin Allyson

スモーキーで大人の色気たっぷりの歌声と自由度の高いスキャットが魅力のボーカリストです。
ブルージーなサウンドがクールな名曲『モーニン』を豊かな表現力で歌い上げています。
心地よいスウィングビートとの合わせ技で聴きごたえバッチリです。
Take Me To The WaterNina Simone

大恐慌の真っただ中の貧しい家庭に生まれたニーナ・シモン。
熱心なクリスチャンだった母親の影響で賛美歌などの音楽に囲まれて育ちました。
もともとピアニストを目指していましたが、働いていたクラブで歌うようになりあっという間に人気歌手に。
ゴスペルからクラシック、そしてジャズとジャンルを超え、自身の信念を貫き通したその強い歌声は、色あせることのない伝説となりました。







