悲しい歌。涙活でココロ・デトックス
聴くだけでとても悲しくなるような歌の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲をセレクトしてみました。
たまには涙活でココロをデトックスしましょう。
悲しい歌(1〜10)
愛が灯るロクデナシ

シンプルなピアノの音色にのせて、孤独や不安を抱える心情を繊細に歌い上げるロクデナシの心揺さぶるバラード。
にんじんさんの透明感のある歌声が、あたたかな光のように心を照らし出します。
2023年2月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『愛ニ咲花』にも収録された、ボカロPのMIMIさんとのコラボレーション作品。
自分や相手のことが好きになれない、過去の傷にとらわれている、そんな寂しさを抱えた人に寄り添う楽曲です。
誰にも言えない思いを抱えているときや、深い孤独を感じているときに、耳元で優しく励ましてくれるでしょう。
あなたの夜が明けるまで傘村トータ

壊れた世界や間違った世界への問いかけから始まる傘村トータさんの楽曲。
優しく繊細なピアノの旋律と、切ない雰囲気のサウンドアレンジが印象的なバラード作品です。
愛する人との別れや失われた時間、その喪失を乗り越えようとする主人公の強い思いが描かれています。
2021年2月にリリースされたアルバム『素敵な大人になる方法』に収録された本作は、『明けない夜のリリィ』と対になる楽曲としても知られています。
夜明けを待つような美しいメロディとともに、深い絶望のなかにも希望の光を見いだそうとする心情が丁寧に紡がれた、暗い気持ちに寄り添ってくれる1曲です。
さよなら、僕のヒーロー傘村トータ

ピアノを基調とした静ひつな旋律と繊細なアレンジが印象的な、傘村トータさんの楽曲。
自立や責任感、他者を支える強さが描かれた本作は、2019年11月に発売されたアルバム『さよなら、僕のヒーロー』の表題曲として収録されています。
傘村トータさんの79作目となる本作は、過去の自分や理想像との決別を通じて、新たな一歩を踏み出す覚悟を歌い上げています。
失恋や挫折など、心が折れそうになるような経験をした人や、誰かと別れを経験した人の心に、深く響く1曲といえるでしょう。
告白平井堅

絶望的な闇や深い悲しみを描いた、平井堅さんの重厚な歌声が心に響く楽曲です。
2012年5月にリリースされ、テレビ朝日系ドラマ『Wの悲劇』の主題歌として起用されました。
悲しみを抱えた女性の視点から描かれる苦しみや諦めの感情が、独特な映像美のミュージックビデオによってさらに印象的に表現されています。
本作は、阿波踊りや歌舞伎といった日本の伝統芸能とダンスを融合した斬新な演出で話題を呼び、音楽的にも視覚的にも深い印象を残しました。
つらい気持ちを抱えながらも前に進もうとしている方や、自分のなかにある暗い感情と向き合いたい方に、そっと寄り添ってくれる1曲です。
悲しい歌(11〜20)
エルフAdo

孤独な存在として知られる伝説のエルフたちを想起させる壮大な物語が、Adoさんの圧倒的な歌唱力によって鮮やかに描き出されます。
果てしない旅路の中で、自分自身と向き合い、葛藤や苦悩を乗り越えていく魂の成長物語が胸を打ちます。
TBS系金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』の主題歌として2025年1月から放送され、広瀬すずさん演じる主人公の心情と見事に重なり合います。
本作は、戦いの道のりで感じる孤独や哀しみに寄り添いながらも、前に進む勇気を持つすべての人の心に響く一曲となっています。
残像の愛し方Tele

心の奥底に潜む痛みや後悔を優しく包み込むように紡がれる繊細な音世界。
Teleさんがゆったりと流れる叙情的な旋律に乗せて歌い上げる、失われた愛への思いは、聴く人の心に静かに寄り添います。
優しく、そして、ささやきかけるようなボーカルと、夜の街を映し出すような幻想的なサウンドスケープが織りなす空間は、どこか懐かしい切なさに満ちています。
2025年2月にリリースされた本作は、Teleさんの全国ツアーのテーマ曲として、3月からスタートする9都市12公演のライブを彩ります。
愛する人との別れを経験した方や、心に秘めた思いを持つ方に、そっと寄り添える一曲です。
楓スピッツ

はかなくも美しい別れの情景を、透明感のある旋律で紡ぎ出した珠玉のバラード。
スピッツがアルバム『フェイクファー』から1998年7月に発表した本作は、失った存在への思いを切なく歌い上げています。
時の流れの中で次第に和らいでいく傷心と、それでも前を向いて歩もうとする強さが、温かみのある演奏に乗せて描かれています。
1999年のフジテレビ系ドラマ『Over Time』での起用を皮切りに、2022年の同局『silent』まで、多くの作品で物語を彩ってきました。
心に深い傷を負った時、あるいは大切な人との別れを経験した時に聴いてほしい一曲です。
優しく寄り添うような草野マサムネさんの歌声が、必ずや心の支えとなってくれることでしょう。