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最新のハウスミュージック【2025】

皆さんは「ハウスミュージック」と言われて、どのような音楽をイメージされますか。

「ハウス」という略称で名前はよく聞くけどその実態はよくわからない……そんな風に思われている方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、2020年代の今も多種多様なジャンルを取り込みながら進化し続けているハウスミュージックの「今」をお伝えするべく、最新の「バンガー」な注目曲を中心としたラインアップをまとめて紹介しています。

歌ものも多くピックアップしていますから、ハウス初心者の方はもちろんダンスミュージックに抵抗があるという方もぜひチェックしてみてください!

最新のハウスミュージック【2025】(21〜30)

Lay LowTiësto

Tiësto – Lay Low (Official Music Video)
Lay LowTiësto

オランダ出身の音楽の魔術師、ティエストさんが2023年に届けた『Lay Low』は、冒頭からクラブシーンを席巻するような起伏に富んだビートと、厳選されたシンセサウンドで耳を奪います。

たった2分33秒の尺ながらも、それはまるで夏の陽射しを浴びながらの解放感を実際に体験しているかのよう。

ティエストさんの持ち味であるダイナミックな音響空間を装備し、アップテンポながらもどこか心地良いリラクゼーションを促す魅力的なトラックに仕上がっています。

ハウスミュージックの枠組みを柔軟に超えたサウンドメイクが、この1曲で堪能できるんですよ。

In A DreamACRAZE

ACRAZE – In a Dream (Visualizer)
In A DreamACRAZE

過去の名曲を現代のダンスフロア向けに蘇らせる手法は、多くのDJが得意としていますよね。

そんな中でもニューヨーク出身のプロデューサー、アクレイズさんの手腕は際立っていると言えるでしょう。

本作は1997年のヒット曲を、彼が得意とするグルーヴィーなエレクトロハウスとして再構築した作品です。

夢の中でしか結ばれない切ない片思いの感情を、高揚感あふれるシンセと躍動的なベースラインで包み込み、フロアを揺らす多幸感に満ちたアンセムへと昇華させている構成は、見事というほかありません。

この楽曲は2023年7月に公開された作品で、世界的ヒット『Do It To It』の流れを汲んでいます。

心地よいグルーヴに身を任せたい、そんな気分のときにぴったりの一曲ではないでしょうか?

If Love Is A Skill (feat. Sofi Tukker)LP Giobbi

LP Giobbi – ‘If Love Is A Skill (feat. Sofi Tukker)’ (Studio Performance Video)
If Love Is A Skill (feat. Sofi Tukker)LP Giobbi

ハウスミュージックの新境地を開いたL・P・ジョビーさんの楽曲『If Love Is A Skill (feat. Sofi Tukker)』は、ソフィー・タッカーのメンバーであるゾフィー・ホーリー・ウェルドさんのソウルフルなボーカルが織りなす、感動的な1曲です。

2023年5月12日リリースのアルバム『Light Places』からのシングルとして、愛が技能であるかのような視点で描かれています。

この楽曲は、世界各地のフェスティバルでも披露されており、観客を魅了して止みません。

クラシックの教育を受け、ジャズピアニストとしての顔も持つL・P・ジョビーさんの繊細でありながらダイナミックな音楽性を感じることができる、最高の作品といえるでしょう。

Big Love (David Penn Remix)Pete Heller

ピーター・ヘラーのかつての大アンセムを2019年にダンアップデーのバージョンにエディットした1曲。

王道感はそのままに、よりフロアユースなエディットがされた2019年バージョンです。

キックがしっかりと鳴り、かつフィルターハウスのような展開の作り方はアッパーでもなく、よりディープなリミックへと昇華します。

Cynicaltwocolors x Safri Duo x Chris de Sarandy

twocolors x Safri Duo x Chris de Sarandy – Cynical (Directed by Specter Berlin)
Cynicaltwocolors x Safri Duo x Chris de Sarandy

2023年に登場した『Cynical』は、ベルリン出身のエレクトロデュオtwocolorsが、Safri DuoさんとChris de Sarandyさんとコラボレーションして発表した楽曲。

緊張感を帯びた電子音が特徴で、リスナーの心に訴えかける楽曲となっています。

クラブシーンで絶対に盛り上がるこの楽曲は、心の内を隠し続ける対話のない関係の冷たさを音で描いており、その構成は聴く者に深い印象を残します。

心情を赤裸々に表したこの曲は、間違いなくコミュニケーションの重要さを伝えており、新世代のEDMファンに強くオススメできる1曲です。

Beggin’Chris Lake & Aluna

Chris Lake & Aluna – Beggin’ [Official Visualizer]
Beggin'Chris Lake & Aluna

クリスレイクさんとアルーナさんのコラボによる『Beggin’』は、2023年のハウスミュージック・シーンを鮮烈に彩る楽曲です。

ラテンハウスの持ち味を生かしたこのトラックでは、アルーナさんの魅惑的な歌声とクリスレイクさんの巧みなプロダクションが融合。

心地よいビートと躍動するサウンドが、聴く者の足を自然と動かしてしまいます。

透明感のあるヴォーカルに込められた恋の駆け引きは、舞い踊るリズムに合わせて紡がれ、ダンスフロアだけでなく、日常のシーンでも光を放つでしょう。

コーチェラとブルックリン・ミラージュでのライブが待ち遠しいですね。

ScarsJayda G

Jayda G – ‘Scars’ (Official Video)
ScarsJayda G

独自のディスコテイストをまといながらも、ハウスの新機軸を打ち出した『Scars』は、ジェイダ・Gさんの確かな才能が光る一曲です。

心に沁みる歌詞と、柔らかでありながらも強さを感じさせるメロディが、多くの音楽ファンを惹きつけることでしょう。

彼女の2023年6月9日リリースのこの新しい作品は、耳馴染みの良いハウスミュージックとしてダンスフロアだけでなく、日常の様々なシーンにも馴染む素晴らしいトラックです。

挑戦を恐れず、常に成長を追求する彼女の姿勢が、この曲からも強く感じられますね。