【2025】日本のクラブミュージック。J-DANCE
世界には大きく分けて2種類のクラブがあります。
1つは専門的な音楽を楽しむコミュニティのような側面を持ったクラブ。
もう1つは、とにかく踊れる楽曲をプレイするクラブ。
日本は後者の文化が非常に発展しており、1990年代から常にクラブミュージックは人気を集めています。
今回はそんな日本のクラブミュージックのなかでも、最新の楽曲をピックアップしました。
EDMやハウスなど、さまざまなジャンルからセレクトしているので、電子音楽が好きなコアなファンの方も楽しめると思います。
それでは最後までごゆっくりとお楽しみください!
【2025】日本のクラブミュージック。J-DANCE(86〜90)
LIGHTNINGMAZZEL

オーディション番組「THE FIRST」から派生した新世代のダンス&ボーカルグループ、MAZZEL。
『LIGHTNING』はそのタイトル通り、シャープでクールなサウンドとダンスで、まさに電光石火のような勢いを感じさせますよね。
SKY-HIが手がけた疾走感あふれる歌詞に、中毒性のあるサウンド、セクシーさとダイナミックさを兼ね備えたダンスに思わず見とれてしまいます。
夏らしいラテン調をベースにしたヒップホップナンバーで、クラブでかかったら盛り上がること必至。
ドライブ感と開放感に浸って踊りまくってください!
ARE YOU DOWN?MÖSHI

軽快な4つ打ちビートが心地いいこの作品は、ラッパーのほかにもデザイナーとしても活躍しているMÖSHIさんの1曲。
テックハウスを思わせるハイセンスなトラックにMÖSHIさんの低音ボイスによるラップが乗せられており、そのコントラストがなんとも心地いいんですよね。
リリックの中では音楽を聴いて踊るシーンが描かれています。
そうしたリリックの通り、聴けば思わず体を揺らしたくなってくるような洗練された1曲です。
Loveyahyel

深いメッセージ性に心打たれる曲として『Love』を紹介します。
こちらは3人組ロックバンド、yahyelのアルバム『Loves & Cults』に収録されている1曲。
アルバムはタイトルの通り愛と崇拝をテーマにしているのですが、その中でこの『Love』は、愛とは何なのか掘り下げる役割を果たしています。
そして、オペラのようなコーラスからは壮大さや神聖さを感じられます。
リラックスできるような曲調なので、聴きながらじっくり愛について考えてみるなんて楽しみ方もありです。
悪党の詩 REMIXD.O × Red Eye

ヒップホップMCとしてカリスマ的人気のD.Oさんと高校生ラップ選手権でのパフォーマンスがきっかけで注目を集めているRed Eyeさん。
この2人のシナジー効果がたっぷりと感じられる『悪党の詩 REMIX』はイチオシのクラブミュージックです。
するどいリリックで現代の闇をうまく切り取るRed Eyeさんに対して、D.Oさんはゆるいグルーブで同じ歌詞を繰り返していて、そのコントラストがクセになっちゃうんですよ!
MillowTimpo da flippa

腹に響く太いベースの音がクセになるTimpo da flippaの『Millow』。
この曲は2010年代初期にシカゴから広まったドリルミュージックというヒップホップのサブジャンルの影響を受けたサウンドが魅力です。
このドリルミュージックはシカゴで起こる事件などをテーマにしていたことから暴力的でダークな雰囲気が特徴で、音楽的には「タータッ」という付点8分音符のリズムでスネアが鳴ります。
この曲はハイハットが付点8分音符のリズムにアレンジされていて、それがまたかっこいいんですよ!