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【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲

恋人や家族、友人など、大切な方との死別をテーマにした曲を集めました。

深い悲しみにくれる曲や、生前の感謝の思いを歌った曲、思い出を見つめ直す曲、亡くなった方目線の曲……。

さまざまな視点から描かれていますが、どれも故人や残された人への愛であふれています。

喪失感で苦しんでいる方や、旅立ってしまった大切な人への思いを整理したい方は、ぜひ聴いてみてください。

別れという事実を忘れることはできませんが、きっと曲を聴いているうちに、ともに過ごした日々を穏やかな気持ちで振りかえられるようになるはずです。

【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲(141〜150)

himawariMr.Children

Mr.Children「himawari」Music Video
himawariMr.Children

映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌として制作されたMr.Children珠玉の1曲。

桜井和寿さんが紡ぎ出す歌詞はそのどれもが美しく、胸にグサッと刺さる言葉もたくさん。

また、映画のストーリーとも重なる部分もありますよね。

とくに楽曲終盤の歌詞は、劇中に登場する桜良と「僕」の正反対な性格が表現されているかのよう。

彼女を亡くした悲しみと、それでも前向きに思い出を抱えて生きていくという決意が感じられる力強い1曲です。

Memorial address浜崎あゆみ

心の中にある不安定な感情を整理できずに、そのままぶつけたようなイメージの楽曲です。

楽曲全体を通して叫びにも思える悲痛な様子が歌声から伝わってきます。

突然訪れた死という別れを受け入れられない様子、別れの言葉すらも伝えられなかったことへの後悔の思いが歌詞にも描かれています。

悲しみの中にいるようなピアノ中心のサウンドと、感情を爆発させたような激しいギターサウンドが交互にやってくるところからも、感情が整理しきれていない様子がイメージできますね。

I know how you feelイイプルギスの夜

大切な人を失う悲しみをストレートに歌った1曲。

この曲の聴きどころは、ある人にとってはかけがえのない誰かが、他の人にとってはそうじゃない、と比較していることです。

一見すると冷たく感じますけど、現実にはけっこうそういう面があったりします。

人を失うことの、悲しみとそれ以上のことを、あらためて考えさせられます。

岡崎体育

岡崎体育 『式』Music Video
式岡崎体育

構成力や演出力も群を抜いている岡崎体育さんがつづる死別の歌詞。

そう思うと『式』はお葬式なのでしょうか。

悲しみで放心状態となった者だけが見えるゆがんだ世界が悲しみを増します。

この曲を死別と解釈するのは一つの考えで、大切な人との別れや究極に悲しい出来事を経験したことへの思いかもしれません。

あなたにはどう聴こえました?

十七歳の天使岡本真夜

【cover】岡本真夜 十七歳の天使
十七歳の天使岡本真夜

4枚目のアルバム『Hello』に収録された曲です。

岡本真夜さんといえば大ヒット曲『TOMORROW』のイメージがあり、前向きでポップな印象がありますが、アルバム曲には違う顔の曲があります。

こちらはジャジーなピアノのサウンドに情感をのせた曲。

歌詞の内容は悲しみがありますが、何度も聴きたい1曲です。

さくらBUCK-TICK

1987年のデビュー以来、一度もメンバーチェンジや長い活動休止などもせずに、精力的なライブ活動や先鋭的な音楽性を内包した作品のリリースをし続けて世代を問わず熱烈なファンベースを持つ日本が世界に誇るロックバンド、BUCK-TICK。

こちらで紹介している『さくら』は1991年にリリースされた名盤『狂った太陽』に収録されており、後に代表曲の一つである『JUPITER』がシングルカットされた際に、カップリング曲としても収録された楽曲です。

ファンの間でも非常に人気の高い曲で、現在も折に触れてライブのセットリストに組み込まれている重要なナンバーなのですね。

カリスマティックなボーカリスト、櫻井敦司さんの亡き母に向けた歌詞は独自の詩情に満ちたもので、あからさまに感動させるようなタイプの追悼歌とは違う痛切なまでの思いに、聴く人は心の奥までかき乱されることでしょう。

BUCK-TICKのファンならずとも、ぜひ聴いてみてください。

See you again(remix)ずんだれ

ずんだれは、長崎県対馬発のユニット。

原曲はWiz khalifaの『See you again ft.Charlie Puth』です。

命の尊さを歌った、Remixバージョン。

災害や戦争、突然大切な人を失う悲しみを歌いながら、いのちの奪い合いのゲームに疑問を投げかけています。

なぜ人が亡くなるだけの、意味のない戦いがいまだなお続いているのか。

考えられずにはいられません。